「では、おひとり1分ずつ自己紹介をお願いします!」

 

 

オンライン交流会やセミナーで、突然この言葉を聞いた瞬間…… 

ドキッとして、喉の奥がキュッと締め付けられるような

感覚になったことはありませんか?

 

 

「何を話すか事前にちゃんとメモしてきたのに…」

 「練習はバッチリだったはずなのに…」

はじめましての人たちを前にすると、

頭が真っ白になって声が出づらくなりますよね。

 

 

実は先日、私の受講生さんからも

こんなお悩み相談をいただきました。

 

「準備はしっかりしていくのに、

本番になるとどうしても緊張でガチガチになっちゃうんです…」

 

 

でもね、まず最初にお伝えしたいことがあります。

これは、あなたの心が弱いからでも、

度胸がないからでもありません!

決して自分を責めないでくださいね。

 

 

  緊張の正体は、「心が弱い」からではなく「身体の防衛反応」

 

実はこれ、あなたのメンタルの問題ではなく、

人間の身体の仕組み(メカニズム)として起きている

「防衛反応」なんです。

 

 

人は緊張や不安を感じると、

無意識に息を止めたり、呼吸がすごく浅くなったりします。

すると、身体の中で何が起きるかというと……

 

  1. 浅い呼吸になる

  2. 脳が「ヤバい!今危険な状態だ!」と勘違いする

  3. 肩や首にギュッと力が入り、全身がガチガチの「戦闘モード」になる

 

という恐怖のループに陥ってしまうんです。

頭の中でいくら「大丈夫、落ち着こう」

「リラックス、リラックス…」と自分に言い聞かせても緊張が抜けないのは、

身体が戦闘モードのまま固まっているからなんですね。

 

 

  「心」を変えるより「身体」を緩まるのが先!

 

よく「緊張に負けない強いメンタルを作ろう!」と言われますが、

実は順番が逆なんです。

 

 

× 感情が身体を動かす

◯ 身体の状態が、心(感情)を作っている

 

 

だからこそ! 緊張を解く一番の近道は、

マインドを変えようと根性で頑張ることではありません。

「身体側からアプローチして、力を抜いてあげること」 なんです。

 

 

物理的に「ふぅ〜っ」としっかり息を吐き出して身体をゆるめてあげると、

脳に「あ、なんだ、今は安全な場所なんだな」と正しい信号が伝わります。

そうすると、後から自然と心のリラックスがついてくるんですね。

 

 

思考でどうにかしようとする「気休めの気分転換」ではなく、

自律神経のスイッチを物理的に切り替えてあげることが大切なんです。

 

 

  体感すると、本番がビックシするほどラクになる!

 

「頭では分かっているのに、本番でどうしても力んじゃう…」

そんなときこそ、「もっと考えなきゃ!」と頭を使うのをやめて、

まずは「身体の力み」を解いてあげましょう。

 

 

私の講座やワークショップでは、

この身体の緊張をすーっと抜いていく「3分間のため息ワーク」というものを、

実際に体験していただきながらお伝えしています。

 

 

言葉で理解するだけでなく、

「あ、身体がほぐれるとこんなに声が出やすいんだ!」という

【身体から整える感覚】を一度一度掴んでしまうと、

本番で緊張したときのリカバリーが本当にラクになりますよ。

 

 

「いつも緊張で肩に力が入っちゃうな」 

「本番に強い自分になりたいな」

という方は、まずは今この瞬間、ご自身の「呼吸」や「肩の力み」に

そっと意識を向けてみてくださいね。

 

 

まずは深く、息を「吐く」ことから試してみましょう!

「大勢の前で質問するのって、なんだか気が引けちゃうんですよね……」

 

 

講座の受講生さんから、そんな切実なお悩みをいただきました。

 

 

 

うんうん、本当にそのお気持ち、よく分かります。

新しいコミュニティや講座に入ったばかりの時って、

 「どんな雰囲気かな?」「こんな質問しても大丈夫かな?」って、

つい周りの様子を見てためらってしまうものですよね。

 

 

実は何を隠そう、私自身も昔はまったく同じで、

手を挙げるのを躊躇してしまうタイプでした。

 

 

でも、講師としての経験を重ねてきた今、心からこう感じているんです。

 

 

「疑問をそのままにしておくのって、本当にすごくもったいない!」

 

 

なぜなら、人間の脳って思っている以上にドライだからです(笑)。 

疑問が浮かんだその瞬間に解決しておかないと、

驚くほど綺麗さっぱり忘れてしまうんですよね。

 

 

さらに言うと、せっかく勇気を出して質問して答えをもらっても、

ただ「ふむふむ、なるほど〜」と聴くだけで満足してしまうと……

これまた不思議なことに、時間が経つと頭から抜けていってしまいます。

 

 

じゃあ、どうすれば学びがちゃんと自分の力になるのか?

