こんばんは&こんにちは。
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今日も素敵な一日となりますように。
笑顔多めで♡
***
少し前にこんな記事を書きました。
今日こそ、
「出エジプト記」となるように完結させましょう!
さて
エジプトと言えば
世界三大ウザい国の一つ、
と言われているらしいけれど
ちなみに、その三つとは
エジプト、インド、モロッコだそうで。
とにかく絡んでくるし、
約束は守らないし、交渉したとしても
最後には全く違うことを言ってくる。
そんなことも異文化の一つだとは
思えるけれど、家族で旅行した時
では実際誰が交渉をするかというと、
我が家では大抵が夫が前面に立ってくれるわけで
私もあまりにひどい時には
加勢するのですが。
横で私は、
こんな風にいったらどんな風に返ってくるかな
など、興味からついつい観察してしまっています。
上記記事の続きですが、
紆余曲折あった後、帰りはラクダに乗ろうと
私たちの方からラクダ商人をつかまえました。
ネットを見ても、
ラクダ案件で揉めた事案が多々あることを知っていたので
覚悟をして交渉が始まりました。
🇯🇵4人で◯◯まで行きたいが値段はいくらか。
🇪🇬 ◯◯だ。
🇯🇵 間違いないか。
降りる時に違う値段を言うことはないか。
🇪🇬 間違いない、四人でラクダ2頭で◯◯だ!
🇯🇵 了解した。
(内心 それでも怪しいなぁと思いつつ)
ということで、いざ、
ラクダに乗ることになりました!
準備中!
余談になりますが、
ラクダに乗る時、今思えば、私は。。
生ぬるい優しさでラクダのことを考えてしまい、
(家族の中で一番体重の重い)夫と一番軽い次女、
そして私と長女のペアという風に、
体重を分散させてあげたつもりで
ラクダに乗ったのですが、
それが大間違い
私と大して体つきも変わらなくなった長女が
私の前に座ったので、
私は娘の横から手を回してしか
手綱を持つことができず
不安定なこと極まりなく・・
怖いことったら!
特にピラミッド周辺は岩が多く足場も悪く、
大きな石の段差をガクンガクン言いながら
ラクダちゃんが歩くものですから
私はほんっと〜に、
生きた心地がしませんでした
ピラミッドでラクダ経験、
これができたので、もう結構、
もう二度と乗りません笑
一方で子供たちは大喜び
夫もそう怖くなかったそうですし、
他の方も悠々と乗っておられたので
怖がりなのは私くらいでした。
みなさまはきっと大丈夫
余談はそれくらいにしまして
エジプト人との交渉に
話を戻すことにいたしましょう。
必死にラクダにしがみつきつつ、
ようやく地に足をつけられる!と
ラクダから降りる段になると、
ラクダ引き商人さんに
何やら電話がかかってきました
それが気になってきた私たち。
終着点についても
なかなか降りようとさせてくれない。
ラクダから降りる前にお金を支払わせたい様子。
そして、言われていた額より
多い額を請求してきました
やっぱりこうなるか
それでも
夫が約束していた値段を支払おうとすると・・・
それではだめだと。
細かい点は忘れましたが、
おおよそ↓こんなやりとりだったように
記憶しています。
私自身はこういうとき、純粋に、彼らが
どんな手口や言い方で交渉?してくるのかに
とっても興味があります。
だから
(約束を破られているわけですから、
当然と言えば当然だけれど)
言われた額を簡単に出すのは
もったいないとも思っています。
だって私にとっては、これも立派な文化観察で
大事な経験だと思っているのですから
さあ、交渉!
🇪🇬「言った値段は乗るための値段だ。
降りる時にはまた値段が変わるんだ。」
🇯🇵心の声(やっぱりキタァァぁ!!!)
🇯🇵「君と僕はあの値段で約束したはずだ。
だからこの値段しか払わない」
🇪🇬「伝えたのは乗るときの値段、
降りるときにも
お金がかかるということなんだ!」
🇯🇵「そんなことは聞いていないので
言われた額しか払わない。
君自身が僕にさっきそう言ったじゃないか。
僕は何回も確認して乗ったぞ」
🇪🇬「まぁそうだけど、それは無理なんだ」
🇯🇵「誰が君にそう指示しているんだ。
さっき電話していたボスか?」
🇪🇬「そうだ。」
🇯🇵「ならそのボスに電話してくれ」
🇪🇬「まぁ、そう言わずに。
とりあえずカメラを貸してくれ、
ここは絶景スポットなんだよ、
家族の記念写真を撮ろうじゃないか。
いいアイディアだろう?」
私もその後どうなるのか面白くて
カメラを渡してみました。
すると、確かに素晴らしいアングルで
写真の数々を撮ってくれます。
多分これも何かの交渉に使われそうだなと、
疑心暗鬼ではありましたが、
はるばるエジプトのピラミッドまで来て、
こんなチャンスはないので、
とりあえずここは
カメラに笑顔を向けることにいたしました笑。
🇪🇬「どうだ、この写真は素晴らしいだろう?
