絵本専門士2人のユニット、sakaguraです。働く大人にもぜひ絵本を届けたいと願い、活動をしています。はじめましての方は、こちらをご覧ください
「絵本専門士リレートーク」では、 個性豊かな絵本専門士のみなさんが、私たちからの「4つの質問」に答えてくれます
今回ご登場いただくのは、鹿児島県鹿児島市の森ゆかりさん。育児中に、訪問販売の200冊以上の絵本セットを購入!それが絵本に目覚めたきっかけだそうです。そのご経験からか、子育てをしんどいなと感じているママやパパに、「絵本が助けてくれるよ」と伝えたいというのが森さんの大切な活動の一つ
お話をお伺いすると、それ以外にも絵本にまつわる活動がどんどん広がっている模様・・。ご紹介します
1. 森ゆかりさんのプロフィール
絵本専門士8期 鹿児島市在住。第一子の育児休業中に絵本の訪問販売の方がたまたまうちを訪ねてきたことから、半信半疑で200冊超をセットで購入。ワンオペ育児でどんよりしていた日々が声に出して読むことで一変、気持ちが前向きになりました。3人の子どもが進学で家を離れたのを機にボランティアに励み、長く働いた職を辞し絵本専門士になりました。
メールアドレス. 55yukarimo@gmail.com
2. 森ゆかりさんに「4つの質問」
①なぜ絵本専門士になろうと思ったのですか?
ボランティアを続ける中、絵本をもっと深く学びたい、絵本の力を伝えられる人になりたいとの思いがふくらみました。養成講座の講師に大好きな作家さんや憧れの先生が含まれていたことにも魅力を感じ、ぜひ受講したいと思いました。
②現在、どのような活動やお仕事をされていますか?
かごしまメルヘン館、小学校などでのボランティアを続けながら絵本専門士としての活動も始めています。昨年10月から、かごしま文化情報センター(KCIC:鹿児島市文化振興課所管)主催 『オトナに贈る絵本時間』(2022年12月開催の詳細)(2022年10月開催の詳細)で講師を務めています。ご縁がつながりチャンスをいただけたことに心から感謝しています。今年も継続することになりワクワクしています。2月には国立大隅青少年自然の家で、同じく鹿児島市在住、同期の有馬梢さんと一緒に講師を務めることになり、こちらも楽しみにしています。
③これからどのような活動をしていきたいですか?
オトナに再び絵本に出会ってもらい、絵本を好きになってもらう。そのことが家読(うちどく)へつながっていくと信じています。子育てをしんどいなと感じているママやパパへ、絵本が助けてくれるよ、と伝えたい。そのために活動領域をコツコツ広げていきたいと思っています。さっそく、前回リレートークで登場なさった2期 朝田栄子さんの鹿児島県枕崎市ファーストブック講座・セカンドブック講座の講師に使っていただけるよう名乗りをあげます(笑)。
もう一つ、絵本屋になるという夢の実現に向け前進したいです。2024年、鹿児島県姶良市での開業を目指しています。プレママ講座の場にもしたいですし、周りの病院、飲食店、美容室、理容室などにも絵本を置かせていただけるようネットワーク作りにも励み、まちのどこかしこで絵本に触れられる環境を作っていければ、と夢(=妄想)は膨らむばかりです。
④「働く大人」にオススメの絵本を教えてください
『だいじょうぶ だいじょうぶ』
いとうひろし/作・絵 講談社
おじいちゃんに守られていた幼い日。いまも耳に残るおじいちゃんの声。繰り返されることばに、あたたかい毛布にくるまれ抱きしめられているような気持ちになります。
『みち』
三浦太郎/作 あすなろ書房
赤い線で描かれるいっぽんのみち。自分の足で一歩一歩あるいて進みます。「つかれたら ちょっと よりみち」。
sakaguraより…
ボランティアからスタートし、絵本専門士として活動の幅を広げていらっしゃる森さん。その一つが『オトナに贈る絵本時間』という取り組みです。2022年10月と12月は活動の様子が紹介されたウェブサイトを紹介していただきましたので(2022年12月開催の詳細)(2022年10月開催の詳細)拝見すると、とても温かく贅沢な時間が流れていることが伝わってきます。
そして、鹿児島県姶良市に絵本屋さんを開業予定と伺って!素敵ですねー病院、飲食店、美容室、理容室などとのネットワーク作りを念頭に、町中に絵本を届ける拠点になりそうです。お近くの方はぜひ訪れてみてくださいね。わたしたちもいつかお伺いできたらいいなぁ
開業予定は、2024年!今年は、活動の拡大と開業準備に向けて充実の一年になりそうな森さん。sakaguraも応援しています
過去の絵本専門士リレートーク
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