長崎県佐世保市にあります早岐駅と言いますと、佐世保線・大村線の接続駅である事はご覧の皆様もご存知の事と思います。
しかも、佐世保線に関しましては肥前山口方面から佐世保方面、佐世保方面から肥前山口方面へ行くには、必ず向きを変えないといけなく、いわゆる「スイッチバック」の形となっております。そのため、「みどり」では必ずこの駅での方向転換が行われておりますし、かつ「ハウステンボス」が連結されている場合には、分割・併結も画像2のように行われております。
さらに、この駅構内には佐世保車両センターが設けられておりまして、長崎駅構内に設けられておりました旧長崎車両センターから移転してきております。ここには、817系電車・キハ200系気動車・キハ66・67系気動車、そして最新鋭気動車でありまして、運用開始が待ち遠しいYC1系気動車も所属しておりまして、九州の車両基地の中では最もコンパクトな基地ではありますが、かつては早岐客貨車区と言った部所も設けられておりましたので、移転によって再び検修する姿も見られております。
さて、そんな佐世保車両センターでは、去る11月18日に訓練が行われておりまして、JR以外にも消防・警察も加わるなど大掛かりな訓練の姿も見られておりました。今回は、早岐駅のホームよりその姿を収めておりましたので、皆様にご紹介してまいります。
佐世保車両センター構内では訓練が始まりました。訓練が始まりますと、消防車が続々とやってまいりまして、かつ隊員の姿も見られ始めておりましたし、ホースも伸ばす姿が見られておりましたので、まるで火災でも発生したのかと勘違いさせられる所でもありました。
(隊員の姿が見られ始めています)
今回の訓練では、踏切事故を想定した訓練が行われていたようでありまして、上の画像及び以下画像左側には倒された軽バンの姿が見られておりまして、隊員の方によりまして救出する訓練が見られておりました。やはり、一刻を争う事態でもある訳ですので、複数の隊員によっててきぱきとする姿もあったほどでした。
今回の訓練に使用されました車両は、キハ200系気動車のキハ220-207+キハ220-1101の2両が使用されておりまして、佐世保車両センター唯一の「赤」と、キハ220形1100番台唯一の「青」と言う編成となっておりました。この時には、隊員の方が車内に入ってきておりまして、救出へ向けた動きが見られておりました。
しばらくしますと、貫通扉が開きまして、そこにはしごが入れられました。これから動く事ができる乗客の方はそのはしごを使いまして降りる事になります。
はしごが立てられまして、乗客役の方が隊員の方の手で貫通扉の所から降りてまいりました。乗客役の方も、こう言った所から下車する事は普段できませんので、いい経験をしているのではないかと思います。しかし、実際営業時にここから降りる事はあってはいけない訳ではある事には間違いないのではないかと思います。
(アップ)
一方、踏切事故によりまして、軽バンの横転されていた所では救助者が救出されておりました。このような乗用車が巻き込まれる踏切事故も実際に多く見られておりますが、上の画像にもありましたように、救出には一刻を争う所でもありますので、てきぱきさが要求される所である事には間違いないようであります。
(救出後の姿)
再びキハ220形に戻しますと、歩く事・はしごを降りる事ができておりました乗客が下車しますと、この後は負傷されておりました方が前ドアから救急隊・消防士手によりまして降ろされておりました。その際には、画像にもありますように担架に乗せられましてから降ろされておりまして、この後はさらに救急車にも乗せられておりました。
(この後救急車へ)
救助が終わりますと、今度は警察の方々の手で現場検証が始まります。現場検証を行う際には、立入禁止を表します画像の黄色いテープがかけられておりまして、かつ黄色いテープの内側には立入禁止と言う事にもなります。警察の方も、JRの方に踏切事故に関します事情を聞くなりしまして、現場検証も順調に進んでおりました。
(立入禁止を表すテープが止められます)
こうして、訓練は終了しました。時間は、終了まで約20分ほどかかっておりましたが、それでもお互いのてきぱきさが見られる訓練ではなかったのではないかと思います。
やはり、何と言いましても踏切事故は踏切がある所では起きやすくなりますので、こういった想定しました訓練は必要の事ではないかと思います。実際に、京浜急行電鉄では大きな踏切事故が発生しておりましたし、それ以外にも命を伴う事故も発生しております。そう言った事もありますので、こういった訓練は本当に必要ではないかとも思いますので、ご覧の皆様もこういった訓練が行われている事を存じていただければと思いますし、踏切事故をふさぐためにも、踏切を通ります際には気を付けて通行していただきたいとも切に願う所でもあります。


















