鍼灸治療室には本当に様々な症状を抱えた患者さんがいらっしゃいます。
今日はその中でも
「学校に行けなくなったお子様」についてお話したいと思います。
「行かなくなった」
のではなく
「行けなくなった」
お子様です。
「通学していない」
という現象は同じですが理由が全く変わってきます。
私、中学受験を控えたお子様のいらっしゃるご家庭には
「近場で相性の良い学校を視野にいれて!」
とお伝えしています。
なぜそんなアドバイスをするのか?
それは学校に行けなくなった理由が
圧倒的に
「通学ストレス」だからです。
あなたのお子様が学校へ行けなくなった・・・
その時考えられる理由ってどんなものですか?
思い浮かぶのはいじめでしょうか。。。
そうしたお辛い状況で学校へ通えなくなるお子様も多いと思います。
が、しかし、
当院にいらしてる患者さん、
学校内での問題よりも「通学」によるストレスが大きくて
通えなくなっている方がほとんどです。
この事実、うちが鍼灸治療院だからですね!
うんうん。
うんうん。
学校に行けなくなったわけ
当院に治療にいらしたきっかけ。
もちろん不登校だから!ではありません。
もちろん不登校だから!ではありません。
アトピーだったり頭痛、不眠など身体的な不調で親御さんに連れられていらっしゃいます。
治療を進める中でなんとなく学校の話になり、
通えなくなった理由を自ら話してくれます。(私からは理由いっさい聞きません)
その結果をまとめると
①通学時間が長く疲れ切った
②通学電車の混み具合に耐えられない
③通学途中での性的被害によるトラウマ
この3つです。
①②に関していうと、
通学することにエネルギーを使い果たして疲れ切ってしまい、
学校生活を送ることができなくなるのです。
行きたくても身体が動かなくなくなる
朝起きられなくなる
微熱が続く
などの症状が出てきてからの不登校、
というコースを辿るお子様がいることをぜひ知って頂きたいです。
通学時間が長いとどうしても睡眠時間が減るのでより一層その傾向は強まります。
元々の性質が繊細だったり聴覚が良すぎる場合、
からだにダメージが大きくでます。
カラダを変えていくことで新しい進路へ向かう活力を
①②の理由から学校に行けなくなったお子様の場合、
基本的にお身体のエネルギーが不足していたり、めぐりが悪かったりします。
その結果、身体的な不調が現れます。
ついつい私達大人は
子供は疲れない
とか
エネルギーがありあまっている
とか考えがちですがそんなことはありません。
ホルモンの影響を受け始めるこの時期、
身体の中では過酷な変化が起こっています。
そうした身体の状態を把握し適切なケアを行うと、
みるみるうちに生気を取り戻していきます。
(このとき本当に東洋医学って役に立ちます!)
気力体力がありエネルギッシュな方にはわかりにくいか内容と思いますが、
例えて言うなら高熱で寝込んで動けなかったのが体力が回復してくると
寝ていられなくなる。。。的な感じでしょうか。
私自身体力がなく病弱でもあったので、
高校2年の途中からは教室内にいることがしんどすぎて、
高校3年ではやっとこ卒業にたる日数をこなしてなんとか卒業。
自由度の増した大学生活は体力的にも楽ちんで、
非常に充実した時間を過ごすことができました。
とはいえ、会社員時代は週6日の勤務。
これは1年半で脱落。
疲労から週の後半は身体が痙攣し始めていました。
体調の悪さのおかげで鍼灸に出会い、
週に数回のペースのおかげで長く仕事を継続できています。
彼・彼女達の発する声をリアルに共感できる点では、
ある意味この低空飛行の体質のおかげかもしれません。
ともかく、
気力体力を取り戻したお子様達は自ら新しい道へ進んでいきます。
必要な情報を知ることが大切
自分のカラダを観察し、
体質をしることで自分にとって何が必要か不必要かということが理解できます。
・食生活の見直し(食べると体調悪くなる物を知る)
・自宅でのケア(ツボにお灸とか)
・運動法
この3点にアプローチすることで活力が戻ってきます。
次回は具体例として、
お腹の具合が悪くて通学できなくなった事例についてお話します。
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