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穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

偉大なるマエストロ、すぎやまこういち先生の訃報に接し、ここにトリビュート記事を。

 

 

 

すぎやま先生といえばやはりドラクエシリーズ。この名作ゲームのために、綺羅星のごとき多くの名曲が書かれましたな~。いったい、どんだけの人たちの脳裏に刻み込まれたことだろうか…。

 

 

 

 

絶対に外せない序曲、大好きな「V」ヴァージョン。

 

 

 

 

少数派かもしれないけど、

「Ⅳ」のこれ、「呪われし塔」って曲だったのか。めっちゃ印象に残ってるな~。

 

 

 

 

 

 

そして、わたくしがプレイした、今のところ最後のドラクエである「Ⅷ」のこれ。

「神秘の塔」って曲。なんて素晴らしい曲なんだろうか…。

 

クリアしてからも天空の祭壇近辺でひたすらレベル上げしてた時に聴きまくっていたけど、どんだけ聴いても飽きることがなかった記憶(笑)。

 

 

 

 

ただのガキを勇者にしてくれた素晴らしい楽曲の数々、忘れません。合掌。

 

 

 

 

【鹿背隧道 / 萩市】

 

記事リスト~山口県(自治体別/五十音順)

 

・阿武町(阿武郡)

尾無隧道

八幡橋

 

・岩国市

チョットあんた!!

釣上隧道 《全2回》

寂地峡の木馬道隧道群と五竜の滝 《全4回》

高鉢山第3トンネル&大滝橋

深谷大橋《全2回》

南桑隧道

 

・宇部市

旧船木鉄道・大棚隧道

渡瀬橋 《全2回》

 

・下松市

山口県●●局のトンネル

 

・周南市

松室大橋

大足谷隧道

 

・萩市

平安橋

長門峡発電所のコンクリートローゼ橋

旧・矢代隧道(廃)

湯之瀬隧道と江舟口第一隧道(廃)《全2回》 

 

・防府市

錦橋《全2回》

 

・美祢市

U部興産伊佐セメント工場の橋(廃?)

 

・柳井市

さぎをとんねる 《全2回》

 

・山口市

徳佐川橋梁

佐波川ダム

釣山隧道 《全2回》

 

 

2021年9月26日、初めての長州遠征2日目、夕刻。今回の遠征のメインターゲットの一つにやってきた。メインターゲットにもかかわらず、写真三枚で完結するというコンパクト仕様(笑)。

 

 

 

記事タイトル「徳佐川橋梁」だけで、わかる人にはわかるはずだが、

ハイこれ!!ド逆光(爆)あっ、場所コチラ

 

業界(どこの?)では言わずと知れた、ラチスガーダーの鉄道橋梁。ラチスガーダーについては、以前記事にした田君川橋梁にて詳しめに書いているので、そちらを参照いただきたいが、我が国での現存数わずかに三例のみという、非常にレアなものである。

 

 

今回、遠征先を山口県に決めたのには、この橋梁を訪ねたい、というのが確かにあった。現存する三例のうち、その後竹野川橋梁も訪ねることができ(記事は未)、残すは徳佐川橋梁のみ。そうなれば、やはりコンプリートしたいというのが人情ってもので(笑)。この日、こうして念願が叶った。

 

 

 

それは嬉しいんだが…並走する道路から眺める以外にどうしようもないっていうのが(笑)。

 

 

 

ぜひ降りて鑑賞したかったが、どうにも降りようがない。線路の反対側からならあるいは、って感触だったが、回り込むには結構な距離がある。悲しいかな、今のわたくしにはそこまでの時間がない。

 

つうわけで、いろいろ撮ったは撮ったが、変わり栄えしないので、記事では三枚しか使わない、と(笑)。

 

 

 

 

 

 

その二枚目写真。

ラチスガーダーと、堅牢な石積み橋台のハァモニィを…って、あれは?

