大好きな中村うさぎさんの、文春エッセイシリーズ。


最近、50前後の女性が「閉経」についてフツーに語り始めて、とても良いことだなあと思っていたら、10年以上前に書いてる人がいました!


中村さんは、女性の性に対する自己決定権とか、閉経の話とか、するのがめちゃくちゃ早い。私はこの人、フェミニストだと思うんだけど、ご本人が宣言しているようでもないみたい。やっぱり時代的・性格的なものなのか、ちょっと笑い話みたいにして書かれることが多かったり、アプローチの仕方がフツーじゃないので(デリヘル体験とか)、やっぱりフェミニストから嫌われたりするんだろうか。それでも、こういうことがあるって知れてよかった。


あと物書きとして自分への戒めにしようと思うのが、「落とし前」。中村さんはラノベ作家としてデビューしたが、あるときから小説が書けなくなり、エッセイのほうに逃げた。そうしたら、いよいよ本当に小説が書けなくなってしまった。


「悩み苦しむべき局面で、きちんと悩み苦しまなかった人間は、必ず、そのことに復讐される」


私がいつか何も書けなくなったとき、この言葉に立ち返るために、ここに書いておく。


 

 



 








・『愛と資本主義 』


・『オヤジどもよ!



・『女という病


・『私という病


・『ゴクドーくん漫遊記


・『ゴクドーくん漫遊記2


・『ゴクドーくん漫遊記3


・『ゴクドーくん漫遊記4〜6






・『変?





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