【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
☆「姑は、人工股関節がはずれてた」 のつづきです
姑(95歳・要介護3)が左足を痛がって、床に足をつけることができなかったのは、人工股関節が脱臼していたからだったとわかって、その日のうちに、全身麻酔、手術、そのあと三日ほど入院することに。
全身麻酔の前に、
お薬手帳が必要と言われて、慌てて家に取りに行き、またばーちゃんのいる病院の処置室に戻ると、その後は着々と手術の準備。
麻酔の先生に渡された、手術前のたくさんの書類にサイン。そのあと、
「手術担当の先生が来て説明します」
と言われてやってきた先生、よく見ると私の座骨神経痛の主治医やん
私「あっ、先生! 私、先生の患者です」
先生「おお、どっかで聞いた名前だと思ってたよ。で、大丈夫なの?」
私「足は、今もジンジンしびれてますよー」
先生「痛みは?」
私「太ももが痛いです!」
先生は ”だろうねー” って顔で苦笑。
先生「もう少ししたら手術室に移動しますから、家族控室で待機していてください」
私の骨髄炎の手術の時、
夫はそのまま控室へ行って、出ることができず夜までお昼を食べ損ねた。
夫の腫瘍の手術の時は、それを聞いていたから、しっかりその前にお昼を準備して控室へ。でも今回は、ずっと切れ目がなくて、準備できてない。もうすでに3時半だ。このままでは夜になる。自分から言わないと!(食事は最重要だもん)
私「すみません、わたし、まだお昼食べていません」
先生「あー、それは仕方ないね」
私「いそいで、売店で買ってきていいですか?」
先生「んー、じゃあ5分以内!」
(言ってみるものです)
手術室へ移動するベッドのばーちゃんと、エレベーターのところでお別れ。
「じゃあ、ばーちゃん、頑張ってね~」
と手を振ると、ばーちゃんも手を振っている
重大な病気じゃないから、気軽な感じでお見送り
つづく
①「座骨神経痛になっちゃった~(>_<)」
②「座骨神経痛、あっかーん、いったーい」
③「神経痛のヨボヨボ嫁、車いす姑を泌尿器へ連れていく」
④「この顔はあかん!」
⑤「95歳ばーちゃんの足に異変が!」
⑥「姑が夜中に立てなくなっちゃった」
⑦「神経痛ヨボヨボ嫁、姑の介助がぁぁ」
⑧「ショートステイのスタッフが救世主に」
⑨「姑の足は思ったより悪いみたい」
「姑が反抗的バージョンに」
「介護タクシー、予約するのが遅くなって」
「姑にバルーン管とパック、初めて繋いでみた」
嘘つきばーちゃんに、夫の怒り炸裂」
「姑がサルバージョンに ~病院行く日なのに~」
☆「神経痛ヨボヨボ嫁、姑乗せたストレッチャーで暴走」
「姑は、人工股関節がはずれてた」