【日本語字幕付予告編 シネマトゥデイ チャンネル 2022/1/26公開:1分30秒】
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221026/22/451skibaka7440/73/58/j/o0810108015194020288.jpg?caw=800)
【作品紹介:「映画.com」より引用。】
第63回 (2010年) カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した「ブンミおじさんの森」(2010) などで知られるタイの名匠アピチャッポン・ウィーラセタクンが「サスペリア」のティルダ・スウィントンを主演に迎え、南米コロンビアを舞台に撮りあげ、第74回 (2021年) カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したドラマ。
共演に「バルバラ セーヌの黒いバラ」のジャンヌ・バリバール。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221026/22/451skibaka7440/1e/65/j/o1080108015194020301.jpg?caw=800)
【あらすじ:「映画の時間」より引用。】
コロンビアのメデジンで農ラン業を営むジェシカ(ティルダ・スウィントン)は、ある明け方、地球の核が震えるような不穏な音が頭の中で鳴り響き、それ以来不眠症になる。
ジェシカは病気の妹の見舞いをした際に、病院で考古学者のアニエス(ジャンヌ・バリバール)と知り合った。アニエスを訪ねて人骨の発掘現場を訪れ、やがて小さな村に行き着くと、川沿いで魚の鱗取りをしているエルナン(エルキン・ディアス)という男と出会う。エルナンと記憶について語り合ううちに、ジェシカは今までにない感覚に襲われる…。
【結末までのネタバレありのあらすじ:「(ふむふむ)」をご参照下さい。】
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221026/22/451skibaka7440/68/4e/j/o1080108015194020312.jpg?caw=800)
【感想】
2010年にパルム·ドールを受賞した「ブンミおじさんの森」(
下の記事ご参照)
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
2011年11月14日の記事
同年11月15日の記事
のタイ🇹🇭のアピチャッポン·ウィーラセタクン監督の新作であるが、カンヌとは余程相性が良いのか、今回も審査員賞を受賞している。アンドレイ·タルコフスキーの「惑星ソラリス」(1972) をはるかに凌ぐ睡眠導入剤ぶりで(笑)、鑑賞1回目はまんまとしてやられたので、2度目の挑戦をして何とか持ち堪えた😅
「ブンミおじさんの森」よりもより更に内省的で静謐に満ちている様に思えるが、その静謐を打ち破るのは主人公ジェシカ (ティルダ·スウィントン) が時折聴くことになる、地球の核が震えるような不穏な衝撃音。
その音の謎を追い求めるうちに、遭遇する2人のエルナンは何者? わざわざ同じ名前にしたということは、風貌も年齢も全く違って2人は同一人物なのではないのか? そして6,000年前の人骨、下顎頭に空いた悪霊を払うための穴は、ジェシカが聴く音と関係があるのか? 謎は一向に回収されぬまま、衝撃のラストシーンの映像。実に摩訶不思議な映画🎞️だ。
本作品は今配信でご覧になれる様なので、あなたも挑戦してみては如何だろうか?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221026/22/451skibaka7440/44/28/j/o0514059715194022452.jpg?caw=800)
【スタッフ·キャスト等:「Wikipedia」より引用。】
スタッフ
監督·脚本:アピチャッポン·ウィーラセタクン
撮影:サヨムプー·ムックディプローム
キャスト
ジェシカ (農蘭家):ティルダ·スウィントン
エルナン (小川のほとりで魚の鱗を取る男):エルキン·ディアス
エルナン (音響技師):ファン·パブロ·イエゴ:
アニエス (考古学者):ジャンヌ·バリバール
カレン (ジェシカの妹):アグネス·ブレッケ
フアン (カレンの夫):ダニエル·ヒメネス·カチョ
上映時間:2時間16分
日本公開日🇯🇵:2022年3月4日
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鑑賞日:2022年3月15·18日
場所:新宿シネマカリテ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221026/22/451skibaka7440/8a/6d/j/o0480063915194022454.jpg?caw=800)
No.11999 Day 4865