【予告編 ギャガ公式チャンネル 2022/3/22公開:1分37秒】
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221127/07/451skibaka7440/1d/16/j/o0640063015208610186.jpg?caw=800)
【作品紹介:「映画.com」より引用。】
2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説を、「怒り」の李相日監督が広瀬すずと松坂桃李の主演で映画化。
誘拐事件の「被害女児」とその「加害者」という烙印を背負って生きることとなった更紗 (広瀬すず) と文 (松坂桃李) は、事件から15年後に再会するが……。
更紗の現在の恋人・中瀬亮を横浜流星、心の傷を抱える文に寄り添う看護師 谷あゆみを多部未華子が演じる。「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが撮影監督を担当。
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【あらすじ:「pen online」より引用。】
15年前に世間を騒がせた大学生による小学女児誘拐監禁事件で被害者となった家内更紗(広瀬すず)。今はある地方都市のファミレスでバイトをしながら、恋人の中瀬亮(横浜流星)とマンションで静かに暮らしていた。
そんなある日、パート仲間の安西佳菜子(趣里)に連れられてカフェに立ち寄ったところ、マスターらしき男を見て思わず息を呑む。その男は、かつて自分を誘拐したと決めつけられ、少年院に送られた佐伯文(松坂桃李)だった。
やがて更紗の脳裏に、15年前に文と出会って彼のアパートで過ごした日々が蘇る。父を亡くして母にも去られ、伯母の家に引き取られた更紗が公園でびしょ濡れで佇んでいたところ、19歳の大学生・文が傘をさしかけてくれた。伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲んだ文は、更紗を部屋に入れてそのまま2カ月間一緒に過ごす。
そこは、伯母の家で孤独と苦痛を感じていた更紗にとって、初めて得た心の底から安心できるかけがえのない場所だった。しかし文は更紗の誘拐罪で逮捕され、文は“誘拐事件の加害者”、更紗は“傷物にされた被害女児”という烙印を押されてしまう。
再会後、文が自分のことに気づいているか分からないまま、店にたびたび立ち寄る更紗。そんな更紗の行動の変化に気づいた亮は、彼女の行動をチェックするようになる。一方の更紗も、文の傍らに寄り添う看護師あゆみ(多部未華子)の存在に気づく…。
【結末までのネタバレありのあらすじ:「Cinemrche」をご参照下さい。】
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221127/07/451skibaka7440/85/14/j/o0750096015208610200.jpg?caw=800)
【感想】
今年公開された映画の中で、so far 一番好きかもしれない🦆🦆🦆 主演の広瀬すずと松坂桃李はもちろん、脇を固める横浜流星も多部未華子も、皆素晴らしい。
なかなかあり得ない話とも思うが、絶対にない話だとも言えない、切な過ぎる物語。警察や裁判では、絶対に明らかに出来ない、当事者の2人のみが知り得る慟哭の真実。
男女の関係も、性的ではなく、聖的にプラトニックだ。ただ一緒にいたい、相手の温もりを感じていたいだけの純粋なもの。そのどこが悪いと言うのだろうか…。
ストーリー自体は原作が素晴らしいのだと思う。何しろ、2020年度本屋大賞受賞作だ。今度ぜひ読んでみなくてはなるまい。
【2022年公開映画「私のオススメ作品」】:「愛なのに」「ちょっと思い出しただけ」「メモリア」「猫は逃げた」「ザ·バットマン」「コーダあいのうた」「ナイトメア·アリー」「ベルファスト」「ツユクサ」「カモン カモン」「シン·ウルトラマン」「流浪の月」
【スタッフ·キャスト等:「映画.com」(
)及び「Wikipedia」より引用。】
![上矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/120.png)
スタッフ
監督·脚本:李相日
原作:凪良ゆうの同名小説(2019)
撮影:ホン·ギョンピョ
美術:種田陽平、北川深幸
音楽:原摩利彦
キャスト
家内更紗:広瀬すず
佐伯文:松坂桃李
中瀬亮:横浜流星
谷あゆみ:多部未華子
安西佳菜子:趣里
上映時間:2時間30分
公開日:2022年5月13日
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鑑賞日:2022年5月20日
場所:TOHOシネマズ日比谷
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