NOTE/山下勇吉著「商業立地のチェックポイント120」…(16・環境別編④)
経営が前近代的な店は、
できるだけ大型店の影響下から離れた場所で開業したほうが良い…
(資料写真/宮城県石巻市にて2008.1.6本ブログ管理者撮影)
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フランチャイズチェーンやボランタリーチェーンなどの経営ノウハウ導入も、大型店影響下で生き残る道のひとつ・・・・・・
(埼玉県三芳町にて本ブログ管理者2010.2.5撮影)
【書誌情報】
山下勇吉著「商業立地のチェックポイント120」誠文堂新光社1981年
(ISBN4-416-78100-8/NDC671)278頁
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■番外編…“メルヘンの女性”が住む街を想定、、、
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大型店進出による影響(例)
・ある町では、寄り合い店舗4店閉鎖、鮮魚店は無くなり、肉店3店のうち2店が細々と営業しているのみ、、、
・ある町では、物販店が変質し、輸入雑貨店、骨董品店、量販靴店、ディスカウント薬店、チキンデリカなどに変わり、飲食店が多くなった、、、
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(資料写真/群馬県前橋市にて2010.4.9本ブログ管理者撮影)
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大型店の売場面積占有率…占有率とその影響
大型店占有率=街区内大型店舗売場面積/街区内小売業売場面積
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0~15% 農村地帯
15~20% 経営の小転換(合理化)を迫られる
20~25% 県の平均(最小)値?
25~40% 苦戦…経営の中転換(近代化)が必要
40~45% 売上回復困難…業態開発・業態転換で生き残り
45~50% 転業や経営の大転換(高度化)やむなし
大型店間にも優劣がついて閉店や撤退も散見
50%以上 廃業、その他…経営意欲を失う
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(資料写真/さいたま市北区にて本ブログ管理者2012.3.4撮影)
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大型店1㎡当りの行政人口とその影響
大型店1㎡当りの行政人口=行政人口/大型店売場面積
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大型店1㎡当たりの人口が少なくなればなるほど、
従来の旧態経営では生存不可能。。。
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0~2人 業態開発が必要
2~4人 経営の転換が必要
4~7人 県の平均値?
7~10人 近隣町
10人以上 恵まれた商業環境
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(資料写真/埼玉県越谷市にて本ブログ管理者2008.10.6撮影)
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客は所得水準が高くなり文化水準が高くなると、
店構えのいい店に行くようになる。。。
単に安かろう、入りやすい、出やすいという大衆的な店は、
客にとっては自分を認めてくれる店でもなければ、
自分が愛する店でもないので、その店に愛着も湧かない?・・・
(資料写真/さいたま市大宮区にて本ブログ管理者2012.5.13撮影)
(p.170)
人通りと店舗入口
・間口四間(約7.2m)までは入口は1箇所で良い?
(その分だけ広いショーウインドーを作って店の専門性をアピール)
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①③
・ショーウインドーは商店街の始起点と有力専門店などが多く集結している方向に顔を向けて斜めに造る
(入口も始起点寄りに造る)
・夕方ピーク時等、時間によって反対側からの人通りに流れが多くなる場合でも、自店が有力店でなかったら、帰り道に当店に立ち寄るケースが多いはずなので、やはり始起点側に顔を向けて造る
・ショーウインドーは、始起点側から視野に良く入るような角度で斜めに顔を向けて、この店の存在を知らせ、ディスプレイから“あなたの店”という感じでアピール
(間口が4間以上の場合は、ショーウインドーを左側のほうに3:7の割合で小さなものを設置すればよい)
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②
・角地の場合における入口のとり方
(サブ道路側を小さく、メイン道路側入口を広く・・・)