やたら上半身に汗をかくようになった...
そんなお声を頂くことが多いです。
更年期のせい？で一括りにされがちな汗問題、
今日は別の視点からなぜ頭や顔、首に汗を多くかくようになったか、について簡単にご紹介します。
結論から言うと....
汗腺が下半身から衰えるため、
発汗量がかわらなくても汗が増えた気がする
と、いうことです。
参考サイト～井上芳光 著 · 2003 · 被引用数
熱放散反応は,
皮 膚血流量→単一汗腺あた りの汗出力→活動汗 腺数と老化の進行に伴ない順次低下し,
こ の一連の低下は
下肢 →躯幹後面→躯幹前面→上肢→頭部と進行する.
つまり今まで営業（活動）していた汗腺が年齢とともに閉店（非活動）
その閉店する割合が圧倒的に下肢に多いということ。
なので
衰えやすい下半身の汗腺に
・汗かくトレーニング
・適度な運動
・入浴
そんな工夫をすることで、
上半身の汗の量を減らすことは可能かもしれません。
ちなみに...活動している汗腺の数の国別比較もあって、
寒い国ロシアは１８９万
暑い国フィリピン２８０万
という具合に、結構な差があります。
その理由は
暑い国の人のほうが能動汗腺が多く、その数は乳幼児期（生後１～２年）に暑い環境で暮らしたかどうかで決まる。
生育歴が関係してくるとなると、数を増やすことはちょっと難しい...
なので、
持ち駒（汗腺）を衰えさせないということにフォーカスしましょう。
もっと詳しくしりたい方はこちらのサイトで国別の汗腺の数をご確認ください！
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