大切なのは、「小さく試してみる」ことです。

 

  • どんなに小さなことでもいいから、教えてもらったことを実際にやってみる。

  • 上手くいったら、「できた!」と自信にする。

  • もし上手くいかなかったら、「何が違ったのかな?」と一度立ち止まって分析してみる。

 

この「自分で動いて、考えてみる」というプロセスをひとつ通すことで初めて

学びが借り物ではなく「自分ごと」になって身についていくのだと思います。

 

 

昔の私は、もっと簡単にパッと変われる魔法のような解決策や、

手っ取り早いテクニック(How to)ばかりを必死に探していました。

 

 

でも、「本当の学びってそういうことじゃないんだな」と、

遠回りをしてようやく分かってきた気がします。

 

 

(……あ、それと正直なところ、年齢を重ねるにつれて

「ここで確認しておかないと本当に忘れる!」という切実な危機感から、

良い意味で図々しくなれたのも大きいかもしれません笑)

 

 

せっかく貴重な時間とお金を使って飛び込んだ学びの場。

「こんなこと聞いていいのかな?」という小さな疑問こそ、宝の山です。

 

 

そのまま放置せずにどんどん確認して、あなたの成長の糧にしていきましょうね!

「なんでこんなにモヤモヤするんだろう・・・」

 カラッとお願い上手になれたら最高ですよね!

先日、受講生さんからこんなお悩みを伺いました。

 

 

「私、無意識にポンと簡単にリクエストしてくる人に

イラッと来ちゃうんですよね…」

 

 

聞いていて、「あぁ、それすごく分かるなぁ」と私も

深く頷いてしまいました。

実は私自身も、最近似たような出来事があったんです。

 

 

主催者の方が「福岡で滝行のイベントをやります。

よかったらどうぞ!」とLINEグループに案内を

出してくださったときのこと。

 

 

ある方がすかさず、 

「ぜひ北海道でもやってください!」

軽やかにリクエストされていたんですね。

 

 

それを見たとき、私は一瞬で

「えっ…」と思ってしまいました。

  •  

  • 先生の交通費はどうするんだろう?

  • そもそも北海道にそんな滝行ができる場所があるのかな?

  • どこまで本気で言っているんだろう…?

 

その場は「いろんな考えの人がいるよね」と

気持ちを収めたのですが、あとからじっくり

「なぜ私はあんなにモヤッとしたんだろう?」と

自分の心と向き合ってみました。

 

誰かの「軽やかな一言」にモヤッとする3つの理由

自分の心を探っていくうちに、気づいたことが3つありました。

 

1. 自分の中に「強烈なブレーキ(我慢)」があるから

自分なら「先生の負担になるかも」

「そんなの無理に決まってる」と、

相手の事情を先回りして考えてしまいます。

 

 

そして、口に出すことすら自分に禁止していたんです。

 自分が必死にブレーキを踏んで我慢しているラインを、

軽々と超えていく人を見たとき、

人は「イラッ」や「モヤッ」を感じてしまうのだと気づきました。

 

2. 相手はただ「自分の素直な気持ち」を口にしただけだから

リクエストした方に悪気や打算があったわけではなく、

ただ純粋に「行きたい!」

「北海道でもやってくれたら嬉しいな」という自分の気持ちを、

素直に言葉にしただけなんですよね。 

 

 

相手の「素直さ」と自分の「我慢」のギャップに

心が反応していただけだったのです。

 

3. 日常のささやかな「助けて」「お願い」を自分で抱え込んでいるから

振り返ってみると、日常のちょっとした場面でも同じことが起きていました。

  • 「いまちょっと手一杯だから、ここだけ手伝ってもらえる?」

  • 「〇〇さん得意だから、これお願いしてもいい?」

こんなささやかな一言すら、

「相手に迷惑がかかるから」と勝手に遠慮して自分で抱え込み、

言えないままストレスを溜めていたのかもしれない…とハッとさせられました。

 

モヤモヤは、あなたが優しすぎるサイン

相手を思いやる優しさを持っているからこそ、

相手の事情を考えて言えなくなってしまうんですよね。

 

 

でも、そろそろ「私ももう少し、

周りに甘えたり頼ったりしてもいいのかもしれない」と

自分に許可を出してあげてもいい時期なのかもしれません。

 

 

誰かの「軽やかな一言」にモヤッとしたときはチャンスです。 

それは、「あなたが知らず知らずのうちに抱え込んでいた我慢」に

気づかせてくれる、大切な心のサインなのかもしれませんね。

 

 

今日から少しずつ、自分の気持ちに素直に、

周りに軽やかに頼れる練習を始めてみませんか?

「ちゃんとやらなきゃ」
「もっと行動しなきゃ」


そう思えば思うほど、
なぜか体が重くなって動けなくなってしまう……。
そんな経験はありませんか?