 

 

 

 

 

 

 

あんなところにひっそりと、

選奨土木遺産のプレートが。

 

 

 

かくして、三つのラチスガーダー橋梁コンプリート。ド逆光ではあったが、案外これもラチスの透け感が美しく見えて悪くなかったな~。

 

 

そんな感想で、この場を離れた。

 

 

 

 

おまけとして、わたくしが道路橋でこれまで唯一見つけたラチスガーダー橋である伊佐野川橋も併せてご紹介しておく。道路橋で他にラチスガーダー橋をご存じの方は、ぜひ教えていただきたい。マジで。

 

 

 

 

以上。

 

 

【前篇】より続く。

 

 

 

 

 

これはまた…

過去お目にかかった覚えがあまりないビジュアル。なんか隧道というより…坑道入口のような。

 

まさか…先ほどご婦人から聞いた鉱山…じゃないよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坑道というイメージを強めるのは、

一切明かりの見えない素掘りの洞内のため。

 

とはいえ、そんな気がするだけ。風が通りまくってるわけではないものの、閉塞隧道のあの澱んだ空気感はない。実際は単なる隧道だし、延長もそんなになさそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、この坑口部分の補強だけは…

なかなかのレアケースかと。

 

こんなペナペナなコンパネ?程度でどんだけの効果があるのか…。台帳に載ってる隧道だから、お役所が此処にはこれで良し、と判断したってことなのだろう。コスパいいな(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、この洞内。

現役(一応)として行政が管理している隧道としては、究極になにもない。洞床までも含め、完全素掘りの無照明とは、こりゃ凄いな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し進入したところで、

久々の暗闇を愉しむの儀

 

…なんだが、こうして照明を消してみると、ほんのわずか明かりが見えた。写真でわかるかな?中央ちょい下…汚れじゃないのよ(笑)。やはり途中で曲がっているだけのようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに同じ場所で

フラッシュ・オン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう少しだけ進んでみると…

はい、向こうの明かりが見えました~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好きだな~この瞬間。

ホッともするし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後はまた微妙に

右曲がり。かつ少し幅員も広がっている。けど普通車でもなかなか厳しかったでしょうな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

再度フラッシュ・オン。

うーむ、いつも書いてるけど、やっぱりフラッシュ焚くと情緒がないよな(笑)。あんま好きじゃない…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隧道を抜けた道は、

さらに続いていく。

 

これを辿っていけば遠からず鉱山があるのだと思ったが、なにぶん時間がないので、ここまでとした。まあわたくしの目的は隧道だけなので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り返り~の坑口。

こちらは何の補強もされていない。まるで洞窟。

 

 

帰ってから調べたところ、この奥にあったのはタングステン鉱山である「喜和田鉱山」。1992年に操業停止、2005年に閉所となった、「日本最後のタングステン鉱山」だったのだそう。坑道はすべて閉鎖されているものの、事務所跡などは残っているとのこと。

現在の道路ができる前には、隧道擁するこの道が鉱山へのアクセス道路だったのだろうか?こんな道で鉱石の搬出ができたとは思えないが、あるいは単なる近道?このへん、よくわからないままだ。

 

 

ちなみにこの釣上隧道、完成は1950(昭和25)年とのことなんだが…なんか疑問が残る。戦後に掘ったこの短い隧道で、あんなに曲がることってある?あれが測量ミスによるズレによるものでないなら話は別だが。

1950年って、すでに喜和田鉱山がタングステン鉱山として本格稼働し始めてから14年も経った時期。そんなタイミングで、生産体制になんら寄与しなさそうな、こんな貧弱な隧道を新たに掘るかね?

