いつもありがとうございます、一葉です。
弊宅閲覧者数・延べ50万人様を記念して、愛海様からお与かりして完結した原作沿い記念リクエストのおまけをお届け致します。
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ふるいの中に残るもの◇おまけ1
■ ふるいの中に残るもの ◇愛のミッション ■
「 キョーコ・・・・・ 」
「 …ん…… 」
コーンとの愛のミッションはクセになる。
時間が経つほど溢れ出て来る汗は
けれどサラッとしていてなぜか肌触りが心地いい。
でもいつしかそれも、どちらの体液か分からないくらいに混ざり合う。
愛おしい、愛のミッション。
――――――― ひとときだって離れたくない・・・
お互いの背中に両手を回し
存在を確認し合っている鏡の中の私たち。
私の肌と
私とは色味の違う彼の肌が、重なり合っているのが見える。
コーンの肩から指先までの程よい筋肉質が光ってとてもきれいで
腰から太ももにかけて流れる立派なフォルムを見るだけで昂奮できる。
いま私はこの人に抱かれている。
そう思うだけで至福に浸れ
心だけでなく、視覚でも眼福を味わう、贅沢な一刹那。
「 ……キョーコ 」
「 ん? 」
「 よそ見しないで。俺から目を離さないで。それをされると不安になる。俺のものなのに、まだ俺のものじゃない気がする・・・ 」
「 ・・・・・クス。それ、考えすぎだと思う。だって私、鏡に映る私たちを見ていただけだもの・・・・・あぁぁっっ!! 」
いきなり彼は
私が感じるところを思い切り責め立て始めた。
予期せず声を上げてしまって
あまりの快感に目から涙がこぼれると
コーンは満足そうな笑顔を浮かべ、私の頬にキスをした。
「 君の体をこんな風にしたのは俺で、いま君を感じさせているのも俺だよ、分かる?そんな君を見られるのも俺だけ… 」
コーンのつぶやきに思わずクスリと笑ってしまう。
なんて愛おしい、独占欲。
「 なんで笑うの 」
「 だって・・・・・・幸せだなぁって思って 」
「 本当に? 」
「 うん♡ 」
コーンとの愛のミッションはクセになる。
あなたもそう思ってくれていたら
それだけで私はとても嬉しい。
END
■ おまけのおまけ ■
流産直後の体は弱っているので、心だけでなく体も休ませるように…と、退院の時に言われていた。
けれどじっとしていると落ち着かなくて、こまごまと私が動いていると・・・
「 キョーコ、いつになったら座るんだ。もうダメだよ、こっちへおいで!! 」
コーンが私を強制連行。
ビッグなテディベアよろしく、私を後ろから抱きしめる。
釣られてそのままソファへ…。
「 ・・・先生に言われただろう。妊娠状態になったことで子宮内は大きくなろうとしたのに、その必要がなくなってまた元のサイズに戻ろうとしているんだ。そのためにホルモンバランスが崩れて体調は悪化するって。だからしばらくは安静にしていないとだめだって 」
「 でも、もう一人の体なんだし、私は少しも辛く感じていないし。だから多少は… 」
「 ダメです!ほら、手持ち無沙汰なら坊を抱きしめていればいい 」
「 ・・・・・・小っさ 」
コーンに寄りかかりながら、私は手元に来た坊のぬいぐるみを見下ろした。
――――――― チッチッチ!ダメだよ、いつまでも落ち込んでいたら。
気持ちは判るよ?でも切り替えなきゃ。ね?
いつかきっとまた可愛い赤ちゃんが来てくれるよ!!
前向きな坊の笑顔に励まされ
微笑しながら少し長く瞼を伏せた。
視界を開き、テーブルに置きっぱなしだった自分のスマホを手に取った私は、暗証コードのKUONNを入れる。
「 …キョーコ? 」
「 コーン。笑顔!! 」
いつかそんな日が来ると良いなって
考えながら振り返り
コーンの頬にキスした瞬間を自撮りした。
⇒ふるいの中に残るもの◇おまけ1・拍手
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※こちらおまけ2です⇒ふるいの中に残るもの◇おまけ2
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