本物ではなく、人間に。
翼はもう一人の「妹」、ブラック羽川へ手紙を綴る。
そしてブラック羽川は翼の願いを受け、
苛虎のもとへと夜空へ飛び出した。
今回はめちゃくちゃ泣けました。
今まで傷つかないよう、
傷つけないよう切り捨ててきた
人として当たり前のストレスや嫉妬を
受け入れ愛する決意をした翼ちゃん。
仮父母への許容量を超えた嫉妬の理由も
さりげないからこそ重く感じます。
それを見ないふりはしなくていい、
怒って、嫉妬して、傷ついていい。
翼ちゃんはそれをやっと知ります。
そしてどうあっても羽川翼であり、
受け止めると教えてくれた
ひたぎちゃんと…暦くん。
なんてかっこいい登場するんだ!!
そして翼ちゃんはやっと伝えて。
玉砕して、傷ついて、泣けた。
羽川翼の野性を得た人生はここからです。
本当によかった。
おかえり。
次回 総集編 I
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