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・その提言 「余計なお世話」だ
『【Live】山本太郎とネットでおしゃべり会 2020年2月19日』
https://www.youtube.com/watch?v=OfGhEjX5NJE
無論、れいわ支持者の「すべて」がこうだとは思わないが、ある一定層、排他主義を振りかざす「自称愛国者」がいるのも現実だ。
そういう人物に限って、『自分が描く外国人像』を周囲におしつけ、「蓄積したフラストレーション」をぶちまけるがごとく、「俺たち悲劇の国民ガー」などと、我欲に満ち溢れたコメントをするものです。
“『この国に生きる人々』は、日本人(国民)だけではない”
‐新型コロナウイルス騒動(蔓延る反中報道が作り出す差別意識)‐
こちらの記事にも書きましたが、多くの人々が「逼迫する生活」のなかで、日々追い込まれ、同時に視野も狭くなり、自分たちだけ助かりたいと、そういう感情が導く先には『分断』しかないと思います。
HN『Goro Fujikawa』氏は、一方的に「日本語や文化も勉強しない外国人」と吐き捨てるが、現実の成り行きを俯瞰するとこうなる。
例えば2018年でいえば、入管法(改正出入国管理法)。安い労働力を外国から大量に入れるための法律ですけど、将来的にはもともと日本国内で働いている人々の賃金の低下や、労働環境のさらなる破壊にもつながるばかりか、さきざき外国人労働者との間で衝突や分断も起こり得るもので、働く人々にとってはまったく得のない、絶対にやってはいけないものです。
『#あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ新選組』 山本太郎著 集英社(インタビュー1 山本太郎 42頁より)
私たちが、普段「有権者(国民)」という言葉に翻弄される傍ら、山本氏は一歩先に物事を進めます。
山本太郎の活動を見て、あえてドラスティックな言い方をすれば、「票にならない人」に対しても力になろうとしている気持ちが痛切に伝わってくる。ホームレス問題や国連が「拷問」だと指摘した入管の被収容者については、委員会の審議だけではなく、実際に茨城・牛久の東日本入国管理センターなどへ直接足を運んでいる。政治家は「有権者のために」という言葉を往々に発するが、裏を返せばそこには排除の思想がある。選挙権のない人々までも視野に入れて救おうとする・・・
『同』 44頁より
さらに本書を読んでいくと、41頁あたりで、山本代表が新党旗揚げの際の「候補者選び」で、いわゆる『既存の野党』が、候補者として出しにくい人たち、例えば原発作業員の方や、原発事後で避難されている方、貧困の当事者や、コリアンジャパニーズ(朝鮮・韓国系日本人)などの擁立を思案されていて、この先『れいわ新選組』の候補者発表の枠からしても、十分に考えられると推測します。
このような経緯を知らずして、「ただ自分の言いたいことだけを言う」ような、「わがままな支持者」によって、本来『れいわ新選組』がもつ「多様な包容力」が失われば、そこらにある既存政党と何ら変わりなくなる。すなわちそれは、れいわ新選組の「存在の否定」となります。
逆に反問したいが、日本が“この世界を構成する一員”と考えた時、現在の国家としての行動が「正しいもの」なのか、一度大いに反芻すべきであろう。
そういう動きを、いろいろと見てきた場合には、「日本政府の姿勢」というのは、「ほかの国と比べた場合」には、現段階では、「おかしい」とか、「異質である」というふうには、言えるよ。
アメリカは別よ。あそこは、「自分たちは例外だ」と思っているから、よその国に対して「謝る」ということは、絶対にしないから。
私たちは、「自分たちは例外だと思い込んでいるアメリカ」の真似をして、歩調を合わせて行くほうがいいのか、それとも、世界情勢を見て、「アメリカ以外の国」と、歩調を合わせていくほうが、いいのか、そのことについて、あくまでも「長期的な国益」という観点でもって、もっとよく、話し合ったほうが、いいと、思うんだよ。
だいたいみんな、日中韓くらいのことしか、見ていないじゃん。
それ以外の地域では、どうなっているのか、知らないじゃん。
だから、アメリカだけをお手本にしていたら、空気が読めず、取り残されて、気がついたときには、「浮きまくっている」というような、とんでもないことに、なっているという可能性は、大なのである。
そして、「損かトクか」ということもそうだけれども、何よりも、人として正しいことをしなければならないということは、これは、当然の話である。
正しいことをすれば、自分たちの気持ちがラクになるし、相手との関係も、うまく行くはずで、逆も真なりである。
もしも、「どうしても、正しいことができない」なら、また鎖国をするのが、いいんじゃないかと、思うんだよね。
この状態で、「世界」のメンバーとして、参加を続けるのは、無理じゃないかと、思うから。
Cluttered talk blab blab blab
『60年前のアルジェリア独立戦争時の残虐行為を認めたフランス』記事より
https://ameblo.jp/epikutetosu/entry-12575992358.html
こうした英語ブロガーMichikoさんのコメントから、世界からみて、今の日本政府の行動が「浮いている」ことは、きわめて重要なご指摘であると思います。
‐れいわ山本代表・在日コリアンの「地方参政権容認」/やすとみ歩先生の『惻隠の情』など‐
最後に、山本太郎代表は、とある在日コリアンの方をご質問をうけ、以下のように述べられました。
「そもそもは大日本帝国の臣民として認められていた人たまで、戦争が終われば『外国人』なので知らない関係ないとした日本政府の対応に対して、すでに三世の方や四世の子どもたちも含め、そういう方々に対して『教育を受けていただく権利』だとか、『地域・地方の政治に関わっていただく権利』(外国人の地方参政権)ことが、国内で認められる状態にならなければ、いつまでも日本は後進国であると、(在日コリアンが)この国に生きる者の『義務』として、納税をしていただいたりとか、この国の中で労働をしていただいたりとか、各地域の『構成するメンバー』としてあり続けてくれたこと」
『「あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ新選組」発刊記念 ト-クイベント 2019.12.17 大阪市中央区』 動画0時間1分50秒以後の質疑応答より
https://www.youtube.com/watch?v=oP2-uAaGHFI
こうして、在日コリアン(朝鮮籍/韓国籍)に対する『教育の権利』の約束だとか、それは朝鮮学校(幼稚園ふくむ)無償化にもつながるし、『旧植民地人』に対する「地方参政権の容認」について、ハッキとご見解を示された。
<参考資料>
・『#あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ新選組』 山本太郎著 集英社
・Cluttered talk blab blab blab 『60年前のアルジェリア独立戦争時の残虐行為を認めたフランス』記事
https://ameblo.jp/epikutetosu/entry-12575992358.html
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