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皆さま、おはようございます!

 

自分がここ20年の間にハマり続けていた「駅巡り」。

駅舎やホームを眺めるのが楽しみのメインですが、

駅前に掲げられてる観光案内の看板も必ず見てました。

稀に登録有形文化財レベル古いモノがありますからね。

 

先週訪れたばかりの芸備線で

そんな看板を見つけちゃいましたよ。

芸備線・中三田(なかみた)駅にあった

こちらの看板です。

 

このクルマ、いつの時代のヤツよ?

イラストのネタになったクルマ、

おそらくは昭和40年代後半から販売されてた

2代目カローラクーペじゃないかと。

 

看板には上半分がオレンジ色の

国鉄急行色っぽい列車も描かれてました。

こちらは芸備線で運行されてた、

キハ58系を使用した急行ちどり(平成14年に廃止)と

見ましたが…

中三田駅はたしか通過扱いでしたっけ。

 

以上から、看板が制作された時期は

昭和40年代後半と推測しました。

だとすると、看板が掲げられてから

既に50年近くが経ってるわけでして…

こんな名所案内がある中三田駅ってステキだと思いません?

看板の情報量が多すぎてしばらく見入ってました。

 

そんなノスタルジックな看板がある中判田駅でしたが、

駅舎は近代的。

おそらくは昭和50年代に竣工したモノです。

芸備線・中三田駅

大正4年に開業した当時から使われていた駅舎に代わって

建て替えられたみたいですね。

 

中判田駅は芸備線がCTC化された昭和58年に

無人化されたとのこと。

駅舎はそれ以前に建て替えられたらしく

出札窓口を潰した形跡がありました。

芸備線・中三田駅

 

待合所はこんな感じです。

芸備線・中三田駅

 

開業日や無人駅化、すべてが一緒の芸備線・西三次駅が

今年まで開業当時の駅舎を使っていたことに比べると、

中三田駅の駅舎はずいぶんと早い時期に建て替えされてますが、

たびたび発生していた

構内の浸水が影響してたのかもしれません。

芸備線・中三田駅

中三田駅の駅舎が建て替えられた理由のについては

今後も探ってみたいと思います。

 

中三田駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム1面構造。

駅舎とホームは構内踏切で結ばれてました。

芸備線・中三田駅

芸備線・中三田駅

 

一般的な国鉄駅は、

駅舎とホームを結ぶ構内踏切は駅舎の正面から伸びてますが、

中三田駅は駅舎寄りに貨車の留置線があったために

構内踏切は元々からホーム端部に設けられてたみたいですね。

 

その構内踏切の出入り口付近に

古めかしい倉庫が鎮座してました。

芸備線・中三田駅

現在は倉庫として使われているこの建物、

素性はわかりませんでしたが

有人駅時代は信号掛りの職員さんの詰め所として

使われてたのではないでしょうか?

そんなことを考えてたら、

中三田駅が今でも有人駅のように思えてきましたよ。

 

下は国土地理院のサイトから転載した

この倉庫が写る航空写真ですが、

構内踏切のそばに設けられた理由は

ソレじゃないかと思った次第です。

芸備線・中三田駅

それにしてもこの写真、

蒸気機関車が牽引する貨物列車が写っていて

スゴイと思いません?

中三田駅のホームが長いのは、

こんな長大な貨物列車が行き違いをしてたからなのでしょうね。

 

おそらくは戦前からあるこの倉庫、

崩壊寸前なのが気がかりでしたよ。

芸備線・中三田駅

 

駅舎寄りの側線の先には

使われなくなった貨物ホームが残されてました。

芸備線・中三田駅

芸備線・中三田駅

自分は虎党じゃありませんが、

駅ホームの黒と黄色のゼブラ模様を見ると

心がぴょいぴょいしちゃいます。

この気持ち、理解してもらえますかね?

 

最後は島式ホームの上屋の写真で〆ます。

芸備線・中三田駅

芸備線の駅に設けられたホームの上屋は

基本的にコレです。

 

支柱で使われているレールの中には

芸備鉄道よりも歴史が古い輸入レールもあります。

ぜひ現地で確認してみてくださいね。

芸備線・中三田駅

そうそう、冒頭のクルマの話の続きではありませんが、

最近は昭和時代の旧車だけではなく

平成初頭に登場したスポーツカーやハイソカーの価格が急騰中です。

まさか、20系ソアラや90系マークⅡの価格が

300万円近くする時代が訪れるだなんて…

登場当時から大切に所有されてる方、

間違ってもビッ〇モーター等に

処分を依頼しちゃダメですからね。

 

 

木造駅舎時代の中三田駅の写真が掲載されてます。

 

 

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