『共鳴によってのみ生命の音は振動し続ける』その3 (『Hado』9月号)
前回、前々回からのつづき。
(5)共鳴することによって生命の振動は続く
早速トンチンカンな論理。
この太陽エネルギーを隅々まで届けるのは、江本も述べているのだが、確かに水である。海流にせよ大気(には水蒸気が含まれるので)の運動にせよ、水の大規模な流れがエネルギーの配分に大きく関与しているのは間違いない。ところが、「だから私たちは、水をたった一日飲まないだけで死んでしまうのです。」というのは論理の飛躍がひどすぎる。
さらに飛躍は続く。
この部分の内容についての問題をまとめよう。食事で摂取するエネルギーは分子の結合エネルギーに由来するから、質量を持つ分子を摂取しなければエネルギーは摂取できない。つまり質量とエネルギーを対置することは無意味。これが一点。次に、たしかにエネルギーは原理的に周波数で書ける(E=hνという意味で)が、次元としてそう書けるというだけで、まったく無意味である。したがって、ここで「周波数」を出すのも無意味である。これが二点め。要するに、「波動」につなげたいだけというのがミエミエである。
いちおう前に戻って指摘しておくと、細胞のバイブレーションも意味不明だし(生物学者ならば細胞の通常の振動をイメージするだろうか)、共振エネルギーというのもまったく理解できない。おそらく、食事で摂取したエネルギーの「周波数」と「共振」することによって細胞にエネルギーが与えられるとでも言いたいのだろうが、そんなことを言う前に中学レベルの生物でも勉強しなおすべきだ。
さて、ここまでで十分頭をぐちゃぐちゃにされたと思うのだが、ここからはまさに異次元の世界である。2012年をまたずにアセンションですよ!
色も様々な周波数の電磁波の重ね合わせであるが、その周波数と、「食べ物の周波数」ってどれくらい違うか計算してみた方がいいんじゃないか?「食べ物の周波数」を物質波の周波数だとすると、とんでもなく高い値になるぞ。それとも、栄養素を分解して得られるエネルギー(何キロカロリーってやつ)のことなのか?それだって周波数にしたらものすごいぞ。1000kcalを摂取すると、ν=E/h=10^6*4.2[J]/6.6*10^{-34}[J s]≒10^{40}[Hz]ですよ。
そして、そして、自戒を込めて言うが(ぐっ、、、)、肥満になるのは消費エネルギーより摂取するエネルギーが多いからだ。まんべんなく食べたって、必要な量の10倍食べてりゃ肥満にもなるし病気にもなる。
ここから上で述べたことの説明に入る。
色ってなにかわかってるのかな、このヒトは。この世はエネルギーで満ちあふれているけど、それは江本が言っているような形であるわけじゃないのです。
***
次の節が長いので、今日はここまで。
あああ、負け犬パルス((c)島本和彦)に共鳴してしまいそうだ。
(5)共鳴することによって生命の振動は続く
早速トンチンカンな論理。
地球上のエネルギーの素であるバイブレーションは、太陽から注がれているので、太陽の恵みだといえます。ですから、どんな宗教でも太陽を第一義としています。地球のエネルギーの素は太陽エネルギーである(地熱は除く)。だから、太陽の恵みだし太陽を第一義とする宗教が多いというのも納得できる。しかし「バイブレーション」なるものは地球上のエネルギーの素、ではない。決してない。
この太陽エネルギーを隅々まで届けるのは、江本も述べているのだが、確かに水である。海流にせよ大気(には水蒸気が含まれるので)の運動にせよ、水の大規模な流れがエネルギーの配分に大きく関与しているのは間違いない。ところが、「だから私たちは、水をたった一日飲まないだけで死んでしまうのです。」というのは論理の飛躍がひどすぎる。
さらに飛躍は続く。
私たちの身体は、60兆個もの細胞でできています。それぞれ微妙に役割が違い、微妙に違うバイブレーションをもっています。…江本の文章の要約が難しい、というのがおわかりいただけるだろうか。最後の文章を見てほしい。「ですから」に続く文は、「質量ではなく色々な周波数のエネルギーを食べている」である。質量という言葉で何を伝えたいのか理解不能だが、とにかく「周波数」で表されるエネルギーを摂取している、と言いたいのであろう。いずれにせよ、接続詞の前後が内容的に無関係なのに、強引に「ですから」などとつなげるものだから、読んでて頭がクラクラするのだ。
