皆さま、おはようございます！
今年も巨大台風がやって来ましたね。
台風８号。
明日は和歌山で１泊してくるっていうのに、
泣けてきちゃいますよ。
振り返れば、先月初旬に山口県～岡山県に行った時も雨。
先月半ばに吾妻線を旅した時も雨。
向山駅イベントはギリギリ天気がもっていた感じ。
ホント、なんなのよ！
飛行機代がもったいないから和歌山はキャンセルはしませんけど、
せめてにわか雨程度に留めてほしいわ。
降水確率９０％？
うんうん、全然聞こえない～
今朝は、先月雨の中でお邪魔した、こちらの駅をいっちゃいます。
芸備線・坂根（さかね）駅です！
比較的木造駅舎が多く残る芸備線内の駅の中で、
珍しく、小さな待合室に改築された駅でした。
今じゃビニールハウスのような駅に変わってしまいましたけど、
これでも昭和５年開業と、長い歴史を持った駅なんですよ。
それにしてもこの駅構造、夏場は暑くないんでしょうかね？
坂根駅を見ていると、なんとなく、
地元・仙石線の陸前大塚駅を思い浮かべるのですけど…
陸前大塚駅は完全吹き抜け状態で空気はこもらない構造ですし、
ますます夏場の坂根駅が気になります。
それにしても坂根駅のトイレ、すいぶんと開放的だこと。
坂根駅のユニークなところは、駅があるその場所です。
芸備線に沿って延びる国道１８２号線から
神代川を渡った先の集落にある坂根駅ですが、
坂根駅のすぐ手前に中国自動車道が完成したために
駅前には高速道路の築堤がそびえ立っているのでした。
上空から見るとこんな感じで。
google mapより。
もともと長閑な雰囲気だった坂根駅がある手ツキ田地区ですが、
昭和５３年に中国自動車道が完成したことにより
転居した民家も少なくなかったようで、
１日の乗車人員２人と、
坂根駅自体もすっかり斜陽化してしまったようですの。
こちらは昭和２３年に撮影された、
モータリゼーションとは無縁だった時代の坂根駅。
そして、自動車道建設真っ只中の昭和５０年に撮影された坂根駅でした。
そんな経緯もあってか、
かつては相対式ホーム２面２線構造だった坂根駅も
現在は下り線ホームが廃止されて、棒線駅に変わっておりました。
こちらが廃止された下り線ホームです。
過去の航空写真を見ると、
ホーム中央のこの辺りに待合室があったようですね。
それにしても、芸備線と聞くと
中国山地を貫く大動脈ってイメージを（個人的に）持っていたんですけど、
今ではこれだけしか列車が走ってなかったんですね。
急行「たいしゃく」の間合い普通で旅した日が懐かしいわ。
以上、小鳥のさえずりが聞こえる…はずもなく、
自動車が行き交う音だけが響き渡っていた坂根駅でした。
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坂根駅（平成２６年６月５日）
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