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出生率の高いフランス。
ご紹介しきれていませんが、
システムの面でもやはり日本より
子供を生みやすい環境が整えられて
いるように感じますが、
母親への負担の軽減、という観点から
今日は書いてみようかなと。
例えば。
幼稚園での保護者会。
これはフランスでは夜行われます。
父親も参加しやすいですよね♫
先日記事にしましたが、
日本の幼稚園のオフィシャルな
ママのランチ会で役員の方々へ
プレゼントを渡した時に
役員の方が「挨拶を」と言われ、
ある方の第一声が、
涙を押さえきれずに、
「役員決めの時から（うぅ・・）
皆さんにご迷惑や嫌な思いを
おかけしたかと・・
（うぅ・・）」
それが第一声ということは、
その罪の意識と居心地の悪さを
１年間ずっと持ち続けながら
やってこられたんだろうなあと
彼女の１年間を思うと切なくなりました。
私は帰国していなかったので
知りませんでしたが、
役員決めの時にもめたのだそうです。
先日から記事にしているように、
日本はイベントも多いですし、
バザーなど母親が主体になって
運営する大掛かりなものも多かったりで、
やりたくない人が多いからこそ
揉めるわけですよね。
そしてなにより。
そこには男性はいない。
フランスを思い出してみると、
保護者会や説明会、
イベント等への父親の参加率が
非常に高いのです。
もちろん、フランスでも
役員はほとんどがママなのですが、
それでも、いろんなシーンに
男性が交いることでもたらされる効果、
というのはあると思っています。
フランスは愛の国だと言われ、
「男性と女性」を当然意識しながら
過ごしているものの、
日本のように男性と女性が
隔離されてすごすことはありません。
男性も女性も入り混じり、
同じ人間として会話を交わし、
共に時を過ごすことが多いのです。
そういう意味では、フランスには
異性という概念はないような気がします。
朝のお見送りの時も普通に
ママ達に混ざってパパも「話して」います。
それどころか、
私がよく参加していたプチカフェに
数回、男性があまりに普通に
鎮座（笑）していたことがあって
内心驚いた私・・。
プチカフェという「女性のもの」
と私が勝手に思っていた集まりにも
可能とあらば男性も来て、
当然のように仲間に入り、
女性と混じり合って会話を楽しむ。
それがあまりに当然でナチュラルで。
ママ友達も男性がいるからといって
いつもと雰囲気が変わるわけではなく・・
男性とも楽しくくつろいで普段通り
会話しているその様を見て
あぁ、これがフランスなんだ、
とつくづく異文化を感じさせられた
日本人の私でありました
フランスでは男性の存在が
女性の集まりの中に自然と
存在しているのでした。
上に挙げたような、
プチカフェや幼稚園だけにとどまらず、
もっともっと生活の中に浸透している。
日本ではあり得ないことですよね。
少し話がずれたようにも思いますが、
こういう日常のあり方、社会のあり方も、
実は出生率や母親のプレッシャーや
女性同士の無駄な揉め事にも
関わって来ているように思います。
こうなると、女性と男性と・・
それを分けないフランス人、
と結論づけそうですが、
それもまたちょっと違う。
長くなりましたので
本題はまた明日♫
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