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・『知性』とは、その人の生き方を守る「盾」である
『知性って何だろう?(Live配信 8/17 20:00〜)』
https://www.youtube.com/watch?v=f2dP2MRPNTQ
動画9分10秒以後において、れいわ代表の大西つねき氏(元JPモルガン社員)は、人間が生きていく上で、社会や周囲の「さまざまな影響」を受けるとします。
たとえば、ネット上にある有象無象の「主張」だったり、テレビや紙媒体のメディアにしろ、周辺国に関する煽情的な報道を通じて、(特に民族的マイノリティにとって)自我にズケズケと入り込むケースがしばしばある。
その中で「自分が大切にしていること」を守るため、知識や理解があるわけで、この総体が『知性』であり、世の中ので正しいとされている「主潮」や「常識」から、自分自身の生き方を守る「盾」の役割を果たすと、大西氏はおっしゃられています。
本当にその通りで、実例がこちらにあります。
『今日のTBS 朝鮮報道(あさチャンより)在日同胞はどう思ってる?&出演依頼が来ました。』
HN『純ちゃん』さん
今の北朝鮮の対応に憤りを感じます
親が自分のルーツを教えるために朝鮮学校に送ったのはわかりますが、ミサイル挑発して何がいいのか?
こんな国を崇拝してきたことにアホらしくなってきました。皆んなが嫌がってるというより今の北朝鮮を崇拝するのは総連の人間とその子孫だけじゃないかと
朝鮮学校も寄付なしでは生きていけられませんからね。
それで怒り?
ミサイルを打ち上げることに怒りを覚えますわ
郷に入れば郷に従えができないようではね
HN『滑稽』さん
なんだかなー
これだけ学生数が減っている現状をみれば、北朝鮮離れが進んでいるのは明らかでしょ。
俺も朝高卒だけど、まわりの在日は現実から目を背け、他人の意見に耳を傾けない奴ばかり。
そういう奴に限って何故か国籍は韓国。
日本で暮らすには韓国籍の方が便利だと(笑)
ミサイル1発我慢することで、どれだけの人が救われるのか。
北朝鮮信者の人達は、苦しんでいる同胞のために何かしているの?
まさか自分達とは無関係だと思ってないよね。
かっちんブログ「堅忍不抜」 『今日のTBS朝鮮報道(あさチャンより)在日同胞はどう思ってる?&出演依頼が来ました。』 嫌北在日コリアンのコメントより
※彼らの意見に対する英語ブロガーMichikoさんと私ふーくんのやり取り(コメント欄)
日本のマスコミ報道の在り方と「嫌北」の在日コリアンと出会って(追記あり)
結局のところ、私自身は非常に恵まれていたわけです。
大学で北東アジアの歴史を学び、幾多の参考書物を渉猟して、確固とした土台をつくり、ブログ記事を制作していく中で、近代や戦後史についても触れ、さらに北朝鮮に直接親戚を持つ在日コリアンの友人を持ち、卓越した語学力と分析力を持つ英語ブロガーのMichikoさんとも、2012年からご教授をいただくことができ、そこから頂いた浩瀚な『知性』というものは、ある種の複合装甲をまとった「強靭な盾」として、私の自我を守り続けている。
しかしながら、上述の嫌北在日コリアンのように、仮に朝鮮学校に通っていても、ひとたび日本社会に出れば、もはや「単なる個人」に過ぎず、そこに靡いてしまうのが往々の現実です。なおかつ、北朝鮮に対する露悪的な報道が、洪水のように「注入」されれば、どういう結果になるかは想像に容易いでしょう。
・「決めつけ」によって引き裂かれる社会
先の記事で、私は特定の国や外国人を「悪」とする人に掣肘を加えました。
かっちんブログ 「堅忍不抜」
『在日朝鮮人の民族教育を日本人の手で守ろう(漫画家 手塚治虫さんの記事)』記事より
https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12456974184.html
とりわけ日本社会では、自分たちの都合の悪いものは、すべて「反日」と「絶対悪」のレッテル貼りするわけですから、そういう声に押されて、在日コリアンの社会でも、子どもに民族教育を放棄する親が続出している現実があります。
‐意外と偏向していなかった!日テレの『朝鮮学校』特集その9‐
‐<追記あり>意外と偏向していなかった!日テレの『朝鮮学校』特集その10‐
2018年1月30日(火曜日) 『日テレ』報道より
正直、頭が痛いですよ。
この問題を真剣に考える人たちは、「日本社会の生づらさ」を目の前に、いつも暗くなります。
『日刊イオ』より
https://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/76b15e21d46eece7552bf0fc57068ca8
‐韓国メディアの朝鮮学校特集 その6(高校無償化『九州裁判』の行方)‐
・「レッテル貼り」すなわち『反知性』
話は変わりますが、動画50分16秒以後において大西氏がおっしゃっられた、「世の中の複雑性」を知ることに先立って、主に「右か左か」「社会主義か資本主義か」など、単純な二項対立に落とし込む行為そのものを『反知性』と位置づけ、みんなに物事の本質を「考えさせない」工作であると批判します。
その中で、アメリカ人だって中国人だって北朝鮮人だって、一人一人みんな違って、無数の人間がいるわけで、それを一つのレッテルに括って、あたかも「アイツは敵だ」と、終わりのない対立軸に嵌める愚かさに触れました。
今回、大西さんのお話を通じて、私自身いろいろなことを学びました。
<参考資料>
・『知性って何だろう?(Live配信 8/17 20:00〜)』
https://www.youtube.com/watch?v=f2dP2MRPNTQ
・かっちんブログ「堅忍不抜」 『今日のTBS朝鮮報道(あさチャンより)在日同胞はどう思ってる?&出演依頼が来ました。』記事
・2018年1月30日 『日テレ』報道
<ツイッター>
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