皆さま、こんにちは!
今朝はもういっちょ!こちらは昨日訪れた駅でした。
芸備線・七塚(ななつか)駅です!
大正12年に芸備線の前身である芸備鉄道の手によって開業した駅でした。
ホームが1本あるだけの棒線駅なのに
90年以上の歴史がある駅だとは…ホント驚きですよ。
今じゃ無人駅の七塚駅ですけど、
ウィキによると昭和47年までは有人駅だった模様。
昭和22年に撮影された航空写真を見たら、
ホームは開業当時から変わりませんが、
駅舎は撤去されて、代わりにその場所にホームの上屋が設けられたようです。
駅の周辺は住宅地に変わりましたが、駅に繋がる道が狭く、
七塚駅の印象はどちからというと暗い感じ。
1日の乗車客数は2人で広島県内ではワースト5の駅らしい。
駅の近くに国道があるので秘境駅というわけではないのですが、
道路の利便性の高さが乗車客数に結びついてる気がしました。
さてさて、こちらが七塚駅の待合室ですが…
隣りには、乗車客数から想像できないこんな建物が建っているのでした。
でーん!
駅舎?新しく設けられた待合室?
いえいえ、違いますのよ。
最新の設備を備えた駅便(駅の便所)でしたの!
今の七塚駅にはオーバースペックとも思える駅便ですが、
今から16年前の平成10年春、
庄原市内の国営備北丘陵公園で「みどりの愛護」のつどいが催された際に、
皇太子が用を足される予定で新たに造られたモノなんですって。
自分、今まで色々な駅便を見てきましたけど、
皇室御用達の駅便は初めてでしたよ。
ちなみにこの駅便はJRではなくて、庄原市の管理物件らしく。
それを示す標章が貼られてました。
駅便の裏に周ると、そこには手洗い場が。
皇太子はここでお手を洗われたのでしょうか?
というか本当に皇太子が七塚駅に立ち寄られたのかしら?
催しの会場になった国営備北丘陵公園は駅から歩いて20分ほどの距離で、
うんと近いわけではありません。
しかも公園のHPを見たら、園内各所にトイレが備え付けられていて、
トイレに困る環境ではなさそうですし…
国営備北丘陵公園のHPより転載。
皇太子が芸備線を利用して公園にやって来た?まさかね…
駅の利用者数的にはワーストの部類かもしれませんが、
駅便のゴージャス加減は全国的に見てもトップレベルの七塚駅でした。
SPを従えてここで用を足すの、それはそれで気恥ずかしいと思うのは自分だけ?
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