関友太郎·平瀬謙太朗·佐藤雅彦 「宮松と山下」(2022) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、旅行、モータースポーツ観戦、読書、映画·演劇·音楽·絵画鑑賞と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【予告編 オリコン洋画館 ORICON NEWS チャンネル  2022/10/13:1分37秒】



【作品紹介:「WOWOWオンライン」より引用。】


知育番組「ピタゴラスイッチ」などで知られるクリエイターの佐藤雅彦をはじめ、TVドラマ演出家の関友太郎、メディアデザイナーの平瀬謙太朗の3人が結成した監督集団・5月による初長編。自分の名前すら思い出せない記憶喪失の主人公が、端役専門の俳優として働きながら、少しずつ記憶を取り戻していく。主人公の日常と劇中劇、そして過去と現在の境目が意図的にぼやかされ、不確かな記憶に翻弄される主人公の心情を体感するような演出が施されている。主演は香川照之、共演に津田寛治、尾美としのり、中越典子。


【あらすじ:「映画公式サイトより引用。】


宮松 (香川照之) は端役専門のエキストラ俳優。観光ロープウェイの仕事も掛け持ちしている。


時代劇で大勢のエキストラとともに、砂埃をあげながら駆けていく宮松。ヤクザのひとりとして銃を構える宮松。ビアガーデンでサラリーマンの同僚と酒を酌み交わす宮松。来る日も来る日も、斬られ、撃たれ、射られ、時に笑い、そして画面の端に消えていく。そんな宮松には過去の記憶がなかった。


ある日、谷 (尾美としのり) という男が宮松を訪ねてきた。宮松はかつてタクシー運転手をしていたらしい。藍 (中越典子) という12歳ほど年下の妹がいるという。


藍とその夫 健一郎 (津田寛治) との共同生活が始まる。自分の家と思えない家にある、かつて宮松の手に触れたはずのもの。宮松の脳裏をなにかがよぎっていく・・・。



【感想】

このひとつ前に観た「ある男」もそうだったが、この映画もアイデンティティがテーマの作品だと見ることが出来るだろう。(もちろん他の見方をしても構わない。)
記憶を喪失して、ドラマや時代劇のエキストラと観光ロープウェイのオペレーション業務🚡で生計を立てている宮松 (香川照之) の物語だ。
映画の後半で彼の記憶は戻った様に見えるのだが、結局現在の生き方を続けていく選択をした様だ。我々も、記憶は途切れてはいないものの、何かに準拠する生き方を知らず知らずのうちに選択しているのかもしれない…。


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【スタッフ·キャスト等:「映画.com」(⬆)より引用。】


スタッフ
監督·脚本·編集:関友太郎、平瀬謙太朗、佐藤雅彦
撮影:國井重人
美術:茂木豊
キャスト
宮松:香川照之
谷:尾美としのり
藍:中越典子
健一郎 (藍の夫):津田寛治
上映時間·公開日
上映時間:1時間27分
日本公開日🇯🇵:2022年11月18日
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鑑賞日:2022年11月24日
場所:新宿武蔵野館





No.12    Day 5