「なぜ？」 フランスの母乳事情 〜母親としての自己肯定感〜

おはようございます。

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こちら（およみ頂く前に♡）をどうぞ♫

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先日、こんな記事を書きました。

母乳が出なくても大丈夫！こんな国もある〜フランスの驚きの母乳事情〜

今日はその続きをば・・。

日本では母乳が出なくて

苦しんでいるママもたくさんいますが、

フランスはどうだったかというと・・

フランス人のママの間で、

こんな会話がなされていました。

「私は母乳で頑張ったわ。」

「ブラボー！すごいわ。」

私「どれくらいの期間？」

「３ヶ月よ！大変だったわ。」

私　内心：　

さもやり遂げたように

３ヶ月、なんて言っていますが、

日本では３ヶ月で終わると

「諦めちゃった」「駄目だった」

と言われそうな期間かも！？

それなのに、自信満々に

言っているのがとても興味深くて

母乳事情も観察してみました。

まず、外で授乳している人が

全くいません。

（移民や観光客も多いので、

たまに授乳している人もいますが、

フランス人ではまず見ませんでした。）

授乳ケープなんて見たことがありません。

その代わりよく見るのは

ママがミルクをあげている姿。

これは日本と比較にならないほど

多く見ました。

私と長女の

完全母乳２年１０ヶ月の蜜月。

これをフランス人に伝えたら

どんな反応をするだろう？

だいたい予想はついたけれど、

やっぱり反応を見てみたいと思い、

お向かいのママの家にお邪魔した時と

ママ友とのプチカフェで

伝えてみました。

「私は長女に２年１０ヶ月あげたのよ。」

お向かいのママの反応ったら・・

目をぎょっとむき出したように、

驚き、おきまりの口は「への字」、

「なぜ？」

(また出ました、「何故？」笑)

「日本では母子密着も

大切だと言われているし、

栄養もあるし、母親の体にもいいとも

聞いたことがあるし、

何より娘が母乳が大好きなのよ。」

と伝えると、

そんな長い期間・・・何のために？

全く理解できないわ、

とばかり納得のいかない顔を

し続けていて面白かったです。

やっぱりそうよね。

全く理解されないわね。

案の定の反応に私は内心ニンマリ。

フランス人は相手のことを

尊重するけれど、

自分が納得、理解できないことに対しては

とても素直に表情に出してくるのも

また事実で、とてもわかりやすいです。

一人だけプチカフェのママの中に

フランス人にしては異例に長く

母乳をあげ続けた人がいました。

その人だけが私の話に

「それはとても大切よ。

フランスは母乳をあげる人は少ないし

期間もとっても短いけれど、

私は娘とこうやって密着するのは

とても大切だと感じたの。

それだけのことよ。」

とさらりと言っていましたが、

そのような母乳事情が「常識」なフランスで

さらりとそう言える彼女は

違う意味でやはりフランス人らしいな、

と思ったものです。

母乳に関してフランス人と話すと

「３ヶ月頑張ったわ！」

と誇り高くいい、

周りは

「ブラボーォ！」

と拍手をし・・・

そんなのを見ていると、

母親の母乳に対しての誇りに思える

ハードルは随分低いな、と思いますし、

母親としての自己肯定感も

こんなところ一つとっても、

日本より持ちやすいかもしれない、と

感じました。

日本では「一般的な指標」があって、

それに添えないと

落ち込む人も多いですが、

その指標は自分で決めていいのですから。

自分がよしとするものを指標とする、

そんなマインドも

子育てママを楽にしてくれる

一つかもしれませんね。

ハードルの高さは自分で決める！

先日の娘の運動会を見ていても、

「マスゲーム」などがあって、

素晴らしいのだけれど、どこか、

まるで隣国のパレードにつながるものを

感じたり・・

様々なことに対して

同じ高さのハードルを与えられ

それに向かって皆が足並み揃えて

邁進しますが・・

人は皆違うのに

同じハードル、足並み揃えてって・・

自然に反するのでは？

と思ったりもしました。

でも、そうやって日本は

秩序を保ち、完璧に近く

オーガナイズされた立派な国を

作り上げて来れた

訳でもありますしね。

その塩梅がポイントなのでしょうね。

ということで、

日本では褒められたことも多かった、

私の２年１０ヶ月母乳育児は・・

フランスでは称賛どころか、

理解不能・・・笑

ですから、例えば半年間

母乳で頑張ったママなんて、

フランスでは「称賛される」

のではないでしょうか。

日本のママたち、

本当に頑張っていると思います。

今日も育児お疲れ様です！

お互いほどほどに頑張りましょう！

新生児室にて。

看護師さん、そのべべ、生まれたばっかり！

その抱き方大丈夫？

なぁんてのはナンセンス！？

フランスではアフリカの方なども含め、

いろんな国の人の

育児を見る機会に恵まれ、

世界には本当にいろんな育児があることを

痛感しました。

そんな影響もあってか、

私は日本人からすると

随分適当な育児をしているように

見える部分も多いのかも？

と思う今日この頃

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