ほたるいかの書きつけ -29ページ目

すみません

 すみません。
 先週ぐらいから公私ともに猛烈に忙しくなって、あちこち対応できてない状況です。一週間前は、ここまで長引くとは思ってなかったのですが…。
 いままで巡回していたサイトもほとんど見られない状況で(kikulogのコメント欄ぐらいは必死になって見てますが)、某掲示板でもABO FANさんにはご迷惑をおかけしていると思いますが、そういうわけですので、ご了承願います。
 もう数日、悪くても一週間後ぐらいには、少し余裕が出てくるのでは、と思っています。きっと。たぶん。おそらく。だといーなー。^^;;

 いちおう、元気は元気ですので。花粉が飛びはじめたようではありますが。
 すみません。

`The Decline' (NOFX)

 ここのところ色々と忙しくて、またその無意味な忙しさが漠然とした未来への不安をかきたてるのだが、そういう時に聴きたくなる曲というものがいくつかある。ここ数日、ずうっと聴いているのがこれ。
The Decline/NOFX
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 いわゆるメロコアの第一人者、知ってる人はとてもよく知ってるカリフォルニアのバンド、NOFX。その1999年の作品。911の前。たぶん、歴史に残る一曲(というのは言い過ぎか^^;;)。
 これ、1曲しか入っていないシングルなのだけれども、その1曲がなんと18分という大作。パンクと言えば1~2分、というイメージを打ち破る凄い曲である。
 曲の展開はスリリングでドラマチック。全速力で突っ走るかと思えば、静かにふと立ち止まり、叫ぶかと思えばささやくように歌う、というように、動と静を巧みに使い分けている。そして明るく、哀しく、切ないメロディーが激しく奏でられる。
 私の能力では歌詞の世界を語ることはできない。もともと詩の解釈は難しいし、背景文化を知らなければ訳だって作れない。そこで、ここではNOFXの歌詞を訳しているnicopunkさん(「CRAZY ABOUT NOFX」) にリンクをはってしまおう。

 The Decline

 ここには怒りがある。我々を骨抜きにし、従順にさせ、銃を神聖化する社会への怒り。愛国心を煽り、真実と論理から我々を遠ざけ、人間らしく生きようとする願いを踏みにじるものへの怒り。江本勝が聴いたら即座に否定し崩れた水の結晶の写真を選ぶであろう怒りに満ち溢れている。

 歌の中では何人かの具体的な人物が、どのように絶望に打ちひしがれていくかが描かれている。いま聴くと、派遣切りなどを思わず思い浮かべてしまう。
 そのあたりはnicopunkさんの訳を見ていただくとして。
 彼らがどのように世の中というものを見ているかがよくわかる一節を引用する。
Don't think (Stay)

Drink your wine (Home)
Watch the fire burn (Be)
His problems not mine (Safe)
Just be that model citizen


考えるな(そこにいろ)
ワインを飲め(家で)
火事が燃えるのをみていろ
他人の困った問題は自分には関係ない(安全に)
市民の手本になれ (訳はnicopunkさんによる)

まさに愚民化教育、小市民化教育であり、人々を分断させ、自分のこと、目の前のことだけを見させるようにするもので、日本でもこの20年来着々と財界が目論んできたもの だ。支配層が考えることはどこも同じである。

 似たような、しかしより深い問題も指摘する。

And so we go, on with our lives
We know the truth, but prefer lies
Lies are simple, simple is bliss


そして人生を生き続ける
真実を知っているけれど、嘘のほうを好む
嘘は単純で 単純は至福だ

 そう、往々にして、我々は真実よりも都合の良い嘘を好んでしまう。このブログで継続的に取り上げているニセ科学はまさにその典型で、話が単純であり、考えることをやめれば、それは至福となる。無論、これはニセ科学に限らない。というよりも、これははるかに根深い問題だ。『信じぬ者は救われる』でも触れられていたが、例えば小泉の郵政「改革」選挙。単純な嘘に人々は至福(へ至る道)を感じ、投票した。この社会の、ずっと根深い問題-そしてそれはどこの国でも同様だ。具体的な表われ方が違うだけで-の一つの「現象」として、ニセ科学問題があるに過ぎない(逆に言えば、ニセ科学問題を通じてこの社会の本質が見えてくる、という言い方もできるのだが)。

