【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
☆「医師が見せた『心肺蘇生を行わない説明・同意書』」の続きです
ばーちゃん(姑95歳・要介護3)の人工股関節が外れて、3日入院し、退院した日から、ロングショートステイになって、1か月が過ぎ、施設での初めての面会は、終始にこやかで、のびのび暮らしている様子にほっとしていたのだけど・・・
早朝5時半、施設からばーちゃんが救急搬送されたという電話があって、夫と病院へ。
10時頃、女医さんに呼ばれて、今の病状と検査結果を詳しく聞き、その後
「心肺蘇生を行わない同意を得る医学的根拠」の説明を聞いた後、
さらに
「心肺蘇生に関する決定事項」
について、女医さんは、一つ一つ、説明しながら私たちの考えを聞いて、チェックの印を入れていく。
先生「心臓マッサージ。これは、胸骨を圧迫して、かなり痛いと思います。肋骨が折れることもあるくらいですから」
夫「最後を迎えるのは、自然の方がいいですね」
先生「心臓電気刺激も、行わないでいいですか?」
夫「はい。延命して、そのあと治るわけではないですから」
先生「気管内挿管も、管を入れるので、体にかなりの負担ですから、やめておきますか? 今、酸素マスクをしています。状態が悪くなって、血中の酸素濃度が上がらなくなったら、圧力をかけて送り込む方法もありますが、肺に穴が開くリスクなどもあり、体に負担がかかります」
夫「処置によって楽になればいいですが、苦痛を感じるものは、すべてやめます」
先生「強心剤など昇圧剤は使用しないでいいですか?」
夫「はい。延命しなくてもいいです」
私「ちょっと待って! 本当にそれでいいの? 最後、間に合わなくて誰にも会えなかったら、ばーちゃん寂しくない? 昇圧剤なら痛みはないと思うけど・・・あっ、コロナだから、どっちにしても、会えない?」
夫「ばーちゃんが本当に、最後、誰かに会いたいって、思うかなあ?」
それで結局、「心肺蘇生に関する決定事項」には、すべてにチェックを入れることになったのだけど・・・
つづく
①「座骨神経痛になっちゃった~(>_<)」
②「座骨神経痛、あっかーん、いったーい」
③「神経痛のヨボヨボ嫁、車いす姑を泌尿器へ連れていく」
④「この顔はあかん!」
⑤「95歳ばーちゃんの足に異変が!」
⑥「姑が夜中に立てなくなっちゃった」
⑦「神経痛ヨボヨボ嫁、姑の介助がぁぁ」
⑧「ショートステイのスタッフが救世主に」
⑨「姑の足は思ったより悪いみたい」
「姑が反抗的バージョンに」
「介護タクシー、予約するのが遅くなって」
「姑にバルーン管とパック、初めて繋いでみた」
嘘つきばーちゃんに、夫の怒り炸裂」
「姑がサルバージョンに ~病院行く日なのに~」
「神経痛ヨボヨボ嫁、姑乗せたストレッチャーで暴走」
「姑は、人工股関節がはずれてた」
「姑(95歳)が全身麻酔・手術・入院」
「とても腹が立った夫の言葉」
「〇〇〇〇まみれの洗濯物、みんなどうしているのだろう」
「姑の汚れ物捨てちゃいたいけど…」
「姑の”都合の悪いことは聞こえないの術”」
「~こっちがガッカリする姑の言葉~」
「喫茶店でそれはあかんよ、ばーちゃん!」
「10分おきに、同じ質問をする姑(>_<)」
「姑のまだらボケに、腹が立たない方法」
「介護保険、使える時と使えない時がある??」
「介護保険使えないと、いくらになるんだろう(>_<)」
「姑の足は、もう自力で歩けない?」
「ケアサポートのスタッフがショートステイ先のスタッフに質問攻め」
「一気に進むばーちゃんのこれからのこと」
「介護施設に入るタイミングって、いつ?」
「ロングショートステイって、普通のショートステイと違うの?」
「「姑の施設申し込み」決断の時」
「鬼嫁に貯金を盗られたお陰で、負担限度額認定クリア(^^♪」
「施設入所へ。姑はどう思っているのだろう?」
「姑の「老人ホーム」のイメージは姥捨て山?!」
「友達が私を見て笑ったわけとは?」
「特養の順番待ち、基準は何かな?」
「介護って自治体によってかなり違うみたい」
「目指せ、可愛いばあちゃん♪姑が反面教師」
「嫁は親の面倒見るのが当たり前?」
→こちらから
「施設から面会OKの連絡、でも気がかりなことが」
「入所前とは激変した、姑の面会時の表情」
「姑が施設に入って、激変したわけ」
「姑は、施設が「老人ホーム」だと気づいてないかも?」
「姑が、施設でのびのびしているわけ」
「姑が施設に入って、私(嫁)も激変」
「信頼していたリハビリの先生から、ショックな言葉」
「リハビリの先生が言う”廃用”って?」
「後悔したくないから、今できることは・・」
「95歳姑が早朝、施設から病院へ救急搬送」
「救急搬送された姑の検査結果と病名」
「医師が見せた『心肺蘇生を行わない説明・同意書』」