カメラ:ソニーW350
寒くなってくると、味噌ラーメンが恋しくなります。
10数年位前までは「味噌ラーメン」は、見放されたジャンルだったのではないでしょうか?
その前の、札幌ラーメンのブームもあったのでしょうけど、
味噌はその豊富なアミノ酸と、濃厚な味わいゆえに、ダシをろくすっぽ取らなくても、
何となく食べられるレベルのものができてしまう。
そこで、ダシの繊細な味を追求するラーメンがもてはやされました。
そこに平行して登場した「豚骨醤油」という新ジャンル。
濃厚なベーススープが、我々に強烈なインパクトを与えてくれました。
「この濃厚なスープなら」
そこからが、現代味噌ラーメンのエヴォリュージョン(進化)です。
しっかりしたベーススープ、こだわりの味噌で作った味噌ラーメンが、
それまでの味噌ラーメンとは、違うステージで登場したのです。
ここお気に入りの「幸麺」
さんも、進化した味噌ラーメンの名店。
「一食入魂」の文字が、客を迎えてくれます。
そうなのです!
1000杯作ったラーメンのうち、1杯だけ失敗してしまっても、
それを食べた客にとっては、その1杯がすべてなのです。
その気持ちが、額に込められています!
ジョッキで提供されるお冷を飲みながら、ラーメンが来るのを待ちます。
この間の、わくわくする気持ちって、ないですよね~
きました!!
味噌らーめん!!
素晴らしいルックスです!!
ばら肉を丸めて煮込んだ、巨大なチャーシューが、どんぶりを支配しています。
柔らかく煮込んだチャーシューは、熱々のスープで、刻々と脂の状態が変化していきますよ。
チャーシューの下からは、炒めたモヤシ、ニラとメンマ。
普通の味噌ラーメンって、チャーシューも、メンマも入らないじゃないですか?
ここのは両方入って、嬉しいのですよう~
しっかりしたベーススープに、店主厳選のこだわり味噌をブレンドしたスープは、絶品。
いつも、スープまで完食です!!
麺は加水率高め、軽くウェーブのかかった中太麺。
スープとの相性もばっちりです!!
そしてセットの半チャーハンです。
硬めに炊いたご飯に、チャーシューのエンドカットが入り、パラリとした仕上がりに。
店主が、中華鍋で一気呵成に焼き上げます。
卵の風味。
メンマのアクセント。
実にお見事!!
ご馳走様でした~
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