 このような政策を取る国は一体どういうことをやるのか?今回たまたま検索したところ、こんなビデオを発見した。
 The Decline NOFX by Cesar Cepeda
Cesar Cepeda という人がどういう人なのかわからないけど(NOFXと仲の良いEnCerというバンドのメンバーのようだが、どうでしょう)、これは凄い(ライブ映像から入るけど、曲はライブじゃなくてスタジオ版。映像中の演奏が曲と合っていないのは御愛嬌)。挿入される映像が実に生々しいし、現実というものを思いおこさせてくれる。もしこの人がいま作り直すのであれば、ガザの状況は当然入るのだろう。
 正視しがたい映像も中には含まれているが、時間があったら見ていただきたいと思う(当然18分あるのですが^^;;)。

 ちなみにNOFXというバンドは "Rock Against Bush" というコンピレーションアルバムを作っていたり、結構政治的だ。だから、多分このビデオも容認されているのだろう。
 もっとも、これが本来のロックの姿勢、スピリットだとも思う。世の中に対して、納得力を発揮して簡単に物事を受け入れるようではいけないのだ。おかしいものはおかしい、と言い続けなければ。

 …なんだかとりとめもなくなってきた。
 でもまあ、我々は、我々がいまいる地点から、自分で作った手書きの地図を頼りに、ただひたすら歩いていくことしかできないのだ。世の中色々な問題に溢れているけれども、自分のペースで、自分が通れる道を、とにかく歩いていくことしかできない。
 ちゃんとした出来合いの地図を買えばいい、衛星写真を見ればどの道を通ればいいかなんてすぐわかる、という人がいる。そうかもしれない。しかし、残念ながら、我々は誰一人としてそんなものを持ち合わせてはいないんである。だから人と議論をし、みんなで考え、より精確な地図を、より広範囲をカバーできる地図を作るのだ。上空から見れば良いのだ、そうすれば自分が今いる位置なんていう特定の視点に縛られずに正しく地図がわかるだろう、と言うだけならば誰でもできる。じゃあやって見給えよ、と私は言い返すだろう。そして、どんなに精確な地図があったとしても、一体どっちの方向に進めばいいのか、それは地図は教えてくれない。いまここにいる我々が、いまここにいる地点から考えるしかないのだ。
 我々が今まで通ってきた道から学び、我々がいまどこにいるのか、どこに向うべきなのかを見定め、そして一歩一歩、前へ前へと歩いていく。
 のび太の先生も言っていただろう。
目が前についているのはなぜだと思う?
前へ、前へと進むためだ! (「ジーンと感動する話」ドラえもん)
(資料がすぐに出てこなかったので記憶で書いてます。資料って原作のことだけど。違ってたらすいません。発見したらこっそり修正します)

 というわけで、色々宿題がたまってますが、明日からなんとかしていきたいなあ、と思っておりますので、しばしお待ちを。>関係各位 m(_ _)m

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「EMは河川の汚染源」

OSATOさんのブクマ から。重要だと思ったので、とりあえず引用しておく(議事録なので1ページの分量がとても多く、ここの部分が埋もれてしまうので)。福島県議会企画環境委員会での質疑 より。リンク先の上から1/3ぐらい、全角で「EM」で検索すればひっかかる。太字強調は引用者。

亀岡義尚委員

 EM菌が河川汚濁の源との報道があったが、市町村、学校、市民団体等は、EM菌が河川浄化に有益であるとして地域づくり活動をしており、戸惑っている状況だが、EM菌は河川に悪影響を与える物質なのか、この場で確認したい。


水環境グループ参事

 EM菌というのはある業者の商品名であり、我々は微生物資材と呼んでいる。川に投げ入れることが、たびたび住民団体の環境保全活動として行われているが、水環境の専門家や研究者の間では、これには非常に問題が多いと以前から言われていた。投げ入れる資材の中身を知らないで行っていることも考えられたので、県で、その中身について、公害、環境の面からpH、BOD、COD、窒素、燐を測定したところ、pHでは酸性が非常に強く、BOD、COD、窒素は浄化槽の濃度の何倍にもなったので、環境汚染につながりやすいことから、住民の方々にどういうふうに行動したらよいのかとの観点から、分析データを情報提供した。市町村職員、市町村が進めている生活排水指導員が、水質汚濁につながるような行動を起こしては、我々としては情報提供をしないことによるミスリードになるので、きちんとしたデータを提供した。


