本帰国前日の大パニック まさかの事件・・・フランスらしい駐在の〆？

ご訪問ありがとうございます。

昨日は暖かかったですが、

今日は嵐のようでしたね。

初めましての方は、お読み頂く前に

こちら（およみ頂く前に♡）をどうぞ♫

＊＊＊

於：ブルゴーニュ。

娘にとっては初めての星付きレストラン！

お行儀よくしてくれました。

昨日夫と話をしていて思い出したこと。

そんなこともあったわね〜。

そう、それはなんと

本帰国前日のことでした。

退去前の厳しすぎるエタデリューを終え、

２０箱のダンボール＆スーツケースと共に

疲れ果てながらなんとかホテルに

たどりついた我が家。

とはいえ、まだ山ほど仕事が残り

バタバタしていた本帰国前日。

日本人の仲の良かったお友達が

長女を預かってくれるということで

仲の良かったKくんと最後の思い出を

作れるし、何より助かるわ〜、

とありがたく思っていました。

翌朝、さぁお友達の家へいくわよ！と

娘を起こし、髪を結いてあげようと

娘の髪を手に取ったその時です。

ん・・

んん？？？

何これ・・

むむむ？？？

取れない・・

やっぱり取れない・・

しがみついてる・・・

ま、ま、まさか、

このタイミングで？

どーしましょ〜〜〜う

パパー！！！

「どうしよう、これシラミかも」

「えーーー！！」

と飛んできた夫。

そ、そ、そうだねぇ、

これはまちがいないね・・

二人して驚愕＆撃沈＆パニック！

今までなんとか奇跡的に無事に

ここまでやってきたのに、

このタイミングでぇ？？

噂には聞いていたけれど、

我が家では初めてのことで、

何をどうしたら良いのやら・・

この土壇場で〜！！！

移してはいけないからと、

泣く泣く友人に断りの電話を。

そうなんです

（川平慈英風に・・笑）

このフランスという国においては、

シラミは日常茶飯事・・

日本人のお友達も数人

うちも経験済み！ということでしたし、

幼稚園でも「シラミが流行っています」

と時々連絡が入っていたものです。

フランスの幼稚園にいる限り、

シラミはいつか来るもの・・

でも、あぁ良かった、うちはなんとか

無事に乗り切ったわね！

と、片付けをしながら、友人から

「もしもの時に・・」ともらっていた

シラミスプレーを処分しながら、

ついその先日良かったわぁ、

と思っていたというのに、

まさか、本帰国直前という

このタイミングでやって来るとは・・

それでなくてもバタバタしていたのに、

さらに大パニックですよ。

だって。

・・ってことはー。

ママに移ってない？

パパは？

べべは？

枕は？

洋服はどうすればいい？

スーツケースにいれなきゃいけないのに、

乾く？？

などなど・・！

幸い娘は小さな卵の段階できづけたので、

動いてまではいなかったのですが、

経験済み日本人の友人に聞くと

それはそれは恐ろしい光景だとか。

（月曜日の朝から書く記事ではなかったかしら）

もう、この忙しいのになんで「今」

シラミなのよぉ、と思いながら、

最後のパリの街をシラミのために

ひた走り、友人の勤める薬局へ。

どういう締めくくりなのよぉ！

競歩のようなイメージで笑

いそいそとホテルに戻り

シャンプーをさせ、ひと段落。

とはいえ、私達に移っていないか、

シャンプーは効力を発揮してくれるのかしら

と不安な気持ちのまま

バタバタな１日を過ごしました。

（薬の効果は抜群！

誰も移らず、娘も一回のシャンプーで

バッチリなくなりました。）

当該事件のあったホテル。帰国日の朝。

当の本人は女優気取り！？

そう。

フランス人は日本人のように

きちんとシャワーを浴びません。

数日に一回、という人も多いようです。

幼稚園などでもマットの上に雑魚寝で

お昼寝・・というスタイルのところも多く、

シラミは「おフランス」では珍しくないのです。

日本でも多少はあるようですが・・。

フランスの衛生事情は、日本人からすると

本当に信じられないことも多いのです。

外遊びの後も手洗いとうがいをさせる

「習慣」はありませんでした。

食事前に手を洗いに行こうとした

日本人のお友達は

「何してるの、座ってなさい」

と怒られたこともあったとか。

先生の方針によって違いもあるでしょうが

（これもフランス流）、

日本のように手洗いうがいは

徹底して指導される事柄ではないのです。

もちろん、食事前にきちんとジェルで

消毒をしている人もいますけれどね。

あれだけ犬のフンが落ちている街中を

歩いた靴で家の中でも歩き回る文化。

そしてあろうことか、その中を赤ちゃんが

普通にハイハイしているわけですから、

衛生面を考えると、

日本人にはどうしても受け入れがたい

光景ですね。

いやぁ、それにしましても。

本帰国直前でこんな事件が待っているとは、

まさに「おフランス」（汚フランス）らしいと

申しましょうか。

その後友人がホテルに立ち寄ってくれ、

無事に最後に一目会えたので

良かったのですが。

フランスらしく〆られた

我が家の駐在でした。

あぁ、思い出してもおぞましい〜！

 追記

そしてこれが、そのシャンプーです。

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お読みいただきありがとうございました。

今週も笑顔で良い１週間となりますように。

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