「NO CHOICE!」 〜フランスらしい一言とマダムの育児②〜 | 子供と暮らすウィーン便り 〜美しいもの探し&文化の違いに思いを巡らせて〜

子供と暮らすウィーン便り 〜美しいもの探し&文化の違いに思いを巡らせて〜

イギリス、パリ、東京、現在ウィーンに暮らす駐在妻です。
「美しき青きドナウ」を見ながら子供とドタバタ暮らす
「忙しきクスミBBA」(笑)がウィーンで美しいものを探し、
新たなる価値観や文化の違いに興味を持ちながら暮らしています。
英仏回顧録、旅行記、収納等も♡

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。

 

初めましての方は、お読み頂く前に

こちら(およみ頂く前に♡)をどうぞ♫

 

豪雨の被害に胸を痛めています。

私も微力ですが、みんなの力を合わせて

大きな力にしてどうにか被災者の皆さんの

心のパワーになりますように。


↓↓平成30年7月
豪雨緊急災害支援募金(Yahoo基金)

 

 

***

 

さて、先日こんな記事を書きました。


「子供と遊ぶのはあまり好きではないの」
フランス人マダムの言葉と育児①

 

今日はその続きです。

 

 

それは、友人のフランス人マダムの

家に招かれた時のことでした。

 

 

大人は大人、子供は子供部屋で

別々に過ごし、

大人は優雅にお茶を飲んでいる、

というのが、私が経験した

フランスで招かれた時の

一般的な時間の過ごし方でした。

 

これはカレットでのティタイム。

 

 

友人の家は全体的にはモダン。

でもどこかにエレガントな要素が

入っているのでした。

 

赤がポイントカラーで、ソファーには

 

Keep Calm

Drink Champagne

 

と書かれたクッションが。

 

(画像をおかりました。)

 

フランスっぽいですよね。

 

 

サロンには壁に書棚が取り付けられてあり
たくさんの本が。

センターにはピアノがあって、
その上にディプティックのキャンドルが
2つ置いてあります。
(下にリンクを貼りましたおねがい



今の日本の流れと絶対的に違うのは
ものが少ないわけではないのにおしゃれ。
という点です。
そこにはその人らしいセンスが
溢れているのです。


あまりに大人の空間の美しい家に
感嘆の声をあげ、

 

「素敵だわ。

どうしてこんな風にできるの?」

と興味を示していると、

 

(私の場合は、内心、

子供のものがない、とか、

収納の美しさの基準が違う、とか

そう言った、

日本とフランスの違いの観点からの

興味も大きかったのです。)



 

「家の中を案内するわ。」

 

と言って、

各部屋を案内してくれたのです。

 

 

私にとっては最高のおもてなしラブ

 

 

 

そして寝室。

これまた素敵な大人な空間でして。

 

「愛のフランス」を感じるような

ホテルのように美しい寝室。

モダンで、ここには余計なものが一切ない。

 

ベッドとベッドの上の絵。

 

ドレッサーと、

美しいデザインのキャビネット。

 

そして何より、

ベッドメイキングが完璧!!

 

 

「ここは子供は入らない部屋よ。」

 

というので、

 

「でも入ってきたいと言ったり、

一緒に寝たいと言わない?」

 

と聞くと、

 

「いうけれど、10分だけなら

いいわよ、と言うわ。」

 

 

「でも、もっと一緒に寝たい、って

いうでしょう。」

 

とさらに突っ込んで聞くと、

きました、フランス節!

 

「No choice !」

 

と、笑顔で、

でもきっぱりと一言

返ってきました。

 

 

 

その瞬間、私はしびれました。

これぞフランスだ!と

 

その潔いほどの「フランスらしさ」に

しびれたのです。

 

 

大人と子供の線引きがきちんとあって、

子供には入ってはいけない領域があって、

大人と子供の序列があって。

 

大人と子供。

 

日本と比べるとフランスには

厳しいほどの境界線があり、

フランスでは大人の空間や時間は

絶対に守られるべきものとされているのだと

日々のいたるところで感じていました。

 

 

 

ですから、

 

「子供の心に寄り添う」

「子供の意思を尊重する」

「子供の興味や好奇心に向き合う」

 

ことが良いとされる日本とは

真逆のことも多いと

いつも感じていました。

 

 

その結果なのか、フランスの子供達は

とても大人びています。

 

子供心が満たされているのは

日本の方かもしれません。

 

でも、フランスはフランスで・・・

(またいつか・・)

 

 

どちらが正しくてどちらがまちがっている、

という議論はナンセンスなので

したくありませんが、

 

とにかくフランスは違う!

 

イギリス人も、アメリカ人も、

イタリア人も、スイス人の友人も、

フランスの育児は違う、

と、口を揃えていう・・・。

 

 

こんな風にある意味潔く育児を

している国があるんだ、ということを

知ることは目からウロコでした。

 

フランスはどこまでもフランスなのです笑。

 

 

 

いつぞや書いたこんな記事。

 

⭐︎【続】大人の街パリ⭐︎での育児
〜思うままに〜

今は、この記事を書いた時とは
少しだけフランス育児に対しての
思いが変化していまして、
フランスに3年住んだ後、
日本の育児を見てまた変化してきた
自分の考えも面白いです。



フランスの育児について
感じていること、まだまだ
綴ってまいりますね。

長くなるので、また続きは次回に。

Wカップ、
フランスがベルギーに勝ちましたね。
内心、フランスとイングランドが
対戦することになったら
どちらを応援しようかと・・・
ちょっとだけドキドキしています。


***

 

彼女の家にもあった

ディプティックのキャンドル。

これはフランスのお宅に行くと、

よく見かけていました。

 

香りが本当に良いのです。

私はやはりroseが好み。

 

 

 

 

 

 

***

 

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