その細胞たちも、いつまでも自分で振動し続けることはできません。30日も共振エネルギーを送らなければ、止まってしまうでしょう。
細胞たちは、エネルギーが不足してくると「もっとエネルギーをください」とご主人に頼みます。そのとき「お腹が減った!」と思い、食事をするのです。
ですから食事とは質量を口にしているわけではなく、いろいろな違った周波数のエネルギーを食べているわけです。だから、いろいろな種類を片寄らないように食べる必要があるのです。
この部分の内容についての問題をまとめよう。食事で摂取するエネルギーは分子の結合エネルギーに由来するから、質量を持つ分子を摂取しなければエネルギーは摂取できない。つまり質量とエネルギーを対置することは無意味。これが一点。次に、たしかにエネルギーは原理的に周波数で書ける(E=hνという意味で)が、次元としてそう書けるというだけで、まったく無意味である。したがって、ここで「周波数」を出すのも無意味である。これが二点め。要するに、「波動」につなげたいだけというのがミエミエである。
いちおう前に戻って指摘しておくと、細胞のバイブレーションも意味不明だし(生物学者ならば細胞の通常の振動をイメージするだろうか)、共振エネルギーというのもまったく理解できない。おそらく、食事で摂取したエネルギーの「周波数」と「共振」することによって細胞にエネルギーが与えられるとでも言いたいのだろうが、そんなことを言う前に中学レベルの生物でも勉強しなおすべきだ。
さて、ここまでで十分頭をぐちゃぐちゃにされたと思うのだが、ここからはまさに異次元の世界である。2012年をまたずにアセンションですよ!
人は、腎臓、肝臓、肺臓、膵臓、脾臓、と5つの臓器をもっていて、それぞれに5つの色、五行の法則があてはめられています。これ写してて気がついたのだが、最初に挙げた5つの臓器と表のように挙げた5つの臓器が違うよ!!膵臓がどっかいっちゃって、心臓に変わってる!!ムチャクチャや。
肺………白い色の食べ物
心臓……赤い色の食べ物
肝臓……緑色の食べ物
脾臓……黄色い食べ物
腎臓……黒い色の食べ物
が必要です。
色にも周波数があり、水がその周波数のエネルギーを体の必要な箇所へ届けてくれるわけです。
食事のバランスが悪く、余分なものを食べたりしていると、病気や肥満になるのは、いろいろな周波数を持つ食べ物を、まんべんなく食べていないからです。
色も様々な周波数の電磁波の重ね合わせであるが、その周波数と、「食べ物の周波数」ってどれくらい違うか計算してみた方がいいんじゃないか?「食べ物の周波数」を物質波の周波数だとすると、とんでもなく高い値になるぞ。それとも、栄養素を分解して得られるエネルギー(何キロカロリーってやつ)のことなのか?それだって周波数にしたらものすごいぞ。1000kcalを摂取すると、ν=E/h=10^6*4.2[J]/6.6*10^{-34}[J s]≒10^{40}[Hz]ですよ。
そして、そして、自戒を込めて言うが(ぐっ、、、)、肥満になるのは消費エネルギーより摂取するエネルギーが多いからだ。まんべんなく食べたって、必要な量の10倍食べてりゃ肥満にもなるし病気にもなる。
ここから上で述べたことの説明に入る。
すべてこれは共鳴の論理です。細胞は、同じ周波数のものを補充してあげると、いつまでも元気でいることができるわけです。共鳴の論理なんかではない!細胞がいつまでも元気でいるって、生物学の方、なんか言ってやってください。
太陽からエネルギーをいただき、それを水が媒介し、いろいろなエネルギーを与えているのです。
夕立ちの後に現れる虹。これは、水の中にある色という情報・エネルギーがあるという証拠です。
この世の中は、エネルギーで満ちあふれています。太陽の光の中にも、水の中にもあふれています。
色ってなにかわかってるのかな、このヒトは。この世はエネルギーで満ちあふれているけど、それは江本が言っているような形であるわけじゃないのです。
***
次の節が長いので、今日はここまで。
あああ、負け犬パルス((c)島本和彦)に共鳴してしまいそうだ。