白石和彌 「死刑にいたる病」(2022) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【予告編: オリコン洋画館 oricon news チャンネル  2022/3/16公開:1分34秒】




【作品紹介:「映画.com」「映画公式サイト」より引用。】


ミステリー作家 櫛木理宇の最高傑作と謳われる同名小説 (2017) を、「孤狼の血」 (2018)、「凪待ち」 (2019)、「ひとよ」 (2019)、「孤狼の血 LEVEL 2」 (2021) の白石和彌監督が映画化したサイコサスペンス。「音量を上げろタコ!なに歌ってんだか全然わかんねぇんだよ!!」 (2018) の阿部サダヲと「望み」の岡田健史が主演を務め、岩田剛典、中山美穂が共演。「ボクたちはみんな大人になれなかった」 (2021) の高田亮が、脚本を手がけた。



【あらすじ:「Google検索」より引用。】


大学生の雅也 (岡田健史) は、24人もの少年少女を殺害したとして世間を震撼させている稀代の連続殺人鬼 榛村 (はいむら) (阿部サダヲ) から1通の手紙を受け取る。すでに一審で死刑判決を受けている榛村。一方、雅也は中学時代に地元でパン屋の店主をしていた優しく人当たりの良かった彼をよく知っていた。その榛村が、最後の事件だけは冤罪であることを証明してほしいと、雅也に依頼してきたのである。雅也は、その願いを聞き入れ独自に調べ始める…。


【結末までのネタバレありのあらすじ:「Cinemarche」より引用。】




【感想】

相当にヤバ過ぎる映画。

この個体 (本作では阿部サダヲが演じる殺人鬼) は、殺人行為に喜びを感じる一種の愉快犯だから、反省も後悔も全くしておらず、本当に恐ろしい。この小説·映画はあくまでもフィクションではあるが、現実世界でも、何故か判らないが、シリアル キラーは、いつの時代にも必ず現れて来る。

おそらくは、人間という生物のプログラミング異常なのではないかと、個人的には想像したりするのだが… というのも、他の生物で仲間を殺すことに快楽を覚える個体が現れるなどとは、聞いたことがない。

ただ、この作品の現代性は、殺人鬼が刑務所の中からでも、現代社会の歪みを利用して、尚も影響力を持ち、狂気を蔓延させ様としているところなのだ。阿部サダヲの怪演は、鬼気迫っていて、本当に恐ろしい。特に目が怖い…


【2022年公開映画「私のオススメ作品」(鑑賞順)】:愛なのにちょっと思い出しただけメモリア猫は逃げたザ·バットマンコーダあいのうたナイトメア·アリーベルファストツユクサカモン カモンシン·ウルトラマン流浪の月死刑にいたる病



【スタッフ·キャスト等:「映画.com」(上矢印)「Wikipedia」より引用。】


スタッフ
監督:白石和彌
脚本:高田亮
原作:櫛木理宇の同名小説 (2017)
撮影:池田直矢
美術:今村力、新田隆之

キャスト
榛村大和:阿部サダヲ
筧井雅也:岡田健史
金山一輝:岩田剛典
加納灯里:宮崎優
筧井衿子:中山美穂

上映時間:2時間09分
公開日:2022年5月6日
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鑑賞日:2022年5月21日
場所:アップリンク吉祥寺





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