亀岡義尚委員

 県の見解を示しただけか。強制力を持って事に当たっていくのか。


水環境グループ参事

 効能のある範囲内で使われるのは全然問題ないが、そのもの自体が有機物であるので、河川に流すような使い方はだめである。堆肥、浄化槽など限られた部分で使うには問題はないが、川に直接投げ入れるようなことはまずいのではないかとの問題提起をしただけであって、禁止することはない。科学的データを示し、皆で一緒に考えてみようとの問題提起である。


亀岡義尚委員

 現場は戸惑っているので、差し当たって教育委員会とのかかわりをどういうふうに整理していくのか。


環境保全領域総括参事

 今回は、勉強会の場で県の研究結果を発表したということで、県の見解とまでいくものではない。教育委員会への個別対応となるともう少し時間がかかるかと思うが、今後これをきっかけに、水環境保全には一体何が大切なのか考え、広く議論をしていきたい

専門家の意見をふまえつつ、議論をすすめていってほしいですね。善意で環境問題に取り組んでいる人々(EMを投げ入れている人々含む)のためにも。

サボテンはバクスターの夢を見るか?

 亀@渋研Xさんが、「バクスター効果」について色々お調べになっている ので、私も一つ、ということで、手持ちの「懐疑論者の事典」を調べてみた。(太字強調は原文ママ)
バクスター効果 Backster effect
植物にあるとされる力で、生体エネルギー場を読んで人の思考を理解する、というもの。名称は、植物の知覚を論じた著書のあるクリーヴ・バクスターにちなむ。(下線は原文では傍点)
…これだけかよ! と一瞬思いそうになるが、メインは「植物の知覚」の方にある。ま、この文章だけで、トンデモだということは十分伝わると思うが。

 では、「植物の知覚」の方にはどう書いてあるだろうか。こちらは約5ページにわたって記述があるので、要点だけ順に紹介していこう(面白いので、図書館などで見かけたら一読をおすすめする)。
 まず冒頭。
植物の知覚 plant perception
 植物の知覚とは、植物には人間の心を感じて読みとる能力があるという主張である。この説は、ポリグラフ検査官養成学校の経営者であるクリーヴ・バクスター(1924~)により、1960年代に提唱された。
 植物はセルロースの細胞壁をそなえた生物であり、神経器官や感覚器官を持たない。いっぽう、動物はセルロースの細胞壁は持たないが、神経器官や感覚器官を持っている。植物生理学者や動物生理学者が植物の意識やESPを検査することは決してないだろう。人間のような感覚や知覚を持つことはありえないと知っているからだ。素人にもわかるように言えば、植物には脳もないし、脳のようなものもないということである。
というわけで、まず「常識の範囲」で十分あり得ないと判断できることがわかる。
 もう一点重要な情報は、バクスターは生物学者ではなく、ポリグラフ検査官養成学校の経営者である、ということだ。またこの後のパラグラフには、メディキナ・アルテルナティウァで代替医療の理学博士号を取得した(1969年)、とある。ちょっと意味が掴みきれないので英語版 を見てみると、
Dr. Backster claims to have a D.Sc. in Complementary Medicine from Medicina Alternativa (1996).
となっている。"Medicina Alternativa"というのがよくわからないが(スペイン語?)、語感からすると「代替医療(Alternative Medicine)」となり、大学等の組織名とはちょっと思えないのだが、2、3ググった限りではよくわからなった。いずれにせよ、取得したのは直訳すれば「補完医療における理学博士」となる。まあアヤシさ満点ということでは大差はない。
 さらに現在の所属が面白い。「カリフォルニア人間科学大学院大学」に属しているそうなのだが、例によって非認定機関だそうである。そして、この「大学」が創設された理由がすごい。
(前略)本山博博士(1924~)により「[身・心・霊よりなる]三重次元的存在としての人間」を研究するために創設されたものである。本山博士は、科学者であり、神主でもあり、「時空の制約を超越した意識状態に目覚めている」そうだ。(www.cihs.edu/whatsnew/motoyama_book.asp)。
最後、句点が重なっているのは御愛嬌。

