皆さま、こんにちは!
全国各地で駅のバリアフリー化が進行中でしたが、
ここもそんな駅のひとつでした。
工事の内容は結構大掛かりでしたっけ…
それもそのはずで、
ここは芸備線内でもっとも利用客が多い駅だそうです。
だから工事の内容はハンパじゃない!
芸備線・安芸矢口(あきやぐち)駅です。
そんな安芸矢口駅を自分が訪れたのは
今から2年前の2021年7月でした。
この日は駅舎の左側(南側)が外壁で覆われ、
工事事務所が置かれていたのですよ。
工期「令和3年8月末まで」と書かれているのは
ホームの拡幅工事で現在は完成済み。
引き続き、新たな跨線橋とエレベーター、
多機能トイレの設置工事が
令和6年3月末の完成に向けて進行中だそうです。
完成するとこんな安芸矢口駅に変わるみたい。
予想のイラストが壁に掲げられてました。
駅舎は今後も既存のモノを使い続けるみたいですけど、
多機能トイレが新跨線橋に併設されているので
駅舎が撤去されても機能上は問題なさそうですね。
それでは構内を眺めてみましょう。
安芸矢口駅は芸備線の前身である芸備鉄道が
大正4年に設けた駅で、昭和12年の国有化時に
開業時の駅名「矢口駅」から改称されました。
今ある駅舎は昭和53年に建て替えされたモノですよ。
(建物財産標で確認済)
矢口駅の駅名は地域名から由来してるかと思いきや、
地域名はは「矢口」ではなく「口田」。
それでは駅名の「矢口」は
何に由来しているかというと…
「口田」は昭和30年まで存在した村名(口田村)で、
明治17年に「矢口村」と「小田村」を合併して
生まれたそうです。
矢口駅の駅名の由来は
明治時代に存在した村の名ってワケですね。
話を駅に戻します。
安芸矢口駅は芸備線内では数少ない駅員配置駅のひとつで
「みどりの窓口」が営業中。
国鉄時代は一部の急行列車が停車していたそうですよ。
待合室はこんな感じでした。
手作り感満載の「いらっしゃいませ!」がイイ感じですね。
たぶん20年以上前からあるやつ。
駅舎を抜けてホームに入ります。
安芸矢口駅は列車の行き違いが可能な
島式ホーム1面2線構造でした。
それにしてもホーム幅の狭さときたら!
これでは確かにエレベーターは設置出来ませんわね。
現在はホーム北側の拡幅工事が終わり、
バリアフリー対応跨線橋の
設置工事が進められてるそうですよ。
工事が終わるとこちらの跨線橋は撤去されます。
構内が見渡せるこの景色も間もなく見納め。
来月は広島県内に行く予定がありますので、
工事途中の安芸矢口駅にも寄ってみよっと!
最後はホームから見た駅舎の画像で〆ます。
ところでところで…
新設される多目的トイレは駅舎ではなく
新しい跨線橋に併設されるみたいですが、
まさか駅舎が撤去される伏線ではありませんよね?
安芸矢口駅は駅前広場が狭く、
クルマの乗り入れが不便な状態が続いてました。
駅舎の跡地を駅前ロータリーに変えると
便利そうに思いますが…
自分は駅舎のファンですので
そんなことは考えないようにしよう。
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安芸矢口駅(令和3年7月4日)
↓(広島駅方面)
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