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先日からこんな記事を書いています。
「君のお嬢さんは４歳だよ！」
上の記事でも書きましたが、
フランスでは、何事も担当者の判断に任せられ
対応が違うことも多いフランス、
日本から赴くとサービスが悪い、
と言う印象を受けることも多い訳です。
（いや、日本よりサービスの良い国は
世界中どこを探してもないと思うので、
海外に行って一番苦しむのは
日本人かもしれませんね
日本を基準にすること自体が
世界のスタンダードに合っていない気がします。）
そして、よく
「フランスのカフェの店員の態度が悪い」
と言う言葉で表現されるように、
カフェに限らず、フランスでは
日本のような丁寧なサービスは
到底期待できません。
長女がお友達の誕生日パーティへ、
次女はベビーカーで寝ていた時
夫と過ごしたカフェ。
フランスは一部のトップエリートが
国を牽引している国。
それこそ昼夜問わず、馬車馬のように
働くトップエリートがいる訳ですが、
彼らの矜持と、それ以外の人たちの
仕事への取り組み方や意識は
きっと違うのだと思いますが、
私たちがフランスで暮らして
毎日の暮らしの中で触れるのは
トップエリートではなく、
もっと身近な場所で働く方々です。
少なくともそう言う身近な方達の
仕事ぶりは日本とは全く違います。
例えば、
ガムを噛みながらレジは普通ですし
お客さんがどんなに待っていても
自分のペースは乱さないし
どんなに列が長くても
お客さんと話して楽しんだり
暇だとお菓子を食べている人も
いましたっけ。
（でもタイミングを見て、
お菓子くらい食べてもいいんじゃない？
と、秘書時代いつもおやつを
食べていた私は思います。テへっ
）
そして何より。
昨日も書きましたが、
フランス人は日本人の感覚からすると、
基本「感情」で生きている人の多いこと！
ですから、カフェのギャルソンも、
スーパーの店員も、
その日の態度が全く違ったりもするのです。
すっごく機嫌が悪かったり、
反対にすっごく機嫌が良かったり。
もちろん、普通のテンションで仕事を
してくださる方がほとんどですが、
日本では見かけないテンションで
仕事をする方に遭遇する率が
日本より圧倒的に多いのですよね。
日本では感情を見せるのは大人気ない、
と言う雰囲気の中で育ちますが、
フランス人は感情をバッサバッサと
現してきます。
こちらが悪い訳でもないのに、
相手構わず。。
日本で育った私たちは、
そう言うのに慣れておらず、
フランスで人々の様々な感情に翻弄され、
たとえ自分は関係ないと知っていても
初めはちょっと疲れたりした訳ですが、
年数に従って、こちらの気構えも
だんだんと強くなる気がしました。
同じ先進国でも、あれだけ感情を
むき出しにするんだなぁ・・
日本はもちろんですが、
もっと理性的で秩序があったイギリスとも
比較してしまう私は
とても不思議に思っていました。
同じ先進国でも人々のあり方が
ここまで違う、と言うことが
とても興味深いですよね。
ほんと国によって、価値観、
人々の生きるサマはそれぞれですね。
でも・・・。
フランス人全ての人ではないのは
言うまでもないことですが、
感情をあそこまであらわにして
過ごせる、と言うのはとてもとても
「（動物としての）人間」らしいなと。
♫ありのぉ〜ままの〜姿みせーるのよ〜♫
ストレスが溜まらなくていいのかも
と思ったり、逆に
あれだけ感情を出して生活するって
疲れもするだろうなぁとも思ったり。
万が一、
日本であんな接客をしようものなら
すぐにクレームではないでしょうか
日本ではサービスを提供する側は
本当に大変ですね。
次回はそれについて書いてみたいデス♫
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