ぶっちゃけ友人もこれには悩まされましたね。

 

一部の理解者を除いて、朝鮮学校に対する認識は非常に偏っているのが現実でしょう。あまつさえ、ネットでは「スパイ養成所」などと、北朝鮮の出先機関であるデマを殊更に吹聴し、日本の憎朝感情と密接に関わって、何十倍にも膨れ上がっていきます。

 

 

 

 

 

これについて日本人の反応は大体予想できます。

 

ものすごい攻撃的な態度で、「それはお前たち反日教育をして、日本人を憎む教育をしているからだ。仲間外れにされるのも当然だ!」という具合に。

 

しかし実際は、日本人が無知なだけで、自分たちが思っていることを、ただ正当化したいだけの口実に過ぎません。浩瀚な歴史書を読み解いたり、フィールドワークや思考鍛錬を施すのでもなく、周りをイエスマンだけに固めて、「一定の結論」に導こうと躍起です。

 

一度でも人の話を聞いたり、建設的な関係を結ぼうとも思わず、そうした現実を今にまでしょっぴいて、その果てに「日本人は議論ができない」という事実が積みあがり、ただただ息苦しく閉塞した社会が、私たちを覆いつくしています。