うちの長女は病院で管理栄養士をしています。
今日はその娘から聞いた話、
乳幼児の貧血が増えている
についてです。
彼女が勤務する病院では、
ここ最近乳幼児の貧血患者さんが増えているそうです。
「○○市だけなのかなぁ・・・」と思って調べたところ
全国的に増加傾向だったそう。
知らなかった!!!
貧血 ときくと ヘモグロビン不足かな? とまず思いますが
娘からの今回のテーマは 「フェリチン」
ここ数年テレビでも取り上げられることが増えてきたこの言葉、
あなたはご存知ですか?
フェリチン とは、鉄分を貯蔵することができるたんぱく質で
心臓、肝臓、脾臓などの内臓や小腸の粘膜などに存在します。
このフェリチンの値が高いと体内に備蓄されている鉄が多い ということになります。
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私たちが摂取した鉄分はまずヘモグロビンにいきます。
なぜならヘモグロビンは 生命維持に直結する身体の隅々まで酸素を運ぶ働きを持っているためです。
血液内のヘモグロビンに十分な鉄分が供給されるとやっと残りがフェリチンに回され貯蔵されます。
反対に血液中の鉄分が足りなくなるとフェリチンに貯蔵されている貯蔵鉄を使って不足分を補います。
お金と同じようなものですね。
手持ちのお金(ヘモグロビン)が充分であれば貯金(フェリチン)する、
逆に手持ちが少なければ貯金を切り崩す…
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さて本筋に戻ります。
「乳幼児の貧血が増えている理由」
どういうことか気になりますよね。
赤ちゃんは母体からフェリチンを貰って生まれてきます。
しかしその備蓄はだいたい4か月くらいで底をつくらしく、それ以降は外部から摂取し備蓄に回さないとフェリチンの値はどんどん減少していくことになります。
離乳食開始が5か月目安といわれる根拠がこれです。
しかしながら最近はアレルギーの心配などから離乳食開始が遅かったり、半年以上の月齢でも母乳だけだったりのご家庭が増えているとのこと。
(うちも8か月までは完全母乳だった・・・)
彼女の病院内部での調査では、
生後一年間、ほぼ母乳栄養だけで育った子供さんに顕著に症状がでていたとのことでした。
乳幼児の貧血。
子育て世代の皆様には是非知っておいて欲しい情報です。
こどもの貧血について
こちらの病院の説明が詳しくてわかりやすいので是非チェックしてみてください。
色々考えさせられるお話でした!
に、しても食が大事という着地点は変らずです。
お子さまもご自身も、カラダの土台をつくるには「食」が大事。
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