神原駿河、高校三年生の始業式。変な噂を聞く。
高校3年になった日、神原駿河は「男の後輩」の忍野扇に
不穏なおまじないの話を聞く。
「絶対に」お願いを聞いてくれる「悪魔様」の噂。
自らの左腕にある「猿」の仕業ではないかと噂を集めるが
時間はすでに暦くんもひたぎちゃんも卒業した次の学期。ちょっとナーバスな駿河ちゃん。
というかずっと夜中は左腕を縛り付けていたのか。
そして起承転結の起は、なぜか男の子な扇ちゃんより
もたらされますね。
後ろ向きの自転車走行がちょっと怖い。
そこでこの物語らしい「悪魔様」が登場。
その正体がバスケ部時代のライバル沼地嬢。
うーん、不思議な色気の持ち主です。
彼女のいう「お願いの叶え方」は
ある意味真理ですね。
不安が未来の予測であることも
誰かに聞いてもらえることが望みの本質なことも
大体の悩みは時間が解決することも。
で、彼女の出現、そして
左手の「猿」の喪失。
とっかかりとしてのよき不穏さがあります。
あと駿河ちゃんだけだとギャグにならないのね。
次は映画
ダニエル・エスピノーサ監督
「モービウス」の感想です。
【物語シリーズ 過去感想】
<物語>シリーズセカンドシーズン
第懇話 つばさタイガー 其ノ壹 其ノ貮 其ノ參 其ノ肆 其ノ伍
第恋話 ひたきエンド 其ノ壹 其ノ貮 其ノ參 其ノ肆 其ノ伍 其ノ陸
他過去感想はこちらのページより。