 さて、このバクスターの主張は、当然ながら論破されている。原文まで遡ってチェックする気はないのだが、興味のある方のために、文献を出しておく。
Horowitz, K.A., D.C. Lewis, and E.L. Gasteiger, 1975, "Plant Primary Perception." Science 189, 478-480.
Kmetz, J.M., 1977, "A Study of Primary Perception in Plants and Animal Life." Journal of the American Society for Psychical Re-search 71(2), 157-170.
Kmetz, John M., 1978, "Plant Perception." Skeptical Inquirer, Spring/Summer.
(名前の表記は『事典』に従った)
この最後のメッツ(Kmetz)の記事は反論の要約だそうだが、そこでは次のようなことを指摘しているそうだ。
"バクスターの研究は、適切な比較試験を行なっていない" "比較試験では、植物が思考や脅威に反応しているという結果は得られなかった" "バクスターが示したポリグラフの曲線は、静電気、室内の動き、湿度の変化、その他の自然の要因によるものだったであろうことが慎重な調査によってわかった" という。
以上でまあ科学的検証については終了。
 続くパラグラフがまたバクスターと彼を取り巻く人々を描いていて面白い。
 それにもかかわらず、一部の超心理学疑似科学の学説においては、バクスターは寵児となっている。バクスターの研究は、ダウンジング(原文ママ)、さまざまなエネルギー療法、遠隔視、シルバ・マインド・コントロール(現・シルバ・メソッド)を擁護するために引用されている。1995年に、バクスターはテキサス州ラレードで開催されたシルバ・メソッドの国際大会に招かれて講演をしている。もとの発見から30年が経過しているが、バクスターの話は当時のままである。とても重要な話なので、くりかえし語る価値があるということらしい。このことから、バクスターの変人ぶりがわかるし、確証バイアス自己欺瞞の危険性をどうやらご存知ないらしいということもわかる。バクスターは、科学者が因果関係を調べるのに比較試験を行なう理由を、明らかに理解していない。
オカルトのために体よく利用されているようだ。あと「ダウンジング」は「ダウジング」の誤植ですよね。
 まだこの項目半分も紹介していないのだが、さらにこの後、バクスターがどのようにして「思いついちゃった」かがバクスター自身の言葉によって語られる。それを見ると、悪意を持たずしていかに人はニセ科学の提唱者となり得るのかがわかって実に興味深い(もちろん、すべてのニセ科学提唱者に悪意がない、というわけではない)し、しばしば引用される「本気で燃やそうとしたときだけ反応した」というところもあるのだが、長くなるので最後の文章を引用して終わりにしよう。
これは、少々の無知、非懐疑的なマスメディア、たくさんの組織的強化によっていかに多くのことがなしとげられうるかを示しているのだろう。
人間の思考というものが、まさに複雑系であるということを示しているように思われる。一つ一つは誰でもわかる。一つ一つを見ていけば、なんでニセ科学などに人は簡単にはまってしまうのだろう、という気にもなる。しかし、その単純なことが複数組み合わさるだけで、人は簡単に騙される。自戒せねばなるまい。

結論。植物がバクスターの夢を見るのではなく、バクスターが植物に夢を見ていた、いや見続けている、ということのようだ。
 しかしまあわざわざ実験やって検証する人々がいるのだから、科学者って奥が深い。(^^)

※「サボテン」というのはまあこの類の話がよくサボテンで出てくるからで、バクスター自身はWikipedia英語版 によるとPhilodendronという植物で「実験」したとのこと。でもまあ語呂がいいしー。
 それと、このエントリ、亀@渋研Xさんのエントリの主題でもある「第2の説」(オリジナルが変形・単純化されたもの)については扱っていません。だから、厳密な意味では、「感情はあるけどウソ発見器では測れないのだ」という主張に対する反証実験にはなっていません。もちろん、実験するまでもない内容ではあるのですが。

