週末いかがお過ごしでしょうか。
初めましての方は、お読み頂く前に
こちら（およみ頂く前に♡）をどうぞ♫
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さて、今までフランスの記事を
たくさん書いてきていますが、
実は私にとって、一番書きたいことが
書けていません。
私がフランスという国に
興味を持った理由。
それはフランスの育児が
日本と全く違っているように見えたから。
前提ですが、
「駐在妻が見たフランスでの育児」
と一言で言っても、
立場によって意見は異なるのでは
ないかと思います。
パリという地においての
ベビーカー暮らしかそうでないか、
日本人幼稚園に行くのか、
現地幼稚園に行くのか、
日本人小学校に行くか、
現地小学校に行くか。
年齢や環境によって
フランスでの育児も多様なものになり、
その感想もそれぞれです。
実際、お子さんが日本人小学校に通う
ママと雑談していたときに、
「フランスでの育児は
何もかも違って大変で」
と話した時も
「え？そうですか？
どんなところがですか？
あまり日本と変わらない暮らしを
しているけれど」
と聞かれてしまいました。
例えば、昔ベビーカーを使っていた
ママでも、パリでのベビーカー暮らしでの
道路やメトロなどハード面での苦労は、
想像より経験した方がわかりやすい。
（そしてフランス人の優しさにも
気づくチャンスはいっぱい）
そしてやはり
現地の幼稚園やギャルドリに通い、
交流をして、さらには入り込んで見て
初めて気づく違いもある。
日本人幼稚園、現地園、
どちらがいいという話では決してなく、
むしろ、
断然日本人コミュニティに入った方が
異文化のコミュニテイで触れる
ストレスは、親子共々
少ないんだなとは感じていました。
一方フランスの日本人幼稚園や小学校は
それはそれで日本人らしいママのお仕事や
お付き合いもあるのだろうと思われ、
それもまた違ったご苦労なのかも
しれませんね。
そういう意味では、我が家は
諸事情あって現地幼稚園に入って
いろんな意味でいばらの道を
選んでしまったわけだけれど
（帰国後も現地園に行った故の苦労も多々。）
そんな苦労があるからこそ、
せっかくならいろんなことを吸収したかった。
そんな思いを持ちながら過ごしたからこそ
気づけたこともある・・
というように、
一言で「パリ駐在妻」と言っても
育児の経験はそれぞれで、
それゆえに感想もそれぞれに
なるものだと思います。
お友達のバースデーパーティ。
１５部屋もあるという素敵なお宅
。
さらには、
「欧米の子育て」
と一言で言っても、
フランスに暮らしていたイギリスの人
と話してもアメリカやイタリアの人と
話しても、どの国の人も
「フランスの育児は独特」
と口を揃えていうので、
やっぱり？そうよね？
フランスの育児って
そしてフランスの親のあり方って
すごく独特だと感じていました。
私は育児の専門家ではないので
何が正しいかは
もちろんわからないのだけれど、
私たちが今までよしと信じて
やってきた育児の根本から覆るような、
そんな姿がフランスにはありました。
短く記事にまとめなければならない
「ブログ」という性質上、
「駐在妻が見たフランスの育児」
というものを
「体系立てて」記事にしていくのは
なかなか難しいなと感じていますが、
思いがありすぎて、ブログという
短い記事にどうまとめて
いけばよいのやら・・
そういう意味で
「重くなっている」
腰をようやくあげて、
うまくブログにまとめていけるか
わかりませんが、
私が感じたその謎や
マダムたちとの中で気づいた
フランスの育児のあり方、
フランスの子育てについても
少しずつご紹介していければと
思っています。
ひとつの回答にたどり着くまでに､
いろんな事例が有りすぎて、
長くなりすぎることが考えられるので、
一つの記事で、理由までは
かけないかもしれませんが、
こと、育児に関しては、
長い目でブログを読んでいただきながら
私なりの回答や気付きを
お待ちいただきながら、
フランスの育児について
ふむふむ、と楽しんでいただければ
嬉しいです。
そして「駐在妻の日常から感じた気づき」
という素人視点、
個人的感想であることを
頭に置いていただきながら
読み進めていただければ幸いです。
と、長い前置きはこれくらいにして。
本題の、
フランスに興味を持った理由・・
一言でまとめるなら、
「大人の空間が子供に絶対に邪魔されない」
ということ、そして、その理由が知りたい!
というところから始まったと思います。
例えば、パリマダムたちとの
プチカフェに参加しているとき、
日本では経験したことのない
ママ友との時間が
フランスにはあったのです・・。
幼稚園のママ友とのプチカフェには
当時、幼稚園の子の妹や弟にあたる、
０〜２歳くらいの（下の）子供たちも
いつも参加していました。
プチカフェはだいたい
１時間〜１時間半くらいだったでしょうか。
その間、子供たちは
どうしていると思いますか？
なんと、ずっと静かに
ベビーカーに座っているのです
日本のママがしているように、
携帯の動画を見せてもいないのに、
なぜだか、静かにしている。
ベビーカーにずっと座っている子
もいましたし、子供達同士で
静かに遊んでいたりするのです。
それも衝撃でしたが・・。
だからこそか、
ママたちが非常に優雅にお茶をし、
会話を楽しんでいる
足を組み、
優雅に「キャフェ」を飲み、
子供に邪魔されることなく
「大人の時間」をゆったり楽しんでいる・・。
もちろん、時には子供が水をこぼしたり
なぁんてことはありましたけれど、
それでも日本で３年弱
ママ友たちと暮らしたのちに
フランスでの子育てを経験した私は、
子供を連れての、大人同士、
またはママ友とのあり方が日本と
全く違うことを目の当たりにしました。
なぜなの？
なぜなの？
なぜなのぉぉぉ？
何でこんなことが可能なのぉ？
同じ育児のはずなのに。。
なぜこんなに違うのぉ？
疑問ばかり
私がそれまで経験してきた
日本のママたちは（帰国後もそうですが）
子供が赤ちゃんのときは
子供に髪を引っ張られたり、
顔を触られたりして
ぐしゃぐしゃになりながら、
顔をしかめて
「ちょっとやめて！」と言い、
何度よけても戻ってくる子供の手を
何度も何度もよけながら、
ママ友との話に戻るのに精一杯。
子供の手で、ママ友の顔を
見るのさえ難しいときだって
あったような気がする・・笑
私だけでなく、周りのママも
みんなそんな感じでした
そして今度は１、２歳の子になると、
「抱っこ！」
「ママ見て！」
「こっちにきて！」
「あれが欲しい〜」
「食べたい〜！」
「本読んで〜！」
ママたちは子供のために
席を立ち行きつ戻りつ、、、
日本では子供と一緒だと
「落ち着いて話なんて夢の夢！」
ママ友との会話は途切れ途切れも
良いところだった気がします。
会話にさえならず、
ママは逆に会話ができないと
かえってストレスさえ
感じていることもありそうだった日本。
そんな経験をした私は
フランスのママたちを実際に
目の当たりにして大変驚いたわけです。
永遠に続きそうで困りますが、
まずは今日はここら辺で・・・。
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