実は先日、講座の受講生さんからも
「行動しようとするとフリーズしてしまうんです」という
ご相談をいただきました。


こういったとき、私はまず
「そのとき、体のどこが反応していますか?」と
お聞きするようにしています。


……なんてお伝えしている私ですが、実は昔、
「体の声を聞いてみて」と言われても、
「え、どういうこと? 体が喋るわけじゃないし……」と
本気で思っていました(笑)。


当時の私は、それくらい「脳みそ(思考)」ばかり使っていて、
頭でっかちになっていたんです。

 

  思考に頼りすぎると、体が置き去りになる

 


「こうあるべき」「ちゃんとしなきゃ」と
頭の中(思考)だけで考え続けていると、
無意識のうちに自分の限界を超えて頑張ろうとしてしまいます。


その結果、体が発している
「ちょっと休んで!」「無理してるよ!」というSOSサインに
気づけなくなってしまうのです。


みぞおちがキュッと締め付けられる感じがする

無意識に肩に力が入って上がっている

呼吸が浅くなっている



こうした「体の違和感や感覚」に
そっと意識を向けてあげること。
それこそが、「自分がどれだけ無理をしていたか」に
気づく大切なサインになります。

 

  ぐるぐる思考を止める第一歩

 


行動できずにフリーズしてしまうのは、
あなたの意志が弱いからではありません。
頭の中の「思考のループ」に

ハマってしまっているだけです。


そのループを断ち切る一番の第一歩が、
「体の声を聞くこと

(体の感覚に意識を向けること)」なんですね。


頭で悩みそうになったら、
一度深呼吸をして、

自分の体に問いかけてみてください。


「私は今、体のどこに力が入っているかな?」
「心地いいと感じてる? それとも緊張してる?」


あなたは最近、ご自分の「体の声」、
ちゃんと聞いてあげていますか?


頑張り屋ちなあなたこそ、
たまには頭をお休みさせて、
体の感覚を優しく観察してみてくださいね。

「どうしても、朝、動けないんです……」


朝、パッと目が覚めても
どうしても布団から出られない。
身体がまるで鉛のように重くて、
指一本動かすのすら億劫になる。


先日、私の講座の受講生さんから、
そんな切実なご相談をいただきました。



 

 

その方は、お話を伺いながらポロポロと涙を流し、
「やらなきゃいけないことは分かっているのに、動けない。
私はなんて怠け者なんだろう……」と、
ご自身を激しく責めていらっしゃったんです。


実は、こうしたお悩みを抱える方は、
決して少なくありません。


特に、職場で責任ある立場にいたり、
周囲から頼りにされている
「真面目で優秀な方」ほど、この状態に陥りがちです。


会議で「何かおかしいな」と違和感を覚えても、
空気を読んでグッと飲み込んでしまう


「自分がやった方が確実だから」
「周りに迷惑をかけられないから」と、
夜遅くまで一人で仕事を抱え込んでしまう


そんな風に、日々、誰かのために
神経を張り巡らせて頑張っていませんか?


ですが、心理学、そして身体心理学の視点から
明確にお伝えしたいことがあります。


あなたが動けないのは、
意志が弱いからでも、
能力が足りないからでもありません。


限界を超えるほどの
過剰なプレッシャーやストレスを受け続けた結果、
あなたの脳と身体が、あなたを守るために自動的に
「守りモード(安全ロック)」をかけてしまっただけなのです。


パソコンに例えるなら、
たくさんのアプリを開きすぎて熱を持ち、
システムが一時的に「フリーズ」してしまっている状態。


つまり、心の問題ではなく「物理的なエラー」が
起きているだけなのです。


それなのに、多くの真面目な人は
「もっと頑張らなきゃ」「効率を上げなきゃ」と、
フリーズしたパソコンにさらに重いアプリを
インストールしようとしてしまいます。


いま必要なのは、これ以上頑張るためのスキルを
足すことではありません。
その、心と身体にギューッと食い込んでいるロックを
「外してあげること」が最優先です。


先ほどの受講生さんにも、
身体心理学をベースにしたアプローチをお伝えしました。


まずは「動けない自分」を責めるのをやめ
脳の過剰な警戒信号をオフにする
小さなコツを実践していただいたところ……


「私がダメなわけじゃなかったんですね……!」


と、心の底からホッとした表情を浮かべられました。


「自分が悪いわけじゃない」
その圧倒的な安堵感に包まれた瞬間から、
こわばっていた表情がパッと緩み、
その方が本来持っている軽やかなエネルギーが
戻ってくるのを肌で感じました。


植物が新しいきれいな花を咲かせる前には、
土の中でじっとエネルギーを蓄える時間が必要です。


今のあなたに必要なのも、
アクセルを踏み込むことではなく、
まずはブレーキを外して、
深く息を吸い込める状態に戻ること。


どうか、動けない自分を責めないであげてくださいね。


今日も、頑張りすぎているあなたが、
少しでも深い息を吸えますように。