9歳のおしごとリスト(モンテッソーリ教師養成講座で学んだ最も大切なこと) | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

だらだらと書き連ねてきた『年齢別おしごとリスト』もついに本日で終了です。

今までお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございます。

 

※関連記事

2歳のおしごとリスト

3歳のおしごとリスト

4歳のおしごとリスト

5歳のおしごとリスト

6歳のおしごとりスト

7歳のおしごとリスト

8歳のおしごとリスト

 

まとめてみて感じたのは、「逃がした敏感期」がいかに多かったかということ。

娘がやりたいと分かっていながらも、日常の忙しさを理由に、きちんと向き合えなかったこと。

常に教師養成講座の課題と娘のおしごとの準備を天秤にかけなければならなかったこと。

一緒に過ごす時間があまりにも少なすぎたこと。

 

などなど。 

 

どれもマイナスに思えるようなことですが、こんな感情が浮かび上がってきたことに、意識して行うことがあります。

 

 「マイナスと思えることを(無理やりにでも)プラスに変えてみる癖」

 

 これは、教師養成講座で学んだ多くのことの中で一番大切にしていることかもしれません。

 

「娘がやりたいと分かっていながらも、日常の忙しさを理由に、きちんと向き合えなかった」

⇒家庭は子どもが主人公となるモンテッソーリ園ではない。モンテッソーリ園のようにいかないのは当たり前。

 

「常に教師養成講座の課題と娘のおしごとの準備を天秤にかけなければならなかった」

⇒あの時、教師養成講座で学習を続けたから今がある。

 

「一緒に過ごす時間があまりにも少なすぎた」

だから、毎日一緒に過ごせる今のこの状況に感謝すべき。

 

この「マイナス」から「プラス」への発想の転換は、モンテッソーリアンが持ち合わせる資質のうち、最も母を驚かせたもの。

 

いたずらは「知性の魂」

癇癪は「成長の証」

間違いは「ゴールデンな瞬間」

 

何度もこのような表現に触れていると、自分もそのように捉えられるようになってくるから不思議です。敬愛してやまない恩師との時間を無駄にしないために、このポジティブシンキングは絶対に忘れてはならないと強く心に決めています。

 

現在9歳の娘の今年のおしごとリストです。

※これらはあくまでも我が家のホームモンテッソーリの記録を年齢別にまとめたものであり、モンテッソーリ教師養成講座で推奨されているリストではありません。

 

9歳

❖上級日常生活の練習

オーダーメイドペン立て

パンツを縫う

カードづくり

静寂練習

リカちゃん用クラフト

 

❖言語教育(日本語)

絵カード合わせ

ことわざ

 

❖言語教育(英語)

接頭辞を体験する

ひらがな練習

語彙習得法

絵カード合わせ①

 

❖算数教育

わり算埋め込み暗算板

ビーズフレーム

金ビーズのかけ算

分数を知る

分数の小人

はめ込み分数①

分数のカードづくり

交換法則

分配法則

 

❖文化教育

雲の観察

平和について考える

草本植物の探求

地球のタイムライン

宇宙と地球のはじまり(パワーポイント)

はじめての経済学

生きるために必要なもの

宇宙と地球のはじまり(アクティビティー)

地域社会

ニーズとウォンツ

モノとサービス

自然観察

日本地図づくり

時代の時計づくり

草花スケッチ

 

休校中、モンテッソーリ教育をご家庭で取り入れてみたいと思われている方の参考になればと、全8回に渡って我が家のホームモンテッソーリを振り返ってみました。

 

中には教師養成講座で使い方を学んでないと提示が難しいもの、こんなものもおしごとになるの?と思われたもの、色々とあったと思います。あくまでも我が家のホームモンテッソーリの記録であり、モンテッソーリスクールのおしごととは異なる部分も沢山あったと思いますが、こんな一つ一つの時間の積み重ねが、現在の娘に繋がっていると思うと、どれも必要な時間だったと思っています。

 

遊び、おしごと、学校の勉強とほぼ境界線がない娘。

彼女にとっては、すべてが学びだからでしょう。

 

9歳の学びを楽しくする工夫は、これからも続いていきそうです。

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート