【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
☆「介護タクシー、予約するのが遅くなって」 のつづきです
ばーちゃん(姑95歳・要介護3)を車椅子のまま病院へ連れていくために、
介護タクシーを予約しようとして、
やっと電話のつながった一件だったけど
「私たちはケアサポートで、介護タクシーだけをやっているわけではないんです。すでにお客様の送迎で、その時間はいっぱいです」
藁をもつかむ思いで、こちらの事情を説明して粘ったが、
ケアサポート「どうしても11時に、ご希望の病院に着くらいになりますね」
それでは間に合わないから、
「ありがとうございました」と言って切ろうとすると、
ケアサポート「ちょっと待って! 事情を聞いていると、何か出来ないかなと思いまして。診察券と保険証を用意しておいてくれたら、私が朝一番にそちらへ取りに行って、病院の受付に、代わりに行ってあげますよ、その後またおばあちゃんのお迎えに行きます」
私「あ、なるほど! それなら、病院の受付にさきに私、行ってきます。座骨神経痛だけど、それはできそうです。それで、そちらの来れる時間に、迎えに来てもらえますか?」
そういう方法があるのを全く思いつかなかった。翌日車いすで病院へ行く手段を確保できて、ひと安心
ばーちゃんの部屋へ行って、(膀胱につながる)バルーン管を、尿パックにつなげる作業にかかる。
ばーちゃん「なにそれ?」
私「尿パック。ここにおしっこがたまっていくから、夜中トイレに行かなくていいんよ。この前トイレに行ったあと、夜中の3時からずっと立てなくて動けなくなったでしょ? 覚えてる? だから、今晩は尿パックにつなぐね」
ばーちゃん「へええ」
私「いまこの管を、尿パックの管につないだよ。おしっこはここに流れて溜まっていくから、トイレに行かなくて良いんだよ。寝ぼけてトイレに行こうとしたらあかんよ!覚えといてね」
ばーちゃん「わかったー」
なんとなく、その返事に心もとない気はしたのだけど・・・
つづく