夏休み前の記録になりますが、以前記事にした「わり算暗算板」の続きのおしごとについて記録しておこうと思います。わり算暗算板とは、わる数とわられる数とその答えが書かれた数表。暗算への導入目的があると共に、約数の概念の理解にも繋がるおしごとです。
この日、娘が行なっていたのは「わり算埋め込み暗算板」と呼ばれるもの。
一見「わり算暗算板」と同じに見えますが、こちらは答えが書かれていません。なので、その都度、自分で答えのチップを置いていきます。
もしこれが、プリントだったら1枚のプリントで何問も解けてしまいますが、この「わり算埋め込み暗算板」の場合、一つ一つに時間がかかります。問題を見て、わられる数を右人差し指で、わる数を左人差し指で指し、指が交差したところに、答えのチップを置いていく。
この一連の作業のためには、集中力も手先の器用さも必要となってきます。
プリント学習が頭脳を使うものだとしたら、モンテッソーリのおしごとは身体を使うもの。
娘は、この一つ一つの動作が大好きです。
小さいころから親しんでいることもあってか、チップのような何か細かいものを扱うことがとてつもなく好き(笑)。
そして、我が家がおしごとを行なう際、これらの活動と並行して行なうことに「語彙の確認」があります。「わる数」と「わられる数」の意味を確認し、小学生になってからは、バイリンガルで行なうことも多くなってきました。娘の場合、将来的に数学のテストを英語で受けなければならないため、この辺りの語彙も、英語で同時に確認しています。
わり算のおしごとは、まだまだ続きます♡
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