 

 

 

 

 

これ、帰りに気付いたのだが、

天井部のこの三角形の掘り込み、観音掘りじゃないのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

これは参考写真、千葉県の柿木台第一隧道(記事にはしてない…)

観音掘りとは日本古来の掘削技術で、このような天井部の尖りが特徴である。ざっくり言うと、この形状で地圧を逃がして崩落を防ぐ…ものと理解している。ちなみに、この柿木台第一隧道は1899(明治32)年完成だそう。

 

 

 

 

 

 

 

釣上隧道のこれが観音掘りだとすれば、

もれなく古い…それもかなりの古洞であるということになってくる可能性があるのだが…。どうなんだろう。

 

 

 

 

 

 

戻りに動画を撮ったので、よろしければ。

この観音掘りっぽい部分には、動画を撮ってるときに気付いた。なので先の写真は、この動画からのキャプ画である。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな目で見れば、この道だって、

そうそう新しい道にも見えないな。

 

まあ、例によってこれ以上調べないんだが(笑)。

 

 

 

 

以上。

 

 

2021年9月27日、初の長州遠征の3日目・最終日も大詰めとなってきた15時44分。やってきたのは岩国市・二鹿地内。

最終日、ここだけは押さえておきたくて、日暮前には探索できるように橋巡りを途中で切り上げてこちらへ回ってきた。つまり、わたくしの中でメインターゲットのひとつだった。

 

 

 

ここを知ったのはたまたまで、ホントお世話になりまくりの「全国Q地図」様(改めて「様」をつけていこう・笑)を下調べで見ていた時。

 

こんな感じで、

点線道上、隧道表記もなにもないところに「釣上TN」なる表記を見つけてしまったのだった。

 

隧道表記はないものの、確かに地形図的には完全に「ある」感じのポイント、かぐわしい香りが立ち昇るようだ(笑)。すぐに検索してみたら、いくつかのレポートがあることが分かった。かくして候補地確定、レポートはあえて見ないようにした。つまり、どういう感じなのかはあえて知らずに来た、というわけ。

 

 

 

 

つうわけで。

この橋を渡って進んだ先に、アイツがいる。現在地コチラ

 

橋の手前のお宅前にご婦人がおられたので挨拶すると、「鉱山見に行くの?」と尋ねられた。「そこの上のトンネルを見に行くんです」と答えたものの、そうなのか、ここらに鉱山があったのか~、と。そういえば、ここへ来る途中でもなにか案内を見かけたような…。

 

 

 

 

 

 

 

入口より。

家屋が見えるが、すでに無住となっているようで、もはや生活の匂いはない。

 

 

 

 

 

 

 

通り抜けた先に、

何か見えてきた。あれはきっと…?

 

 

 

 

 

 

 

ビンゴ。

釣上トンネル 通行止

この先 通り抜けできません

岩国市役所道路課

 

ハイハイ、やっぱそういう感じね。驚きは全くなかったし、にわかに心細く狭まった道の感じも併せ、期待値は高まった。

 

 

 

 

 

 

道はほどなく、

森の中へと分け入っていく。

 

 

 

 

 

 

 

道に沿っては電線と真新しい電柱が立っていたのだが、

そこには「鉱山分線」と。隧道を擁するこの道が、鉱山へと向かう道だったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森へ入ると道は一応復活したものの、

この状態。隧道が通れない以上、車も入ることはないのだろう。幅員的には、普通車でもギリ行ける…かな。泣きを見そうだが(笑)。

 

けどこれ、決して廃道ではない。山仕事などで定期的に使われているはずだ。でなければこんなにいい状態ではいられないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

とか言ったものの、

一か所、このように電線に倒木がのしかかっているところがあった。

 

遠目には電線がこれ以上下がってこないように枝を渡して支えてるんじゃないか、と思うくらいの絶妙な位置だったが、無論そんなわけなかった。つい最近こうなったのか?放置していていいものやら…。

 

 

 

 

 

 

 

やがて現れたのは、

ぽつねんと立つ、カーブミラー。いい感じの舞台装置。

 

実際のところ、もっとエグイ廃道を予想してきたのだったが、こんなラクチンに進んでこれて拍子抜け。

 

 

 

 

 

 

 

 

さほど距離はなかったはず。もうそろそろじゃないか、

と思い始めたら、ちょうど。

 

 

 

 

 

 

 

キタね?

キましたね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしこれは…

おおおお~。

 

 

 

 

 

【後篇】に続く。