【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
☆「姑の足は思ったより悪いみたい」 のつづきです
ばーちゃん(姑95歳・要介護3)が
2泊3日のショートステイから帰って来た
ショートステイのスタッフさんは、かなりばーちゃんの左足が悪くて、ずっと車いすだったと言っていたけれど、まだ夫と私は半信半疑
私「ばーちゃんは演技うまいからねえ。スタッフが優しくしてくれるから、甘えたくてすごく悪いふりをしてたかも?」
夫「うん。わからんな。ちょっとばーちゃんの部屋に行ってくるわ」
私「いや、今はしばらく行かないほうが良い、呼ばれるまで行かないほうが良いよ」
夫「大丈夫。ばーちゃんにシップ貼りに行ってくる」
と言ってばーちゃんの部屋へ行ったのだけれど、二人の言い争う声が聞こえてくる・・・。
(ああ~、夫はやっぱり読みが甘いなあ・・・)
(↑と思ったのだけど、ばーちゃんは「トイレ行くから手を貸してくれるか~」と言うと思っていた私の読みも、外れていた)
ばーちゃん部屋へ行ってみると
ばーちゃんは足をベッドからおろしかけている。
ばーちゃん「トイレに行こうと思って」
夫「だから、トイレには行かれへんやろ?」
ばーちゃん「行けるよ。ショートステイでも、一人で杖ついて行ってたよ」
夫「痛くて足を下につけられないのに、どうやって行くの? こっちはスタッフの人から聞いてるんやから」
ばーちゃん「むこうでは夜も、杖ついてトイレ行ってたよ。そっちこそ何言ってるの?!」
夫「わかったわ、そしたら勝手にしろや! 途中で転んでも知らんから!
絶対助けに行かんからなあ!!」
夫は本気で怒っている
(たまに、ドス効かせて怖い声出すのは効果的だけど、本気で怒っちゃうと自分が疲れるよね…))
私「ねえ、ばーちゃん。トイレに行ったらあかんとは言ってないんよ。一人で行けるのなら、行ったらいいんよ」
ばーちゃん「さっきから一人で行くって言うのに、この人が横からゴチャゴチャ言うから」
私、夫に小さい声で
「カレーうどんが伸びちゃうから、先に食べようよ。ばーちゃんはベッドから離れられないから、食べやすいおにぎりと簡単なものを、あとでベッドに持って行くわ。ばーちゃんは、足を床に降ろしたら痛くて自分でわかるよ、だからしばらくそっとしておこう」
短期の記憶が抜けちゃったのかなあ・・・?
それにしても、ショートステイに行く前の夜明けは、昔なつかしい優しい頼りになるばーちゃんだったのに、今日はすごく反抗的。
その時その時によって、どうしてこんなに変わっちゃうんだろう
つづく