お待たせしました。
「漢方とわたし」第二回です。
どうしても「漢方とわたし」を連載する(笑 にあたって、
しばし今までの成育歴?を語ることになります。
ご容赦ください。
前回のあらすじはこちらです。
大学のころ、主に処方されていたのは
「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」という薬でした。
いわゆるパッケージの説明からすると、
まったく私の症状には当てはまっていません。
が、
この薬が本当にいい仕事をしてくれて、かなり楽に暮らせるようになっていました。
当時一番つらかった症状はお腹の締め付けるような痛みでした。
それと連動して背中の痛み。
食べ合わせによっては動けなくなるほどの痛みが結構頻繁に起こっていたのです。
もちろん病院での検査では特に異常なし。
こういう時こそ威力を発揮するのが東洋医学(広い意味での)
予定通り 笑
投薬が始まりかなり痛みの発作は減ってきていました。
。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
それから半年ほどして父の転勤が決まり、
わたしは寮で生活することになったのです。
ここで人生初の解放感を味わえた!
心が解放されるってすごいね。
いつもの空が青い。
心地よい風が通り過ぎるとでも言うのかな。
そう、解放されるって気が流れる。
いかに自分が束縛され圧迫されてきたかを改めて感じたことを記憶しています。
話がかなり横道にそれそうなので詳しい内容は控えますが・・・
親子の相性ってありますよね。
こどもの頃から
母という存在が重くて重くて
息絶え絶えになっていったなと、
今更ながら思うのです。
そしてそれは未だ続いているっていうところがアレですね。
こうして大学時代は極力実家に戻ることをせず(盆と正月しかたなく帰省)
卒業までの数年を穏やかに過ごすこととなりました。
しかしながら大学卒業後また束縛という同じ輪廻にはまっていくのでした。