ここはこうやって撮るのがいいんだ!
君たちはハッピーかい?」
(確かに!)
🇯🇵「ありがとう、ハッピーよ。」
🇪🇬 「そうかい?それは良かった。
それなら・・・
今度は君が僕をハッピーにしてくれ!」
(意味→お金をくれ)
(心の声)
「そうくるんかーーーい!!」
🇪🇬「たのむよー、僕をハッピーにしてくれ!
君がハッピーなら僕はハッピーなんだ。
だから僕もハッピーになりたいんだ!」
その言葉が何回か続き・・
最後は手を合わせおねだりモード!笑
「お仏壇の長谷川か!」
とか思うと、
内心おかしくておかしくて
それで。
ごめんなさい。
実のところ・・
その後、我が家が結局どう決着をつけたのか。
わたし、忘れてしまいました。
↑↑
そこ一番だいじなとこーー!
なのかもしれませんが、
私にはそこはあまり重要ではなくて。
その交渉の過程が私には見もの、ポイントでして。
君がハッピーなら僕もハッピーにしてくれ。
この言葉が私にはなぜか、
すごく新鮮というか、
商売の基本というか、、。
やり方は日本人としては
受け入れがたいんだけれど、
なんというか現代日本とは違う、
何か、商売の基本の考え方にも
ちらっとは思えたり、
「こういうやり方をしてくるんだ、
エジプト人は!」
という面白さと興味深さで
私は好奇心が満たされたのと、
一刻も早くラクダから降りたい一心で、
横のラクダに乗る夫がする交渉の結果が
どうなったのか・・
本当に気にかけずにおりました。
勝ったのか、負けたのか。
夫自身は覚えているかしら。
最後にスフィンクスを拝んで。
交渉してくれた夫は疲れたと思いますが、
私は夫が頑張ってくれたおかげで、
エジプト人を少し観察することができ
私は好奇心がとても満たされました
お国が違えば文化も違う。
そんなこんなでエジプト人はやっぱり
なかなかどうしてタフな交渉相手でありましたが
大変興味深く拝見しました。
紅海を臨むシャルム・エル・シェイクでの
素晴らしいビーチリゾートから始まり、
ドルフィンスイミング、
夜のベドウィン民族体験と星空体験、
紅海のサブマリン体験。
そこからの、
カオスだけれど活気にあふれたカイロ、
親日国であることを知らしめた
「安倍晋三通り」、
信号の一切ない街、
天井が崩れている数多くのマンションの謎、
車線なく行き交う何車線もの車の中を
野生的感覚でいとも簡単に渡っていく
信じられぬほどにたくましいエジプト人たち。
ロバと馬と犬と猫と観光バスとタクシー乗用車と
トゥクトゥクのような乗り物と・・
とにかく様々な乗り物が縦横無尽に行き来する、
一体ここは何時代なのかと
興味が湧いてしまうほどに
時代が行き来する街。
携帯を操るその手の向こうに、
4500年前の歴史的建造物が私達を
覗いている。
ピラミッドという何千年も前の素晴らしい遺産が
現代のエジプト人たちを支えてもいる国。
そして感動のギザのピラミッド経験、
ピラミッドの夜景、
エジプト商人との交渉、
記事にはしませんでしたが、
博物館訪問などなど・・。
(ご興味のある方は
テーマ「エジプト」から御覧ください。)
視野も世界観もぐぐっと広げることのできた
有意義な、充実した旅でした。
「人生で最もエキサイティングな旅の一つ」
となったことは間違いありません
と。
そんなこんなで
一年近く?細切れに続いてしまった、
長かった、我が家のエジプト記・・
ようやくこれにて
「完」
「出エジプト🇪🇬」
できてよかったデス
👏👏👏
次はレビ記に進めるでしょうか?笑
いや、次は・・我が家の場合、
2023年春のバカンス、
「マルタ記」だったように記憶しています。
お読み頂きまして、
ありがとうございました
今日は不安定な天候ですね。
雨が多い地域もあるようです。
皆様どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。
良い金曜日を!
***
香りがとても良いリチュアルズ。
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