セカンドシーズン開始。

八月一日。羽川翼の物語は少女に出会い、

虎に行き会ったことに始まる。

その朝、翼は真宵に出会い、暦が留守であることを知る。

そのあと謎の虎に行き会う。虎は言う。

「白すぎて、白々しい。」

猫物語白開幕です。

翼ちゃんの語る翼ちゃんの物語。

何でも知っていて、家族も家も知らない

自分という存在も認識できない。

翼ちゃんの視点はこの時点では

春よりは成長してるのでしょうけど

まだまだ「白々しい」状態ですね。

 

突然の火事が起きて

今夜泊まるところもないのに

誰にも助けを求めずに廃屋で寝ようとする彼女。

いやホントに危ないよ…。

 

そんな彼女へまっすぐに友情を示してくれる

ひたぎちゃん。

正直意外で、でも見ててこちらも嬉しくなりました。

泣きながらひっ叩いてくれて

…こっちが泣けてきます。

まあそのあとちょっとセクハラじみた

おもてなしをしてくれますが。

うーん流石阿良々木さんの彼女です。

似てきてないか。

 

翼ちゃんとひたぎちゃんの関係は

ホントに好きです…。

 

さて暦君はおらず

虎に行き会ってしまった翼ちゃんは

どのように物語を語っていくのか…。

 

次回 第懇話 つばさタイガー 其ノ貮

 

次は読書

野崎まど著

「死なない生徒殺人事件

 ~識別組子とさまよえる不死~」

の感想です。

 

物語シリーズ

過去感想はこちらのページより。