ナタウット·プーンピリヤ 「プアン/友だちと呼ばせて」(2022) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【日本語字幕付予告編  ギャガ公式チャンネル 2022/5/12公開:1分38秒】




【作品紹介:「映画.com」より引用。】


「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」(2017) で注目を集めたタイのバズ・プーンピリヤ監督が、余命宣告を受けた男と親友の旅を描いた人間ドラマ。

「恋する惑星」などの名匠ウォン・カーウァイがプロデュースを手がけた。2021年サンダンス映画祭のワールドシネマドラマティック部門で審査員特別賞を受賞。



【あらすじ:「映画公式サイト」(上矢印)より引用。】


ニューヨークでバーを経営するボスのもとに、タイで暮らすウードから数年ぶりに電話が入る。 白血病で余命宣告を受けたので、最期の頼みを聞いてほしいというのだ。バンコクに駆けつけたボスが頼まれたのは、 元カノたちを訪ねる旅の運転手。カーステレオのカセットテープから流れる思い出の曲が、二人がまだ親友だった頃の記憶を呼びさます。 かつて輝いていた恋への心残りに決着をつけ、ボスのオリジナルカクテルで、この旅を仕上げるはずだった。 だが、ウードがボスの過去も未来も書き換える〈ある秘密〉を打ち明ける──。


【結末までのネタバレありのあらすじ:「映画ウォッチ」をご参照下さい。】 




【感想】

バズ·ブーンピリヤ監督が、一気にブレイクした「バッド·ジーニアス 危険な天才たち」(2017) は残念ながら未見。しか🦌し、ホンコン🇭🇰の名監督ウォン·カーウァイ (の作品も残念ながら未見) が製作総指揮に当たるぐらいなので、カーウァイ監督が相当ブーンピリヤ監督の才能に惚れ込んだらしい。

確かに、ケレン味のある映像、ちょっと臭い台詞に満ちた(笑)、スタイリッシュなロード·ムービーだ。基本的にクルマで旅する映画🚗は大好物。1965年型と思われる古いBMW 2000CSがまたカッコ良いのよ。タイの地方のシーンもカッコ良い。回想シーンのニューヨーク🗽ももちろんカッコ良い。

タイ人の男同士の友情は、日本人と比べてかなり濃厚な感じがする。主人公ふたりの場合は違うのだけれど、ちょっと同性愛っぽくもある。

しか🦌し、英語の題名の 「One for the Road」 というのは 「帰り際にもう1杯」 という意味。オードリー·ヘプバーン主演の映画「いつも2人で」(1967) の原題が 「Two for the Road」 。これは、夫婦の物語だから 「One」 が 「Two」 になっているだけで意味は同じなんだね、きっと。で、夫婦の人生を 「the Road」 に例えていると言う、ダブル·ミーニング。

話が横道に逸れたけれど、これはウォン·カーウァイ監督の映画も、是非とも観てみないといけないね。





【スタッフ·キャスト等:「Wikipedia」(上矢印)及び「映画.com」より引用。】


スタッフ
監督:バズ·ブーンピリヤ
脚本:プアンソイ·アックソーンサワン、ノタポン·ブンプラコーブ、バズ·ブーンピリヤ
撮影:パクラオ·ジランクーンクム
キャスト
 ボス:トー·タナポップ
ウード:アイス·ナッタラット
アリス:プローイ·ホーワン
ルン:ヌン·シラパン
ヌーナー:オークベープ·チュティモン
プリム:ヴィオーレット·ウォーティア
上映時間·公開日
上映時間:2時間16分
タイ公開日🇹🇭:2022年2月10日
日本公開日🇯🇵:2022年8月5日
---------------------------------------------------
鑑賞日:2022年8月9日
場所:アップリンク吉祥寺






No.12173    Day 4953