何故フランスの赤ちゃんは泣かないのか　〜Grace！奇跡が起こったの〜

おはようございます&こんばんは

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今日も素敵な一日となりますように。

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思い出すと、フランス時代のブログ、

まだもう少しは書きたいことがあったなぁと

最近思い出しています

今までフランス人の子育てなどについて

書いてきましたが

フレンチマダムの中で

３年間どっぷり過ごしてきて

日本の子育てとこんなにまで違うんだ、

といつもいつも驚いていた私

そして本当に面白かったです。

特に子育ての常識、普通って、

こんなに簡単に違うものなの？と。

フレンチべべちゃんたちの様子は？

例えば。

毎週金曜日に仲の良いママたちと

集っていたプチカフェ。

べべ連れのママたちも

数人いましたがそのべべちゃんたち・・

一時間半いても全く泣きません。。

何故なの、この違いは・・・。

ぐずりもせず、ただ静かに、

ベビーカーに座りじっとしているのです。

もしくはベビーカーをたったとしても

泣くこともなく静かに遊ぶ。。

ちょっとぐらい泣くことはありますが、

抱っこしてもらうと泣き止んで。

でも抱っこされたとて、

日本の親子のように、

今度はべべがママの顔を触ったり、

髪を引っ張ったりして、

ママはべべの手をよけるのに必死で

友人の顔さえ見えなかったりして、

会話どころではない

なぁんてことはなく、抱っこされれば

おとなしく満足そうにしている

ママたちが会話しているあいだ中ずっとです。

そしてママたちは優雅にカフェを飲んで

おしゃべりを楽しんでいるのです。

フランスの赤ちゃんは夜泣きしない、その理由？

優雅なママたち、、

そんな例は幾らでも書けそうですが

それはまたの機会に、として、

そんな子育ては日本人には、

少なくとも私には

奇跡としか思えませんでした

それである日、

仲の良かったママ友に聞いてみました。

そのママ友はチュニジアとイタリアンの

ハーフでフランス育ち。

旦那さんは生粋のフランス人。

「ねぇ、どうしてフランス人の赤ちゃんて

あんなに静かなの？夜泣きとかしないの？」

「それがね、Grace,　

娘もはじめすごく夜泣きしていたの。

でも私、仕事を３ヶ月で復帰したでしょ、

寝不足だと仕事になんてならないと思ったの。

それでフランス人の友達に

どうしたらいいか聞いたのよ。

そしたらね、彼女がこういうの。

”どんなにべべが夜泣いても

絶対に行っちゃだめよ。

数回それを繰り返すと、べべは頭が良いから

ちゃんと理解して泣かなくなるから。”

って

私、そんなことできない！って思った。

だってかわいそうじゃない。

すごくつらかったけど、

みんなが言う通りやってみたわ。

するとね、Grace,奇跡よ！

娘は４日目の夜に本当に泣かなくなったの！！

それから一度も泣いてないの。

Never よ。Never!!

奇跡だわ。すごいことよ。それで

私は晴れてゆっくり眠れることになったのよ。

親がしっかり眠れること、

これはとっても大切なこと。」

と嬉しそうに誇らしげに

教えてくれたのでした

実際、私が次女を生んだ時

何人ものフランス人に

「ちゃんと眠れてる？」

と聞かれたことでしょう。

みんなが彼女のようかとも限りませんし、

このやり方の是非の議論なんて

野暮なことはしたくありません

ただ例えば私の妊娠時代から愛読していた

「子供へのまなざし」なんて本や、

日本で良しとして教えられてきた育児法とは

真逆のやり方がよしとされているのだな、

ということは、彼女の話からだけでなく、

日々の様々なシーンを通して

よく理解できました。

ちなみに日本ではよく読まれていたという、

その、「子供へのまなざし」の本では確か、

「子供が泣かなくなること、それは

子供が諦めてしまったことを意味する」

とあった気がします笑

ハハハ。

正解は、多分ありません

あぁ、懐かしや。生まれたての次女。

フランス式で、生まれた瞬間に帽子をかぶらされました。

大人の心地よさ　〜大人中心の国〜

フランスではべべではなく、まずは大人が

心地よい暮らしをすることを追求することに

より重要性を感じているように映るシーンは

他にも多々ありました。

フランス人がそれを意識しているか

どうかは別として

少なくとも日本人の私達にはそのように

映っていたわけです。

でももちろん、彼らなりのやり方で

子どもたちをめいいっぱい愛していることも

ものすごくよく伝わってきていました。

良し悪しではありません。ただただ

私にとってはとてもおもしろい「違い」で

いつも好奇心と興味でいろんなことを

友達マダムたちに聞いていました。

長くなるので今日はここで一旦終わりますが、

フランス人の子どもたちが、赤ちゃんの頃からさえ

あんなにまで日本の子供達と違うのは

何故なのでしょう？

私なりに思いを巡らせていること・・・

少しずつ思い出すこともあるので、

オーストリアとは関係ありませんが、

そんなことをまた追々書いていきたいと思います

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