追記:植物絡みの話で言えば、『緑の黙示録 』(岡崎二郎)が良質のSFマンガとして挙げられよう。このようなヨタに振り回されるぐらいなら、こっちの方がはるかにおすすめ。

追記その2: "MythBusters" でも取り上げられていた ようである。無論、結論は "Busted"!
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いつのまにか一周年

 ええと、気が付いたら、ブログ解説から1年が過ぎていました。(^^;;
 最初のエントリが去年の1/14なので(試しにあげてみたのが残ってますが、中身はないです。なんとなく削除せずに残しているだけです)、今日で1年と10日、ですかね。途中更新が滞った頃も何度かありましたが、お蔭様でここまで続けてこられました。どうもありがとうございます。

 その昔は実名でHTML直書きで日記など書いていた頃もありましたが(いまでもファイルは残していますが検索では出てこないだろうなあ)、色々思うところあって、ブログなるものに手を出してみました。匿名にしているのも「色々思うところあって」です。

 メインに取り上げているのがニセ科学の話題なので、まあどうしてもそっちが中心になりますが、私の意識としては、実はそれはサブなのですよね。私の得意とするところで少しでも貢献できたら、というのがありますし、またそういうのは書きやすくもありますので、そっちが多くなってますが、ブログを開設しようと思ったのは、むしろ社会的・政治的なことの方で。安倍みたいな右翼が首相やってていいのか、とか、とはいえ政権交代さえすれば未来はバラ色、みたいな、民主党だったら大丈夫なのかよ、それは違うだろ、自民党内の政権派閥の交代とどう違うんだよ、みたいなフラストレーションがたまってて、それをなんとかパブリックな場で表明できたら…というのが原動力なのであります。

 ただまあそっち系は素人は素人なので、なかなか深い意味のあることが書けなくて、表面的な指摘に終わっている場合が多いのも歯痒いところです。今年はそのあたりも深めていけたらなあ、と思っています。

 で、水伝がいまちょっと話題ですので、水伝関係についてのエントリを、ここでちょっとまとめておきたいと思います(亀@渋研Xさんにまとめていただいた のですが、なんか他人に尻拭いしてもらってるような感じで申し訳なくて。いやホント多くの方々に支えられているなあ、と思います)。

『水からの伝言』に載っている結晶の作られ方について知りたい方は:
「水からの伝言」はどうやって作られているのか(1) , (2) , (3) , (4) , (5)補足

江本勝が言う「波動」なるものはどんなものか、について興味のある方は:
「江本流波動理論」(1) , (2), (3) , (4)

その他、水伝にはどんな変なことが書いてあるのかに興味のある方は(このシリーズはもっと充実させていきたいと思っているのですが、ちょっと止まってしまっていますね。なんとかせんと…):
「水からの伝言」に書いてあること(1) , (2) , (3)

江本勝の主張がどれだけ荒唐無稽かを知りたい方は:
共鳴によってのみ生命の音は振動し続ける(1) , (2) , (3) , (4) , (5)

水伝絡みの商売についての簡単な紹介はこちら:
お水様で金儲け

江本勝がいかに科学を知らず適当なことを言っているか、しかも自分ではそれを科学と思っているか:
「Hado」2月号(1) , (2) , (3) , (4) , (5) , (6) , (7) , 番外編


他にもちょこちょこ書いてます。江本勝のブログを引き合いに出したりして。サイドバーに「ブログテーマ一覧」がありますが、そこで「水からの伝言」をクリックいていただければ、色々出てきます。

 さて。
 当面の宿題ですが、血液型性格判断についての論文を紹介したいと思っています。ちゃんとした心理学の論文(というか報告)です。オンラインで取得できないし、簡単には入手できないので、紹介する価値があると思いまして。しかしまあ紹介するとなれば色々関連することも調べておかないといけないので、もうちょい時間がかかりそうです。すいません。なるべく早くやりたいと思います。

 というわけで、今後ともよろしくお願い致します。 m(_ _)m

 あ、そういや、「他人に頭を下げられて一人前」とか、「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」なんて言いますね。最近話題の某氏にはちょっと噛みしめてほしいなあ。子どもじゃないんだから。(^^)