皆さま、おばんです!
今晩は3年前に訪れた芸備線・野馳(のち)駅の訪問記です。
この駅は木造駅舎が超魅力的なのです。
見てくださいよ、この佇まいを!
これが現役の駅舎とは…
しかもJRの駅ってところがすごくありません?
下調べせずに駅巡りを楽しんでいる最中に、
この駅舎と出会えた時な感動、マジで涙モノですぜ☆
野馳駅は芸備線(当時は三神線)が開通した昭和5年に開業した駅です。
駅舎もその当時に造られたのでしょうね。
㙒馳驛…「㙒」は「野」の異体字だそうですよ。
「㙒」の字が普通に打てる日本語IMEにちょっと感動。
野馳駅は簡易委託駅のために出札窓口も国鉄時代のまんまです。
駅舎はやっぱりこうじゃなきゃ!
野馳駅は、駅前で旅行業務を行っている妹尾観光バスさんが
窓口業務を担っているようです。
有人駅時代の事務スペースを事務所として利用しているとか。
野馳駅に停車する列車は
1日に上下合わせて11本(うち1本は土休日運休)だけなので、
列車が来ない時間帯は窓口が閉鎖されているみたいですね。
駅前には妹尾観光バスさんの車庫がありました。
そしてバスも。
ピッカピカに整備されていて、見ていてとても気持ちが良かったです。
そしてこちら、車庫のお向かいにあった事務所?詰所?でした。
おっ、タクシー業務もされているのですね。
タクシーと言えば、4つ隣にある小奴可駅も
駅舎がタクシー事務所に変った駅でしたっけ。
中国・山陰地方は、木造駅舎を店舗として利用した駅を多く見かけますが、
それによって古い駅舎が解体されずにいるのも事実です。
バス・タクシー業務共々、野馳駅は繁盛してほしいですね。
有人駅時代のラッチ(改札口)を抜けてホームに入ります。
野馳駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅でした。
向かい側に廃ホームが見えることからもわかる通り、
かつては列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造だった模様。
芸備線は昭和61年に貨物列車が廃止、運行列車が大削減されましたが、
廃ホームはそれ以前から使われていなかったようですね。
菜の花が咲き乱れてましたけど、バス会社さんが植えてくれたのかしら?
本当にキレイな光景でした。
小雨模様の中で野馳駅でノンビリと過ごしていたら、
駅舎内でこんなポスターを見つけました。
6月22日は\もー/ったいない市。
すみません、野馳駅に訪れたのは3年前のことです。
こどもパフォーマンスや広報大使も気になりましたけど、
目がいったのはやっぱりこれ!
新見市のキャラクター、千屋牛のチーモくんでした!
よだれ垂れてるし、新見市のキャラクター、本当にこれでいいのか?
千屋牛は、新見市発の黒毛和牛ブランドだそうです。
千屋牛のPR活動のために「千屋牛娘」と呼ばれるアイドルもいたとか。
鼻輪とツノを付けた斬新なアイドルだったみたいですね。
ポスターを見たのが3年前のことで、
現在もチーモくんが元気にやってるのかが気になり、
新見市のHPをチェックしてみたのですが…
ファッ!?
チーモくん、どこいったのよ?まさか黒歴史とか…そんなことないっすよね?
いつか野馳駅のポスターでまた、
チーモくんとの再会出来ることを楽しみにしておりますよ。
最近はJR西日本エリアでも、
少しずつではありますけど古い駅舎の建て替えが進行中です。
チーモくんじゃないですけど、
\もー/ったいないと思っているのは駅ファンだけ?
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