モンテッソーリ・算数教育「分数のカード作り」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

相変わらず、分数が続いている我が家のホームモンテッソーリ。

 

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「分数のおしごと」

「分数の小人って!?」

「はめ込み分数の紹介」

 

この日の母の目的は”Mute Cards"と呼ばれる分数のカードを作ることでした。
 
まずは、教師養成講座の副教材のカードの紹介から。
 
それぞれ、等分に分割された円のカードを提示。鉄製の枠の中から円を取り出し…。
 
それぞれ対応するカードに円を載せていきます。
 
このぴったりと合わせる作業は、4歳の時に行っていた「幾何タンス・カードを使ったおしごと」と一緒。慣れ親しんでいる作業だけに、9歳となった今もこの「ぴったり」という感覚を体験すると、テンションが上がるようです(笑)。
 
インセッツをトレースして、オリジナルのMute Cards作り開始。
 
色鉛筆を走らせる時間は、何歳になっても楽しい楽しい時間のようです。
 
娘の幼児期、モンテッソーリ教育の中で最も苦手としていたのが「感覚教育」でした。言語教育、算数教育はさっと理解ができても、どうしても「感覚教育」という耳慣れない言葉が苦手意識を生み出し、発達観から捉えるこの教育の必要性を上手く理解できずにいました。
 
けれども、こうして感覚教育を通じて物の形や性質などをきちんととらえることが出来ると、今後必要となってくる「幾何や代数に必要な論理的思考や抽象を想像する力」が養われるというモンテッソーリ女史の主張の重要性を9歳の娘を前にして再認識させられます。
 
あぁ、もう戻れない幼児期。
これもしたかった、あれもしたかったということばかりでいっぱいです(笑)。
 

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