番外 自由席は乗車券のみで利用可能、特急「みどり」乗車券のみ利用可能区間、佐世保〜早岐間乗車記録 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 当ブログでは、番外におきまして、上の画像の「みどり20号」・「ハウステンボス20号」との併結列車の中で、「ハウステンボス」編成が代走を行っていた事をご紹介しておりました。

 

 普段の「みどり」・「ハウステンボス」編成では、博多~早岐間におきまして、上の画像のように「みどり」編成と「ハウステンボス」編成との併結されるのが基本ではありますが(20号、11月25日撮影)、最近では「みどり」におきまして「ハウステンボス」編成が代走する姿も見られておりまして、それに伴いまして8両全てが「ハウステンボス」編成とする変わった姿も見られておりました。

 

 実際に、「ハウステンボス」編成の「みどり(11号)」としての姿でありますが、普段でも「みどり」として佐世保駅へ足は運んではいますが、この場合では「みどり」の運用に入りながら運行されておりまして、その証としましてその下の画像にもありますように号車表示も「みどり」の号車表示となっている事がお分かりいただけます。しかも、この後先述のように11号の折り返しの20号で「ハウステンボス」編成と組んでいた訳でしたので、正直見たかったなと悔やむ所でもありました。

 

 (11月17日撮影、「みどり11号」)

 

 (「みどり 佐世保」の行先・号車表示)~8号車と言う所から「みどり」としての運用である事がわかります

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、11月25日発の「みどり20号」を佐世保→早岐間、そして「みどり13号」に早岐→佐世保間で乗車しておりましたが、この区間では乗車券のみで乗車できると言う特権も見られております。今回はその模様を皆様にご紹介してまいります。

 

 (11月25日撮影、CM33編成代走の「みどり22号」←「みどり13号」)

 

 

 佐世保線の佐世保~早岐間では特急「みどり」に加えまして、大村線からの快速・区間快速「シーサイドライナー」、さらに普通列車も乗り入れておりますが、「大胆な改正」と言われました平成30年改正におきまして、以下画像の「シーサイドライナー」に区間快速が誕生しまして、竹松~佐世保間が各駅に停車する形に変わった事から、それによりまして大村線普通列車が大幅減便した事から、佐世保~早岐間も減便となっておりました。

 

 

 そこで、特例として佐世保~早岐間では特急「みどり」でも自由席では乗車券のみ(運賃・230円)で利用する事ができるようになりまして、画像のように乗車券1枚で利用できるようになっております。尚、指定席やグリーン車では乗車券のみの利用はできませんので注意が必要であります。

 

 

 さて、今回は次回ご紹介しますが、画像にありますクモヤ443系検測車の検測が佐世保地区で行われていた時でもありまして、そのために私も初めて「みどり」で佐世保~早岐間を往復しておりました。では、ここからは「みどり20号」乗車時の模様からご紹介します。

 

 

 まずは「みどり20号」乗車時の模様であります。冒頭からご紹介しておりますように、「みどり11号」、そして折り返しの「みどり20号」では「ハウステンボス」編成が代走する時もありまして、ちょうど「クモヤ」の時間に近かった事もありまして、乗車するに至っておりました。今回乗車しましたCM13編成に関しましては、残念ながら「ハウステンボス」編成ではなく「みどり」編成ではありましたが、車内は暖房強化を目的としまして485系電車からの廃車発生品となりますシートも見られておりまして、同じ編成でもシートの違いも見られております。

 

 (7号車、485系電車からの廃車発生品使用)

 

 (8号車A室、青のカラフル座席)

 

 

 そして、8号車B室です。この時は、大塔駅で運転停車の時に収めていたものでありましたが、眺めがいいクモハ783形がこの時は最後部となる訳ですので、普段の姿が見られている事も伺える姿ではないかと思います。それが「ハウステンボス」編成が代走しました際はクハ783形100番台が先頭に立つ訳でもありますので、その違いも伺える所ではないかとも思います。

 

 

 こうして、上の画像にありますように早岐駅に着きまして、併結シーンや「クモヤ」を収めるにも至っておりましたが、収めましたら直ちに画像の「みどり13号」に乗車します。

 

 この時、この編成では「みどり」編成の車両不足もありまして、普段「きらめき」・「かいおう」にも使用されますCM33編成が代走に就いておりまして、したがって、冒頭でもご紹介しました、「みどり」編成・「ハウステンボス」編成ではない分、4号車~5号車間の通り抜けもできない事もわかります。

 

 

 こちらも8号車になりますクモハ783形に乗車しまして、先頭となりましたので前面展望をわずか10分少々の間楽しみました。残念ながら、窓が汚れておりましたので正直見にくい事はご容赦いただきたいですが、ちょうど運転席では実習が行われていたようでありまして、新人運転士の歓呼する大きな声が車内にまで漏れておりました。

 

 (佐世保駅に近づきます)

 

 

 そして、終点佐世保駅に戻ってまいりました。やはり、「みどり」編成ではない姿は正直違和感さえも感じさせられますが、ご紹介しておりますようにこの時「みどり」編成は車両不足であった事を思いますと逆に仕方がないのではないかとも思う所でもあります。

 

 

 ここからは、折り返し「みどり22号」としての姿も併せてご紹介してまいります。今度は早岐駅までクロハ782形を先頭にしまして運行されるようになります。これまでもご紹介しましたように、「ハウステンボス」編成であるならば橙色の塗装でもありますし、こちらも塗装がリニューアル塗装でもありますが、特異車の「みどり」編成の中に入りますCM35編成と違いまして通り抜けもできませんので、こちらの方も違った部分が見られていた事が伺える姿でもありましたでしょうか。

 

 

 こうして、「みどり13号」から変わりました「みどり22号」は博多駅へ向けて発車して行きました。この編成の特徴は、6号車(普段2号車)に元カフェテリアでありましたサハ783形200番台(サハ783-207)が連結されている事でありますが、このようなサハ783形200番台も「みどり」編成で連結されてもいますので、定員も変わらない所がこのようなイレギュラーに対応できている部分ではないかとも思う所ではあります。

 

 (6号車、サハ783-207)

 

 (7号車、モハ783-113)

 

 

 今回ご紹介しました、「みどり」が佐世保~早岐間が乗車券のみで利用できる事に関しましては、これまでも当ブログではご紹介してはいましたが、残念ながら今回まで乗車すると言った事はありませんでした。しかし、今回乗車する機会を与えた事から乗車へと至っておりましたが、やはり短い区間でありましても特急券なしで利用できると言うのは正直ありがたいかなと思う所ではあります。ただ、ご紹介しておりますように自由席のみ利用する事ができる訳でもありますので、指定席やグリーン車に乗車しないようには気を付けていただきたいと思います。