結婚15年のある日。
夫の突然の不倫発覚
私の記録と、これから。
記録は
不倫発覚からを振り返って
【テーマ】に分けて書いています。
今の私は【リアルタイム】に書いています
記録は
不倫発覚からを振り返って
【テーマ】に分けて書いています。
今の私は【リアルタイム】に書いています
女性弁護士先生から
慰謝料請求や
養育費の話を聞き、
私は
息苦しい程に
これからの
具体的な未来が
浮かばなくなった。
私の暗い顔を見て
弁護士さんが言った。
えぇ。
本当に
やるせないですよね。
でも日本の法律って、
できるのは
ここまでなんです。
私は返した。
不倫とか
こんな事になって
慰謝料や養育費の事
初めて知りました。
子供はまだ小学生です。
子供が小さいうちは
私の仕事はセーブして
子供に向き合おうって
夫婦で話し合ったんです。
不倫って、され損ですね。
離婚しなかったら
不倫相手からも
数十万しか請求できないなんて、
本当に
虚しいし
やるせないです。
怒りもあります。
弁護士先生は
最後に
何かを諦めているような口調で
静かに、こう言った。
お気持ちわかります。
でも
結局最後は
お金をもらって
それで
自分の中で納得するしか
無いんです。
やっぱり
日本の子育てのしくみにも
問題があるんです。
子供を産んだ後の
働き方や
女性が一回退職した後の
社会復帰のしにくさ。
女性が
家事育児
両親の面倒をみることは
普通だという風潮。
そういう背景もあり
特に子供が小さいうちは
フルタイムの
正社員で働ける人ばかりじゃない。
そういった問題が
全ての根っこにあるんです。
この部分を
解決しないと、
不倫や離婚で
結局不利な立場になるのは
いつも女性です。
聞けば
この女性弁護士さんは
女性の就業環境改善や支援を
積極的にしている方だった。
結局は
お金を貰って、
納得するしかない
弁護士さんが
今まで
数多くの不倫案件をやってきた
その果てに
感じた事なんだろうと思って、
私の心の中に
この言葉が強く残った。
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