皆さま、おはようございます！
類人猿・ヒバゴンってご存知ですか？
全身毛むくじゃらで一見するとゴリラのような風貌、
二足歩行をする未確認生物でして、
１９７０年代に広島県比婆郡周辺で
数多くの目撃情報が寄せられたんだそうです。
自分が生まれたばかりの頃の話ですので
ヒバゴンを知る由はありませんでしたけど、
ヒバゴンが出没し、その名前の由来にもなった
比婆山の最寄駅がこちらでした。
芸備線・比婆山（ひばやま）駅です！
ヒバゴンの目撃情報が発せられてから、
すでに４０年以上の月日が流れておりますけど、
この辺りでは今でもヒバゴン伝説が語られているようですね。
お隣の備後西城駅には、こんなパネルが飾られておりました。
比婆山駅ではリアル・ヒバゴンを見ることはできませんが、
とあるブツを見ることができる駅として、
駅ファンにはちょっぴり有名だったんですよ。
そのブツとは…
駅の正面に挙げられたレトロな駅名標に隠されているのです。
そこで駅名標をズームアップ！
わかるかな？
比婆山駅の駅名標、
昭和３０年代に使用されていた、
山陽本線の駅の時刻表を転用したものだったのですよ。
字が細かくて確認しづらいかもしれませんが、
「佐世保」「下関」「広島」といった駅名の他に、
「二等」「三等」「電車」などといった、
懐かしい列車種別まで記されているのです。
この駅名標だけで、ドンブリ飯３杯はいけちゃいますよね！
それだけじゃありません。
比婆山駅の開業年の昭和１０年に建立されたとされる、
社殿ちっくな駅舎が今でも健在なのですよ。
比婆山には久米神社がありますけど、
比婆山駅はこちらの社殿を模して造られたんでしょうかね？
久米神社は熊野神社とも呼ばれておりますが、
比婆山駅は昭和３１年間まで
備後熊野という駅名を名乗っておりました。
現在は単式ホームが１本あるだけの比婆山駅ですが、
駅構内には使用が中止されたホームが
今でも完璧な姿で残されておりましたよ。
余談ですが、ヒバゴン伝説をモデルに
平成１４年に「いとしのヒナゴン」が小説化、
平成１６年には映画化もされたんだそうです。
井原剛志さん、井川遥さん、上島竜ちゃんなどの豪華キャストにより、
ここ庄原市で実際にロケが行われたんですって。
主題歌はユニコーンの「すばらしい日々」だと！？
これ、絶対に見てみたいんですけど。
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そんなことで、ヒバゴンには会えなくても
古い駅時刻表改め、貴重な駅名標が楽しめちゃう駅ですので、
芸備線探訪の際は比婆山駅は絶対におススメです。
１日に５往復しかない列車本数が難点かな？
備中神代駅
市岡駅
矢神駅
野馳駅
東城駅
備後八幡駅
道後山駅
備後落合駅
比婆山駅（平成２６年６月５日）
備後西城駅
平子駅
高駅
備後庄原駅
備後三日市駅
山ノ内駅
下和知駅
塩町駅
神杉駅
ハ次駅
三次駅
西三次駅
志和地駅
上川立駅
甲立駅
吉田口駅
向原駅
井原市駅
志和口駅
上三田駅
中三田駅
白木山駅
狩留家駅
上深川駅
中深川駅
下深川駅
玖村駅
安芸矢口駅
戸坂駅
矢賀駅
広島駅