【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
☆「こっちがガッカリする姑の言葉」 のつづきです
整形の診察と、股関節脱臼防止用の装具をメーカーの人につけてもらったあと、迎えのケアサポートさんの車を待っている間、ばーちゃん(姑95歳・要介護3)と二人で病院内の喫茶店へ。
初めは「いらんー!」と言っていたケーキをほおばり、大好きなコーヒーを飲むばーちゃん
私「久しぶりの、喫茶店のコーヒーだね」と言うと、ばーちゃんもにっこり
なんとなく平和な時間が流れ始めていたのだけれど・・・・
「トイレ行きたいねんけど」のばーちゃんの言葉…
(あー、始まったー)
ばーちゃんは、自力で膀胱から出す機能が弱まっているので、膀胱につながる管をつけ、そこから尿パックに流れるようになっていて、尿パックはなるべく見えにくいように、不透明な袋で覆われ、車いすの背中に括り付けられている。
私「ちゃんとパックの方に流れているから、トイレ行かなくても大丈夫」
ばーちゃん「そーかー」
そして10分もしないうちにまた、
「トイレ行きたいねん!」
わたしはまた、同じ説明を繰り返す。
そしてさらに、10分後
「トイレ行ったらあかんかなあ?」
さらにまた10分後、また同じ質問
こっちも同じ言葉を繰り返すのに飽きて、詳しく説明してみた。
私「トイレに行かなくても大丈夫だよ。車椅子の背中に括り付けてあるパックに、流れていってるから」
ばーちゃん「なにがー?」
いやいや、ほかのお客さんもいるのに、ここで
”○○○○”の言葉は、さすがにアカン!
それで、背中の方に回された管を、ばーちゃんにちょっと見せると
ばーちゃんは自分のセーターをまくり、おなかのあたりにある管を見ようとしている
私「あかんあかん、見ないでいいよ!!」
ここで、あの膀胱につながる管と尿パックの管の継ぎ目を、パッカーンとやられたら大変
大惨事になるぅぅぅ
何しろ、ばーちゃんは前科2犯(?)だからねえ
つづく
①「座骨神経痛になっちゃった~(>_<)」
②「座骨神経痛、あっかーん、いったーい」
③「神経痛のヨボヨボ嫁、車いす姑を泌尿器へ連れていく」
④「この顔はあかん!」
⑤「95歳ばーちゃんの足に異変が!」
⑥「姑が夜中に立てなくなっちゃった」
⑦「神経痛ヨボヨボ嫁、姑の介助がぁぁ」
⑧「ショートステイのスタッフが救世主に」
⑨「姑の足は思ったより悪いみたい」
「姑が反抗的バージョンに」
「介護タクシー、予約するのが遅くなって」
「姑にバルーン管とパック、初めて繋いでみた」
嘘つきばーちゃんに、夫の怒り炸裂」
「姑がサルバージョンに ~病院行く日なのに~」
「神経痛ヨボヨボ嫁、姑乗せたストレッチャーで暴走」
「姑は、人工股関節がはずれてた」
「姑(95歳)が全身麻酔・手術・入院」
「とても腹が立った夫の言葉」
「〇〇〇〇まみれの洗濯物、みんなどうしているのだろう」
「姑の汚れ物捨てちゃいたいけど…」
「姑の”都合の悪いことは聞こえないの術”」
「~こっちがガッカリする姑の言葉~」