ヴァレンチン·ヴァシャノヴィッチ 「アトランティス」(2019) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、旅行、モータースポーツ観戦、読書、映画·演劇·音楽·絵画鑑賞と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【日本語字幕付予告編 moviecollectionjp チャンネル 2022/6/1公開:1分40秒】


【作品紹介:「Wikipedia」より引用。】


アトランティス (英語: Atlantis, ウクライナ語: Атлантида) は、2019年のウクライナ映画。ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督により製作されたユートピアとディストピアのフィクション、終末論的フィクションを描いた映画。全編ワンシーン・ワンショットの長回しで描かれる。

日本では、2019年に開催された第32回東京国際映画祭のコンペティション部門にて上映され、審査員特別賞を受賞した[4]。また、同監督の作品『リフレクション』(2021年) とともに、2022年6月25日より劇場公開された。



【あらすじ:「文春オンライン」より引用。】 


2025年のウクライナ東部。ロシアとの約10年に及ぶ戦争により、あらゆる街が廃墟と化し、大地は汚染され、すべてが荒みきっていた。戦争で家族を失った元兵士のセルヒー(アンドリー・ルィマールク)は、戦争終結から1年が経った今もPTSDに苦しみ、魂の抜け殻のような日々を送っていた。唯一の友人と、製鉄所の仕事も失ったある日、戦死者の遺体発掘と回収作業を行うボランティア団体に所属する、カティア(リュドミラ・ビレカ)という女性と出会う。同団体に加入したセルヒーがカティアと行動を共にするうちに、二人は心を通わせ始める。


【結末までのネタバレありのあらすじ:「Cinemarche」をご参照下さい。】




【感想】

我々日本人の多くは、今回のロシア🇷🇺によるウクライナ🇺🇦侵攻により、ウクライナの深刻な状況を知ったが、実はウクライナ東部のドンバス地域を巡り、2014年より両国は戦争状態にあり、親ロシア勢力は同地域に、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国を一方的に設立した。今回のロシアのウクライナ侵攻は、その延長線上にある訳なのだが、この映画は、そんなウクライナ侵攻以前の2019年に作られた作品であり、本作品は、ロシアとウクライナの戦争が「終結」した「2015年」という近未来を舞台にしたものだ。

この作品は、ワンシーン ワンカットの長回し撮影や、暗い色調の独特の画面、サーモグラフィーを使った映像等なかなか映像も凝っており、ハリウッド映画の様な観客を、驚かせたり楽しませたりするエンタテインメント性は皆無ながら、緊張感に満ちており、映画としてなかなか面白い。

しか🦌し、映画の出来云々よりも、現実にウクライナ🇺🇦が置かれている状況を考えると、何とも複雑である。ウクライナ人の監督が作ったウクライナとロシアとの戦争についての映画、機会あれば、出来るだけ多くの方に観て戴きたい作品である。





【上映時間·公開日等:「Wikipedia」(上矢印)より引用。】

上映時間:1時間46分
日本公開日:2022年6月25日
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鑑賞日:2022年7月7日
場所:アップリンク吉祥寺





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